馬頭の正月

ここ毎年、正月には西那須野で過ごすが、決まって初詣に乃木神社に出掛ける。そして、夕方には
烏ヶ森公園で夕日を見る。今年は5分遅れで、既に日が沈んでしまっていた。

翌日、昨年暮れに話題になった、新国立競技場の設計者、森のくまさん設計の建物が馬頭にある
というので、その建物を見に出掛けた。それは那珂川町馬頭広重美術館で、車で40分程の所にある。
建物は木とガラス、鉄で構成されたシンプルな物で、新国立競技場を髣髴とさせる建物だった。
特徴的なのは、八溝杉の格子が壁と屋根、天井に連続して細かく配置されている事だ。明るくて
軽いようで、落ち着きのある風格を感じさせる建物となっている。これを見て、新国立競技場の
完成が待ち遠しいような気になった。正月の飾りも素晴らしい。また、展示しているのが江戸名所
と広重展で、東京の近所の昔の姿が描かれていて、何とも楽しい展示だった。

 

この建物のすぐ裏には、乾徳寺があって、ついでに初詣に立寄った。そこは、四季折々の花が咲い
ている花の寺で、一度来てみたい所でもあった。ただ、この時期花は殆どない。参道には夜間の
お参り用のろうそくが立ててあった。境内には、いかにも禅寺らしい手書きの行灯が彼方此方に
置いてあり、何か癒されるものがあった。次は、花の時期にまた訪れたいと思っている。

        

今回、馬頭広重美術館だけはどうしても見ておこうと思っていたので、見られて良かった。

イルミネーション2015

2015年暮れに歩いた、イルミネーションを集めてみた。
最初の4枚は目黒川みんなのイルミネーション(冬の桜)。1枚目は家ベランダから、ほかは家の
すぐ近くで撮影した。

 
 

次からは丸の内イルミネーション2015で、東京駅から有楽町方面に歩いた。今回は著名人の像が
ベンチに座っているものが飾ってあった。写真にあるのは澤穂希、夏目漱石。所々にクリスマス用品
や食べ物の売店が出ていた。

 
 
 

丸ビルでは中にスケートリンクが設置され、羽生選手の像があってツーショット写真が撮れる。

 
 

しばらく歩いてからお濠端に出た。お濠の水面にはビルの明かりが反射して素晴らしい景色だった。

 

そこから、日比谷公園に向かった。公園の噴水広場では、東京クリスマスマーケット2015が開催
されていて、大勢の人で賑わっていた。ステージテントでは、ドイツから来たバンドが演奏していた。
会場には沢山のブースがあり、クリスマス用品やドイツ料理、ビールが売られていた。折角なので、
私もソーセージとビールでドイツのクリスマスの雰囲気を味わった。噴水の反対側には、クリスマス
ピラミッドがシンボルとして建てられ、光り輝いていた。また、各ブースの屋根には色々なキャラ
クターが乗せてあって、楽しい雰囲気を醸し出している。

 
 

 

 

ひとしきり楽しんだ後、汐留のイルミネーションに向かった。途中、帝国ホテルや銀座のイルミも
見ながら汐留に着いた。汐留駅の今回の飾りは、汽車ではなくメリーゴーランドだった。そして、
カレッタ汐留イルミネーション2015の会場に到着。今回は、『カノン・ダジュール Canyon d’Azur
~青い星の谷~』と銘打ったものだ。青一色ではあるが、点滅したり色が変わったりして幻想的だ。
最後は日テレ前のサッカーボールのイルミで、イベントもあるようだった。

 
 


 

今回は余り歩かなかったので、一寸物足りない気分だった。