6月13日に『初夏の遠州三大花めぐり』というバスツアーに参加した。行き先は掛川花鳥園・
可睡ゆりの園・大鐘家あじさいで、静岡県の掛川近辺にある。
まずは、新宿から開通したばかりの新東名高速道路経由で、掛川花鳥園に向かった。新東名は
初めて通ったが、今の所交通量も少なく、サービスエリアも立派で、大変快適だった。掛川花鳥園
では、鳥と触れ合う事ができるし、綺麗な花も見られると言うので、楽しみにしていた。入場して、
まずはベゴニア等の花がガラス屋根から吊り下げられている所に行った。その花の量にも驚いた
し、花の素晴らしさも目を見張るようだった。その隣は、イベントのエリアで、時間があれば
色々楽しめそうだった。壁際には、色々なフクロウが一列に台の上に留まっていて、とても愛嬌の
ある顔で可愛らしかった。次のエリアには、沢山のインコ等が飛んでいるスイレンプールがあり、
インコは餌を見ると直ぐに寄ってきて、人の肩や頭の上に留まるという様子が見られた。ほかにも
色々な鳥が放されていたりして、とても楽しかった。
その隣には、オオオニバスの池があり、アフリカレンカクがその上を歩き回っていたり、生まれたての
可愛らしい幼鳥がいて、親鳥の羽の中に隠れる様子が見られて、とても微笑ましかった。
その先のエリアでは、写真のエボシドリ始め色々な鳥を見る事ができる。建物の外の池には、写真の
ペリカン等がいて、エミュー牧場には可愛らしい子供のエミューがいた。
入り口付近には、ペンギンプールとオシドリの池があり、ケープペンギンとバリケン等が見られた。
次の目的地は可睡ゆり園で、禅寺として有名な可睡斎の隣にある。今回は残念ながらお寺に
立ち寄る事はできなかったが、色々な種類のユリを堪能する事ができた。山の斜面に、びっしりと
植えられたユリの満開の様は、それは見事だった。山の上からは、可睡斎の伽藍も見る事が
できた。パンフレットには50種類位の名前が書いてあったが、名前はさておいて、花が美しければ
良しとしよう。
3番目の目的地は大鐘家で、アジサイで有名な所だ。柴田家の家臣の大鐘氏が移住して、
大庄屋として建てた建物があり、その庭と裏山にアジサイが植わっている。建物と門が、
国定重要文化財になっている。裏山から富士山・駿河湾が一望できるという事だが、
残念ながら富士山は見られなかった。写真に見える建物は、重文の長屋門で、茅葺きが
趣あるが、葺き替えが大変という事だった。
次の写真はその池に咲いていた花で、洋風の名前が書いてあったが、覚えられなかった。
最後は新東名のSAのトイレ入り口付近の写真で、SAとは思えない綺麗さだった。
当然トイレの中も綺麗で、ホテルのトイレのようだった。
最近は、手軽なバスツアーで楽に旅行するのが多くなったが、時間に追われて
ゆっくり写真を撮る事ができないのが、仕方ないが残念なところだ。