8日の日曜日に、目黒川の上流を歩いてみた。
中目黒駅から大橋まで、川の上に桜が覆い被さっている。
桜並木は大橋で終わりのようだった。
朝の10時前というのに、結構な人が歩いていた。犬も仲良く花見のようだ。
といっても、昼過ぎの混雑の様とは比べようもない。
桜はほぼ満開とはいえ、まだ蕾が多い木もある。
10時前後では、両岸の桜に日が当たってとても具合が良い。
水面の反射も綺麗に見える。そこここに鷺も来ているし、亀もいるようだ。
昔の目黒川からは想像もつかない位に、綺麗な水が流れている。
下水の処理済みの水も大いに役に立っているようだ。
この様な、社会的な努力が実を結んでいるのは、喜ばしい限りだ。
大橋ジャンクションの巨大なループのランプにも驚いた。
まだ工事中だが、ここの空中庭園も楽しみだ。
目黒川の桜だけでは物足りないので、一寸足を伸ばして
代々木公園の桜もみる事にした。
途中、渋谷のNHK脇では、いつもの休日のように、催し物を
やっていた。ロッククライミングとか、オフロードの体験とか。
やっと通り過ぎて、目的の代々木公園に辿り着いた。
11時を過ぎていたので、既に大宴会が始まっていた。
桜の下は足の踏み場も無い状態で、写真を撮って歩くのも
骨が折れる状況であった。人は居なくても、ブルーシートで
広大に陣取っている所も多々あった。このブルーシートは
写真撮影の大敵で、どこにカメラを向けても青が写ってしまうのだ。
また、ここではルールは殆ど無いようで、全員が自由奔放に振る舞っていた。
外国の方が非常に多かったのにも驚いた。勿論、宴会をやっている方々だ。
こんな所にも、日本の最高の文化が根付いているようで、嬉しかった。
折角だから桜だけの写真も掲載する。
まだまだ今年の花見は終わらない!