4/18・19に、高田と高遠の一泊花見ツアーに参加した。東京を出発して最初に寄ったのが、
龍岡城址公園(写真左)で、日本に二つある五稜郭の一つという事で期待をしていたが、
桜はまだだし、城も小規模で、見事期待は裏切られた。次に寄ったのが、小諸の
懐古園(写真右)だが、ここも桜はまだで、これまた残念だった。
それでも、脇の動物園では、しだれがちょっととコブシが咲いていた。
そして、上田城跡公園へ。ここでは、いきなりピンクの満開の桜が出迎えてくれた。
西櫓と桜がマッチして綺麗だった。ヒヨドリもいつもながら花をついばんでいた。
城の廻りには堀があり、そこに桜が多く植えられていた。ほぼ満開の桜もあったが、
まだ蕾の桜も多かった。北櫓をバックの桜が、特に見事だった。
堀と桜も、やはりさまになる。
次に寄ったのが小布施で、その後、夜桜の前の早目の夕食で、豚しゃぶが美味しかった。
そして、いよいよ高田城だが、途中の残雪の量は半端ではなかった。
ひょっとして高田の桜もまだ蕾だろうかと、皆思ったに違いない。
そして、高田城。日本三大夜桜の一つだけの事はあった。城と堀と桜は、ベストマッチだ。
城に入る橋も、照明に映えて、くっきり見えて幻想的だった。
ガイドによると見所はぼんぼりだそうだ。確かにこれだけあると綺麗に見える。
普通、ぼんぼりは写真には写って欲しくないが、ここでは夜桜も顔負けだ。
さくらロードの桜も満開に近く、なかなか良かった。
その後、バスは宿泊地志賀高原の木戸池へ。行きの夜道では何も見えなかったが、
翌朝の景色は一面の雪景色だった。雪の結晶の光るさまは素晴らしかった。
朝一番に向かったのは、臥竜公園で、ここも桜はまだだった。
代わりにかめとかもが迎えてくれた。
そして、次は善光寺。やはり桜はまだで、代わりに人に春が来ていた。お幸せに!
いよいよ、最後に高遠城址公園に来た。2日前に開花宣言なので、心配をしていたが、
南側の公園入り口付近は満開に近い桜もあった。宣伝の写真にあるような全山
濃いピンク色の桜一色という訳にはいかなかったが、コヒガン桜の素晴らしさの
一端には触れる事ができた。
ここでも櫓と桜はなじみが良い。
眼下には高遠の町並みが見渡せたが、街中の桜は満開で、遠目にも素晴らしかった。
定番の空堀と橋の写真を撮ってみた。堀の中には水芭蕉とかニリンソウ(?)も咲いていた。
今年の異常低温は桜の開花を大幅に遅らせ、今回は5日程遅らせたが、それでも不十分
だった。それでも、まあまあの桜は見る事ができたので、良しとしよう!