7月9日に、行田の古代蓮を見に出掛けた。何日か前にテレビのニュースで取り上げられていたのを視て、
何年かぶりに行きたくなった。大崎からはかなり遠いが、JR湘南新宿ライン一本で行田に行けるので便利だ。
会場に行くバスは超満員で、人気の高さが伺える。
会場に着くと、目の前に世界の蓮園があり、普段見掛けない蓮の花が沢山見られて嬉しい限りだ。最初の
20枚の写真は、そこで撮影したものだ。これ程多くの蓮の種類があるのも驚きだ。
世界の蓮の情報はこちらで見られます。・・・<URL=http://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/>
いよいよ中の蓮池に向かうと、遠目に古代蓮の濃いピンクが沢山見える。千年以上の時を置いて、
再び花開いた古代蓮を思うと、それだけで感動する。しかも、昔と変わらないだろう美しさだ。
園内には古代蓮会館があり、そのタワーがどこからも見える。蓮の写真を撮り出すと、際限なく
シャッターを切ってしまう。
園内には水生植物園もあり、ホテイアオイやコウホネ、アサザ、ヘラオモダカ、ミズカンナ等が
見られた。また、キバナバスも見られた。そして、ここではホタルも見られるらしい。
蓮池は大きく3か所に分かれているが、どこも良く咲いている。既にお昼を回っているが、花は
まだまだ綺麗に咲いていて素晴らしい。
入口方面に戻る途中には夏の花が植えられていた。そして、古代蓮会館のタワー上からは、園内を
一望できると共に、眼下には広大なたんぼアートが見られる。植えて間もないので、まだラインアート
のようだが、秋には色づいて景色も変わるようだ。
古代蓮の里からバスで行田駅方面に向かったが、途中にお城があるというので、途中下車してお城
を見に向かった。城は忍城(おしじょう)と言って、室町時代に築城され、写真の櫓は現代に再建された
ものと言う。そして、近くの水城公園の端にあるホテイアオイの池に行った。時期的にまだ早いので、
花は多くはなかったが、びっしり一面に咲いている様は素晴らしい。そこからは歩いて行田駅に向かった
が、予想よりかなり遠くて疲れた。歩道にはシンボルの忍城がデザインされたマンホールの蓋が彼方此方
に見られた。
いつ来ても行田の古代蓮は素晴らしいので、一寸遠いがまた来るかも知れない。