盆休みに那須へ帰省して、周辺を歩き回った。出掛ける前に庭に咲く花を撮影してみた。
最初に向かったのは、とちぎ明治の森記念館。旧青木家那須別邸前の庭には、ひまわりが満開に
咲いていた。生憎小雨が降ったり止んだりで、傘が手放せなかった。それでも、ひまわりは見事で、
見応えはあった。ひまわり畑の周辺には花畑があり、ナツズイセンやアナベルが見事だった。
帰り道、沿道の田んぼアートに立ち寄った。毎年違った図柄で楽しませてくれる。今年は、第2
会場もあるというので、塩原市関谷に向かった。雨もまた降って来て、ほかに誰も訪れる事もなく、
静かにアートを楽しんだ。
日を改めて、黒羽の簗場に行って、アユの塩焼きを食べた。テーブルの頭上には、鯉のぼりならぬ、
アユのぼりがあった。脇では、店の人がせっせとアユを焼いていた。簗場は、夏休みとあって親子
連れで溢れ返っていたが、肝心のアユの姿は無かった。
その後、伊王野の道の駅へ足を延ばした。相変わらず、鉄の水車が回っていて、その前の水路には、
ハッチョウトンボ(?)が多く飛んでいた。そこに咲いていたサルスベリも綺麗だった。
翌日、那須の温泉宿に一泊した。宿へ行く前に、再びとちぎ明治の森記念館へ行き、ひまわり畑
を見た。この日は天気も良く、青空を背にひままりの花が映えていた。周りのナツズイセンその他も
素晴らしかった。
その後、藤城清治美術館に初めて行った。門の前の塀上には、影絵のキャラクターがいて出迎えて
くれた。また、入館するまでの、彼方此方にある猫の影絵オブジェが 楽しい。通路脇にはアジサイ
の花も咲いていた。別棟の教会のステンドグラスも素晴らしい。
まだ時間があったので、那須フラワーワールドにも行った。この時期はケイトウが一面に植えられて
いて、素晴らしい眺めだった。園内を廻っていると、雲行きが怪しくなってきたので、速足で廻った。
ケイトウのほかにも、バラ、百日草、ダリヤ等が植わっていて見事だ。ひとしきり見終わると、急に
雨が降って来て、暫く足留めを食ってしまった。
それでもまだ時間があったので、次に話の種にテディベアミュージアムに行ってみた。言わずと
知れたテディベアを集めた所だが、古い物から新しい物まであって、結構楽しめる所だった。
暫く時間を潰しても、まだ雨は降り止まないので、併設のテディズガーデンという喫茶コーナーで
お茶をした。インテリアも飲み物もテディベアをあしらっていて、楽しい所だった。
雨も小降りになって、やっと旅館に向かったが、到着すると生憎の土砂降りで、やっとの事で中に
入った。後は、栃木牛を食べて、御用邸と出所が同じという温泉に入って、翌日は真っ直ぐ帰った。