早春の昭和記念公園を訪れた。まだ寒い日が続いているが、春の花はしっかりと咲き
始めていた。色々は花を眺めながら、せっせとシャッターを切ってしまった。と言う事で、
花の写真集みたいになってしまった。
まずはニホンズイセンにアイスチューリップ。次は花ではなく、ジャンクアート。廃材で
作った芸術作品らしい。そして、紅白のウメ。今年はかなり遅れているようだ。
最近はどこの庭園でも見かけるのがマンサク、そしてフクジュソウ、そしてクリスマス
ローズ。ここのマンサクは花が大きくて立派だった。クリスマスローズもびっしり植わって
いて、咲き始めのピンク掛かった色が可愛らしかった。
池の畔にはカモが日向ぼっこ。また、近くの花壇では、真っ黄色なクロッカスが、光って
いた。遊歩道から外れた所にはサンシュユが木に一杯の花を付け、道の脇のサザンカも、
まだ咲き残っていた。
砂川口に近い池にもカモがいたが、丸まって丸石と見間違えるようだった。側には寒咲き
ナノハナが一面に咲いていた。
池の周りには、ソシンロウバイとウメが沢山咲いていた。このロウバイの花の付き方が
何となく面白かった。近くにはセツブンソウが、愛らしい小さな花を咲かせていた。アップ
で写真を撮ると、改めてこんな素晴らしい花なんだという感じがする。
そこから日本庭園に向かう途中で、枯れ木にワタゲを付けたものを見つけた。これは
何だろう。そして、日本庭園に入った。ここの池の風情は、いつ来ても素晴らしい。そして、
盆栽苑には良く手入れした盆栽がある。フクジュソウ、ウメ、ユキヤナギ、何れも見事
だった。池の脇にある小滝の周りには、アセビがびっしりと植わっているが、咲き始めだ。
こどもの森には珍しいオオバナキバナセツブンソウがあった。普通のものと比べてかなり
大きい花だ。側にはペンギンの親子?が立っている。
西立川口に向かっていくと、セイヨウスイセンが植えてあった。清楚なニホンズイセン
と比べると、やっぱり西洋ものだ。出口近くの花壇にはスノードロップが咲いていた。
寒くても、春が来ればこんなにも沢山の花が咲いてくれて、嬉しい限りだ。