夏の那須高原

旧盆に、夏の終りの那須高原近くに行った。
いつものお約束で、那須アウトレットへ買物に行ったが、いつもの通り那須どうぶつ王国から出張して
来ている動物がいた。とても愛らしくて、子供達に人気だった。

 

帰り道、青木別邸のひまわりを見に寄った。咲いて間もないので、花に勢いがあって素晴らしかった。
ただ、ひまわり畑は何故かいつもの半分で、一寸寂しい気がした。周囲にはひまわり以外の花もあり、
結構楽しめる。


 

 
 

車を走らせながら、田畑の様子を見ていて、稲の穂を垂れ始めた所や、トウモロコシの実が付いて
いる様子を写真に撮った。他所の場所では、蝶や一面のサルビアも見られた。

 
 

15日には、塩原のハンターマウンテンゆりパークに行った。ここも毎年のように行っているが、
お盆の時期は一寸遅めで、リフトで上がった所の白樺の丘が見頃だ。白樺の林の下に、一面に
咲く百合は見事だ。白樺の幹の白と百合の色が調和して、とても素晴らしい。百合の花そのものも、
様々な色や形があって、見飽きる事がない。白い百合も見事なのだが、直ぐに斑点が出てきて、一寸
汚く見えるので、見る時期がなかなか難しい。

 
 

 



 

同じ色を集めた所も素晴らしい。また、珍しい八重の百合も見られた。敢えて違う色の百合を集めて
いるのもなかなか良かった。リフトを降りた所にはレストランもあり、ゆり根のピザを食べたが、
まずまずの味だった。前はスキー場の展望も良く、ゆりタワーも造られていた。



そこからゲレンデを歩いて下りた。途中にもずっと百合が植えられているが、こちらは時期が遅かった
ようで、散ったり汚かったりする花が多かったのは残念だった。ゲレンデの脇の草むらには、ヒヨドリ
バナの蜜を吸うアサギマダラの姿があった。また、赤とんぼが沢山飛んでいて、百合の蕾の先に止まって
いるのがあちこちで見られた。




 
 

下の方に下った所のゆり平原には、地元の中学生が植えたデザインゆりがあり、とても見事だった。
どこに来ても赤とんぼがいた。花の方は終わりかけと言いながら、所々に素晴らしい花もあって、
最後まで楽しむ事ができた。



百合の花を堪能して、西那須野の家に帰った。