今年の彼岸花の見納めに、10/8に小石川後楽園へ行った。平年では、とっくに終わっている
時期だが、幸いまだ咲き残っていた。地元の小学校生が田植えをした田んぼがあり、稲刈が
終わって、はざ掛けされていた。
田んぼの近くには藤棚があり、下にはまだ満開の彼岸花が密集して植わっており、なかなか
雰囲気もあって、素晴らしかった。藤の葉の陰になって、幸い咲くのが遅れたようだ。
庭園のあちこちに彼岸花が咲いていて、終わりかけも多く、満開の時期にまた来たいと思う。
庭園の一番奥に内庭があり、そこの池には睡蓮が咲くが、時期的に咲き残っている程度だった。
光圀が各所の風物を取り入れて造らせたと言う事で、この池から流れ出るのは木曽川だ。
そして、入口からちょっと入った左に大堰川があり、鷺が餌を狙っていた。
入口には、小学生が作ったと思われる案山子と、刈り取った稲のはざ掛けがあった。帰りは、
庭園脇の遊歩道を通って、JR水道橋の駅に向かった。遊歩道脇には、萩が咲いていた。
馬券売り場の脇を通っていた時、ふと空を見ると、駅の向こうに面白い看板が目に入ったので、
シャッターを押してみた。いかにも、馬券売り場の近くという感じが面白かった。
これで、今年の彼岸花も終わりだ。