羽田沼の白鳥

元旦に、毎年恒例の乃木神社初詣に行った。2日には、やはり恒例の羽田沼白鳥見物に行った。
今年は、白鳥は数える程で、その代り鴨がやたら沢山いた。何年も続けて行っているが、今年は初めて沼が凍っているのには驚いた。しかも、半分程の水面が凍っていて、鳥達は凍っていない所に集中して
いた。今年の白鳥はこんなものかと半分諦めかけていると、近所の人が、近くの田んぼに沢山いると
教えてくれ、親切にそこまで連れて行ってくれた。

その田んぼまで行くと、成程沢山の白鳥がいた。羽田沼は水質の保全の為、餌をやってはいけない
ので、敬遠してしまったらしい。そこで、田んぼに水を張って餌をここであげているようだ。地元の
人しか知らない様で、人は殆ど見かけず、車で通りかかった人が見る程度だった。

道端の電柱には、何故かウルトラマンが寄り掛かっていた。また、電柱の支線のカバーの中には、
竹が生えていた。何とも不思議な場所であった。

余りにも沢山の白鳥がいたので、楽しくて行ったり来たりして何枚も写真を撮ってしまった。眺めて
いる時に、突然10羽程度の白鳥が飛び立って飛び去って行った。沼に戻るのかも知れない。何気
なしに眺めている白鳥だが、近くでいざ羽を広げるととても大きいのには驚いた。ここも半分は凍って
いて、氷の上を歩く白鳥も面白かった。

 

そこから程近くの草地にも水が溜まっていて、白鳥の姿が結構見られた。ここでは、草を啄ばむ
姿が見られた。或は虫でもいるのかも知れない。

 

一度は諦めかけた白鳥が、こんなに沢山見られて、幸せな気分で帰った。