11月26日に、養老渓谷の紅葉と東京ドイツ村のイルミネーションを見るバスツアーに参加した。当日は
生憎の雨で、どうなる事かと思ったが、幸いにも歩く時には小降りになって、何とか見て歩けた。
バスは海ほたる経由で千葉県に入り、いきなり昼食を取ってから養老渓谷へと向かった。養老渓谷は
平日の雨天にも拘わらず、ツアーバスで一杯だった。渓谷には雨で滑り易い階段と坂道を降りて行った。
紅葉は少し早いかと思われたが、まずまずであった。渓谷の中心はここ粟又の滝で、普段は水量が少ないが、
この日はかなりの水量で、結構見応えがあった。滝を見下ろす見晴らし台からの眺めも良いが、雨に煙って
いる滝の眺めもなかなか良かった。
その後、東京ドイツ村に向かった。着く頃には既に暗くなっていて、ゲートから入る時にはイルミ
ネーションが綺麗に見えていた。バスを降りて歩く頃は雨が止んでいて、何とか写真を撮りながら
歩く事が出来た。広大な敷地に無数のLEDで飾っている様は、本当に素晴らしくメルヘンの世界に
来ているようだった。ここのイルミネーションは、物語性を持たせているので、見ていて楽しく、
関東三大イルミネーションの一つに認定されているようだ。折しもLED関連でノーベル賞を日本人が
受賞した事もあり、お蔭でこんな広大な、しかも様々な色のイルミネーションが可能になったと思うと、
日本人として誇らしく思う。また、面白かったのは巨大なバブルを吐き出す車で、園内をあちこち
バブルを吐いて回っていた。
一通り見て歩いてから、レストランで軽い夕食を取った。食後外に出ると結構な雨になっていた。
仕方なく雨の中をバスまで戻ったが、バスに乗り込む時にはズボンがびしょ濡れになっていて、
帰り着くまで体温で乾かすはめになってしまった。
雨に降られて残念ではあったが、そこそこ楽しむ事が出来て、良い旅であった。