2月23日の富士山の日に富士五湖周辺とさがみ湖イルミリオンに行った。バスツアーだったが、乗り込みが
家の近くの五反田駅前なのと、時間が遅いのが魅力で行く事にした。
最初に行ったのが、河口湖庭園美術館-オルゴールの森-で、河口湖畔にあり、昔のオルゴールが沢山展示
されており、時間によっては実演もしている。かなり大きな物から小さな物まで、多くのオルゴールが展示
されていて、物珍しい。オルゴールの実演も写真にある大きな物を聴いたが、懐かしさもあり面白かった。
庭園の建物前の池では、からくり人形の動きに合わせた噴水ショウを見る事が出来た。また、庭には
スワロフスキーを全体に絡めたがあり、陽の光に煌めいて大変素晴らしかった。そこの売店では、オルゴール
やグッズが販売されていたが、取り敢えず土産に音符のチョコを買った。天気が良ければ、河口湖越しに
富士山が見える筈だったが、残念ながら雲で見る事が出来なかった。
そこから西湖いやしの里根場に行った。そこはかぶと造りの茅葺民家集落で有名だったが、台風災害で
消失した為、近年再現されたという事だ。昔の事は知らないが、多くの茅葺民家が再現されていると共に、
それぞれを展示館や資料館にしたり、色々な店にしたりと、良く工夫されていて、楽しい所だ。丁度時期
的に雛飾りがあり、沢山のお雛様が飾られていた。また、吊るし雛も彼方此方にあり、華やかだった。
そして、富士山の世界遺産記念の吊るし雛も有ったし、富士山麓の天然水なる物も売っていて、意気込みが
感じられた。茅葺の民家も、再現されたとは思えない程良く出来ていた。ここからも富士山の眺めが良い
筈だったが、上の方には雲が掛かって頂上は見る事が出来なかった。
その後、宝石店に連れていかれたが、取り敢えず買う物は無いので、屑真珠の写真を撮り土産を貰って
最後の目的地、さがみ湖イルミリオンに向かった。その頃から富士山の山頂も姿を見せ出してきて、途中
の車窓からは素晴らしい笠雲も見る事が出来た。
いよいよさがみ湖イルミリオンに到着だ。まだ日が落ちきらないので、イルミネーションは点いたが、
一寸間が抜けた状態だった。その日はクラブツーリズムの貸し切りで、炭酸の沢山のツアーバスが来る
筈だったが、時間的に早く着いてゆっくりと行動できた。まず混まない内にと、観覧車に乗り込んだ。
乗っている内にだんだん暗くなり、やっとイルミネーションが映える時間帯になった。ここからの眺望は
とても良く、園内の全景は勿論の事、相模湖も良く見えた。ここのイルミは赤・青・緑の3つのゾーンで
構成されていて、それに光のナイアガラ・光の宮殿等がある。
青いエリアは光の海と名付けられていて、海の生物が彼方此方にいて、とても楽しい。光の宮殿では、
噴水ショウがあり、宮殿の姿がそれと共に変化するのも楽しい。基本的にイルミネーション以外は真っ暗
で、山の中でイルミネーションだけが光り輝いている。
観覧車は山の上にあり、中央に富士山を模ったイルミが光っている。そこへのアクセスはリフトで、
その下もイルミで飾ってあるのが面白い。全体に地形を生かした造りで、大変面白かったが、順路が
ゾーン毎になっていて、他のゾーンとの連絡が良くなかったのが残念だった。
帰り際には小雨がぱらついてきたが、総じて天気が良くて十分楽しめたツアーだった。