南足柄の彼岸花と酔芙蓉

 今年の彼岸花第2弾で、南足柄運動公園酔芙蓉農道へ行った。新松田で下車したが、バスが
見つからないので、タクシーで南足柄運動公園へ向かった。到着するとすぐ彼岸花が目に入った。
斜面にびっしりと咲いていて見事だった。すぐ下には池があり、スイレンが沢山咲いていた。
彼岸花の上には、アゲハチョウが沢山舞っていて、ナガサキアゲハらしきチョウも見られた。
彼岸花を真上から見ると、赤いウニの様に見えた。




 運動公園から酔芙蓉農道へ行く途中でも、彼岸花が多く見られた。田んぼの脇に出ると、稲わらが
束ねた藁ぼっちが多く見られた。歩きながら彼方此方写真を撮っていると、可愛らしい花々が目に
入ってくる。コキアらしきものが赤くなっているのもあった。そうこうしていて道が分からなくなり、
30~40分近く彷徨ってしまった。


 やっと酔芙蓉農道に出た。両脇に酔芙蓉を植えた農道で、廻りの田んぼでは稲刈りの真っ最中だった。
田んぼの畦には彼岸花が満開になっていて、稲の黄色と真っ赤な彼岸花が良く合っていた。


 そして、ススキ、彼岸花と稲の取り合わせは、とても素晴らしかった。

 目的の酔芙蓉も勿論素晴らしかった。なんでも、酔芙蓉は白から始まって赤で終わるとの事なので、
それを頭に入れて花を見て歩いた。ピンクはほろ酔いの感じだろうか。


 近くにアゲハチョウが来たので、慌てて写真を撮って後で見たら、まるでモスラの様に感じた。

 農道を進んでいくと、ススキ等のほか稲の色になったカマキリを見つけた。丁度その近辺には、
白の彼岸花が植えられていて、田んぼには藁ぼっちが出来ていた。





 歩いていると、丁度陽が白い酔芙蓉の花びらを透かしていて、とても素晴らしかった。花を良く
見ると、中心部がとても不思議な色・形で、新鮮に感じた。花びらはほんのりピンクがかって、
これから赤に染まるのを暗示しているようだ。


 今回は道に迷った事もあり、とても疲れて、もう1個所行く予定は省略して帰途についた。