6月2~4日に那須方面に出かけた。第一の目的はゴヨウツツジとヤマツツジを見る事だ。
まずは、那須ゴンドラに乗って、そこの山頂付近に咲いているゴヨウツツジを見た。
まだ、全体が満開という訳にはいかなかったが、満開の木もあり、十分に楽しめた。
花は真っ白で、新緑に埋まって余り目立たないが、清楚で美しい。最盛期は真っ白な
花のトンネルになるらしい。最後は葉だが、先が赤く日に透けて大変可愛らしい。
そして、タイトルの新緑。今、山は新緑と花の季節だ。ツツジも美しいが、それに負けない位
新緑も美しい。たまに緑ではない若葉もあって楽しい。日に透けた新緑は殊更美しい。
ゴヨウツツジのほかにも、色々な山の花を見る事ができる。1枚目はミネザクラで、小さな花を
沢山付けていた。次は、何とフキノトウの成長した姿。その次は、ユキザサとマイヅルソウで、
もう少しで咲くところだ。
そして、これも白い花のムシカリ。下のゴンドラ乗り場付近には、ヤマツツジも咲いていた。
那須ゴンドラを後にして、次は那須平成の森に寄った。丁度ヤマツツジが満開で、
何とも見事だった。那須岳も背景にあって、さすが御用邸だ。
次の日は雨の予報でもあり、ちょっと用を足しに出かけた程度で、近くの公園で何枚か
写真を撮った。1枚目の花の名は不明。2枚目は風で波を打っている麦秋を切り取った。
そして、次の日に那須八幡のヤマツツジを見に行った。ヤマツツジは終わりかけていたが、
代わりにレンゲツツジが咲き出し、鮮やかな色を見せていた。バックの那須の山々も、残雪
があって綺麗だった。また、ツツジに混ざってサラサドウダンの小さな花も沢山咲いていた。
ツツジの林の中を歩いていると、エゾハルゼミが喧しく鳴いていた。始めは中々見つから
なかったが、やっと見つけて写真を撮る事ができた。ほかに、イワカガミとかマムシグサ
等も見つけた。最後につつじ吊橋に出た。その上から揺られながら撮った新緑も美しい。
その後、車で山を一寸下った所にある、那須フラワーワールドに寄った。ここにはよく来るが、
季節の花が植えられて、楽しめる所だ。なんでも日本のニュージーランドと銘打っている
らしい。一角にニュージーランドのテカポ湖で有名なルピナスを植えてあるのがその由来か。
この季節はほかにポピー、ネモフィラ、リビングストーンデイジー等が綺麗に植えられていた。
チューリップは終わりで、既に抜かれていて、一人10本持ち帰る事ができたのが嬉しかった。
遠くに那須の山々がよく見られるのも、ここの楽しみの一つだ。
帰りに那須ガーデンアウトレットに立ち寄り、昼食とショッピングをしてから帰途についた。