那須簑沢の彼岸花

茂木の彼岸花を見に行った翌日、10月3日の朝に、庭に咲く花を撮影した。

そして、この日は那須簑沢の彼岸花を見に行った。前日の彼岸花は少し早かったので、大分北の簑沢は
早いかと思ったが、案に相違して、白っぽくなった花が多く見られた。ここでは、稲の刈り入れを遅く
している所があり、彼岸花の赤と稲の黄色の取り合わせが素晴らしい。赤とんぼもちらほらと見られた。
この日は土曜日にも関わらず、人出もそれ程多くなく、ゆっくりと彼岸花を愛でる事が出来た。







その後、伊王野の道の駅へ行き、名物のそばを食べた。いつも行列で諦める事が多いが、幸いにも
ソーシャルディスタンスで食べられた。周囲ではソバを作っており、彼岸花とソバの花のコラボが
見られた。


簑沢は、時期が来るとよく訪れる所だが、今年は心なしか寂しげであった。

茂木城山公園の彼岸花

栃木へ行く用があったので、茂木の城山公園へ彼岸花を見に行った。
ここ1年半ばかり、事情があったのとコロナの影響で、ブログの更新が出来なかった。今回久しぶりに
写真を撮りに行けたので、とても良かった。東京近郊では、彼岸花まつりが中止になる所が多く、
がっかりしていたが、栃木辺り迄来ると、彼岸花まつりは開催されていた。
10月2日の平日に行ったので、それ程の混雑もなく、ゆっくりと彼岸花を眺める事が出来て良かった。
ここでは、山の斜面に彼岸花が咲いており、とても良い雰囲気であった。駐車場から橋が架けられて
おり、橋を渡るとそこに彼岸花が一面に咲いている。入り口に七分咲きとあったが、十分な花の量で、
とても見応えがあった。




遊歩道を歩いて下ると、彼岸花の先に茂木の町が目に入る。見晴台もあり、茂木の町が一望出来る。
赤い花の中に、所々に黄色いリコリスが咲いていて、とても目立っている。何かは分からなかったが、
歌碑や石碑があった。それにしても、斜面を埋め尽くす彼岸花は見事であった。






時々蝶もやって来たが、羽の先がびりびりでちょっと哀れに感じた。一個所、シダの葉と混在している
所があり、とても素晴らしい。

彼岸花というと、忌み嫌われる事もあるが、私はこの花が大好きで、お彼岸が近づくとワクワクする。
多いときは5、6か所見に行った事もあるが、今年はここが初めてだ。花の色は一見毒々しく見える
けれど、花の形を良く見ると、とても愛着を感じるのだ。


偶然にこの場所を見つけて、良い時期に来られたのは幸いだった。