裏磐梯の春

5月31日~6月1日で、春の裏磐梯へ1泊旅行に行った。
ホテルへ行く前に、土湯近辺と浄土平に花を見に行った。まず、松川町水原のクマガイソウの里まつり
へ行ったが、今年は10日程早く花が咲いて、まつり期間にも拘わらず花は終わってしまっていた。
仕方なくそこはスキップして、次に堤ヶ平のヒメサユリを見に行った。花は咲き始めで、花の数は多くは
無かったが、淡いピンクのヒメサユリは愛らしくて素晴らしい。そこのすぐ下に池があって、周囲には
アヤメが沢山咲いていた。中には白い花もあり、素晴らしかった。また、クリンソウもちらほら咲いて
いた。ヤマボウシも多くの花を付けていた。そこから、つつじ山公園と女沼に向かった。つつじも今年は
早かったようで、殆ど終わっていて残念だった。山の上からは女沼が良く見える。アザミも咲いていて、
チョウが蜜を吸う姿があった。

 

次に向かったのは照南湖で、書き込みによるとスイレンが素晴らしいとの事だった。場所も分からな
かったが、たまたま案内のサインに気が付いて行く事が出来た。行ってみると、本当に素晴らしい
スイレンの風景があった。地図でも見つからなかった所で、幸運だった。

土湯周辺を離れて、今度はイワカガミが咲く浄土平に行った。最近火山活動が活発化していて、行ける
かどうか疑問だったが、日中のスカイラインは通行可だった。駐車場に車を置いて、木道をミニハイ
キングした。木道を進むに連れて、イワカガミの姿が多くなった。花は小ぶりだが、沢山の花が密生
して咲いて、とても素晴らしい。途中白い物が見えたので行ってみると、ワタスゲが一面に咲いていた。
小さな画面では良く見えないが、拡大すると沢山の白い物に気が付く。反対側に歩いて行くと、木道が
終わった所にイワカガミの群生地があった。

 

浄土平を後にして、裏磐梯の星野リゾート裏磐梯ホテルに向かった。到着後、時間が早かったので、
近辺を散歩した。ホテルは桧原湖に面しているが、湖岸には出られないので、ぐるっと回って湖岸に
行った。日も低くなってきていて、雲に映る光芒も綺麗に見えた。そこからから、五色沼の遊歩道に
入った。歩道脇ではレンゲツツジやシダの類、タニウツギが綺麗だ。五色沼の特徴であるエメラルド
グリーンの沼が大変美しい。暗くなってきたので、ルリ沼迄行って引き返した。ルリ沼からは磐梯山
も見える。ホテルに戻ると、道路脇にレンゲツツジが咲いていた。

   

夕食の時間になって、レストランに向かう際に、窓から桧原湖の夕景を撮影した。レストランからは、
磐梯山の全景が見え、夕陽を受けて素晴らしかった。

翌朝は4:30からの『夜明けの茶散歩』に参加した。これは、ガイドさんが五色沼を案内してくれて、
途中でお茶を振舞ってくれるというものだ。時間が早いので、参加を躊躇ったが、折角なので参加した。
丁度日が昇る時間で、朝焼けが美しかった。沼に出ると、湖面から水蒸気が立ち込めていて、素晴らしい
眺めだった。中々立ち去り難い気分だった。ガイドさんも滅多に巡り会わないとか。朝露が付いた草の
葉も面白い。ホテルに戻る頃には、水蒸気も殆ど消えていた。途中に出会ったレンゲツツジやマイヅル
ソウ等も素晴らしい。

柳沼には、早朝の釣り人の姿があった。ホテルの駐車場周りでは、ナナカマドやレンゲツツジ等が
綺麗だった。玄関前ではツバメ達が乱舞していて、相手を探しているようだった。朝食後には、
毘沙門沼に行ってから、裏磐梯を後にして福島市方面に向かった。

福島市近辺での花の探索は、後篇で報告する。

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