トルコ紀行(4)

トルコ紀行

9日目 イスタンブール観光~イスタンブール空港(夜)

いよいよ最終日。イスタンブール観光の前に、OPのボスポラス海峡クルーズに参加した。出発前に
エレベーターから朝のホールの様子を撮影した。そして、朝食後最後の観光に出発した。
クルーズの前に、リュステムパシャ・モスクに行った。ここの内部は、殆どがタイル貼りで、それも
様々な模様のタイルで埋め尽くされており、とても見事だった。タイル一つ一つの模様も素晴らしい。
床の絨毯も素晴らしい。外部に貼られたタイルも素晴らしいものだった。見学後、クルーズ船乗り場
迄歩いたが、街の金物屋や水タバコ屋が面白かった。植え込みの所には、小鳥の姿があった。

 

 

 
 

そして、クルーズ船に乗り込んだ。たった8人で贅沢に貸し切りで、ゆったりとして良かったが、
朝一番はかなり涼しかった。出航してしばらくは、周辺の観光スポットが 良く見えて素晴らしい。
暫くして、ボスポラス大橋が見えてきた。また、左手の港には巨大なクルーズ船が停泊していた。
恐らく地中海クルーズの船だろう。その先には、ドルマバフチェ宮殿がある。橋の袂にはオルタ
キョイ・ジャミィが見えた。その先のレストランには、満開のフジの花が遠目にも良く見えた。
そして、第2ボスポラス大橋が見えてきて、手前にあるルメリ・ヒサールが素晴らしい。

 
 

 
 

船は第2ボスポラス大橋の手前でUターンした。左手のアジアサイドには、高級住宅も見え、季節柄
ライラックの花が沢山見えて素晴らしい。この海峡には、夥しい数のクルーズ船が運行されていて、
行き交う船も多いし、多くの港には、クルーズ船が沢山繋留されいる。港が近づくと、クズ塔とウス
キュダルの街が見えてきた。この街が、あの歌に歌われた街らしい。新市街側には、ガラタ塔が手に
取るように見える。いよいよ帰港で、ガラタ橋や下層のレストラン・電車が見える。

 
 
 
 

クルーズ後、OP不参加組と合流する間、昔の刑務所を改装したビルに入った。そこには高級店が
幾つかあり、殊にランプの店は素晴らしかった。合流後、昼食となったが、そこの店員が可愛かった。


 

その後、イスタンブール観光となった。この日はスルタンアフメット公園周辺だけの観光で、バスを
降りて歩き回った。イスタンブールでは、チューリップフェスティバルが開催中で、至る所にチュー
リップが植えてある。私のトルコ旅行の目的の一つは、チューリップを見る事でもある。最初に入場
したのはトプカプ宮殿で、まず宝物館に向かった。トルコの休日がらみで凄い混みようで、入口には
長蛇の列が出来ていた。周りの建物は修復中が多く、工事個所には完成図のシートが張られていて、
興味深かった。

 

 
 

宝物館は撮影禁止だったが、バルコニーからはOKで、ボスポラス海峡が良く見えた。次の所に
並んでいる時に、可愛いヘア飾りをした女の子がいたので、撮影させて貰った。そして、チュー
リップ、チューリップ。外にも八重桜やライラック、アンズ等も咲いていて、春を感じた。
彼方此方回されて、何の建物か分からなくなっていたが、次はブルーモスクに向かった。


 
 
 
 
 

ブルーモスクでは靴を脱ぎ、女性は頭を隠さなければならない。中に入ると、窓が多い為とても
明るいのには驚いた。大方のモスクは薄暗い。明るい為、内部の装飾が一段と鮮やかに見える。
窓のステンドグラスがまた素晴らしい。

 

 

次は、アヤソフィアに向かった。途中、ヒポドゥロームのオベリスクを見た。途中の公園の花も
綺麗だった。また、可愛らしいパトカーもいたが、普段は車中で待機しているのだとか。

 
 
 

アヤソフィアは多くのモザイク画が有る事で有名で、至る所にモザイク画があった。モスクにキリスト
というのも一寸違和感があるが、東西文化の融合という事だ。各所の柱やアーチ、大理石も素晴らしい。

 
 

 
 

公園にはチューリップの絨毯があり、見学用の橋は渋滞していた。チューリップは彼方此方でまだ
美しく咲いていた。車道には路面電車が頻繁に走っている。ここからグランドバザールに向かったが、
途中の歩道脇の小壁に、陶器のクズで作ったの見られるモザイクがあり、面白いので撮影した。

 
 
 

グランドパサールに来た。 中は人でごった返していた。面白そうな店が沢山あるが、大きな物を買う
訳にもいかないし、時間もないし、値段も分からないしで、指定された日本人の店でそこそこ買って
終わりにした。店の人がピースをして写真に納まってくれた。その後、港の方に歩いて行ったが、途中
にも面白い店が沢山あり、大勢の地元の人が買い物に訪れていた。

 
 
 
 

港近くで、最後の晩餐となった。通りではカモメが月を背に乱舞していた。後は空港に向かうだけ。
途中、ヴァレンス水道橋の脇を再び通り、空港に到着した。

 

 10日目 イスタンブール空港(深夜)~成田空港(夕)

深夜、イスタンブール空港から成田空港行きのターキッシュエアラインに乗り込み、帰国の途に
ついた。日本の上空に差し掛かると、立山らしき山が目に入った。成田に近づくと既に夕方で、夕陽
が綺麗だった。また、霞ケ浦の近くにある田んぼが、光ってとても綺麗だった。遠くには筑波山の
シルエットも見えた。やっと、日本に戻って来た。

 
 

トルコ紀行完

トルコ紀行(4)」への1件のフィードバック

  1. 鈴木さんの別の楽しい面を拝見させていただきました。ありがとうございました。お気に入りに入れましたので家内とゆっくり楽しませていただきます。ピンポンも鈴木さんなりのぺースで楽しんでおられるわけがわかりました。では又。伊藤博信

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