3月22日に、六義園と小石川後楽園のしだれ桜を見に行った。こんなに早く咲いたにも
関わらず、テレビで放映があったという事で、大勢の人が来ていた。
最初に駒込の六義園を訪れた。シダレザクラはほぼ満開になっていた。いつ来ても見事さに
変わりは無いが、咲き始めて直ぐに満開という感じで、より華やかに感じた。快晴にも恵まれ、
花びらは光り輝いていた。
池の畔に出ると、遠くに桜とコブシが目に入った。振り返ると、門越しにシダレザクラが
見えた。池沿いに歩くと、コブシの近くに来た。更に進むと、椿やコブシが多くある。シダレ
ザクラの向かい側には、咲き始めのソメイヨシノが綺麗だった。
ソメイヨシノを背に池の向かいには、シダレサクラやコブシが美しかった。斑入りのツワブキ
や綺麗な椿の花も見られた。池を一周して再びシダレザクラに戻り、違う角度から見て、また魅
入ってしまった。
駒込染井村はソメイヨシノの誕生の地と言われており、駅前の小さな公園にも植えられていた。
『染井よしの花祭り』の幟も見られた。
駒込から、地下鉄南北線で後楽園に向かった。そして、小石川後楽園に来ると、そこでは
シダレザクラとソメイヨシノが、同時にほぼ満開になっていた。ここの周囲には、東京ドーム
やホテル、多くのオフィスビルがあり、写り込みを防ぐのは至難の業だ。それに加え、池の岸が
工事中だった。それでもひたすら桜だけを狙った。
シダレザクラの頂部に、丁度月が見えたので、撮影してみた。また、池に映り込んだシダレ
ザクラも綺麗だった。色々な角度から見るシダレザクラも良い。
そこから池を一周した。途中にはハナモモも咲いていた。池の向かい側からの桜の眺めも
素晴らしい。ただ、工事の写り込みが残念だ。
内庭のソメイヨシノも見事だ。花のボリューム感が素晴らしい。そこから入り口への道沿い
には、椿の花やモミジの新芽が見られた。そして再び入り口の近くに戻った。
人陰も減ったようで、シダレザクラを落ち着いて見る事が出来た。何回見ても見飽きない。
近くにはサンシュユも咲いていた。
帰りには、塀越しのハナモモが可愛かった。駅近くの公園には、キウチクトウの植え込み
があり、白い可愛らしい花が沢山咲いていた。
桜の時期は忙しい。