10月4日、秋空の浜離宮に行った。天気は快晴で、まさに秋空の青さだった。
キバナコスモスは終わりかけで、彼岸花は満開に近かった。日陰には、ヤブミョウガの
実が黒光りして、なかなか面白い。
浜離宮は水上バスの発着所になっていて、時折汽笛を鳴らしながら、水上バスが行き来する。
また、程近くには、レインボーブリッジが視界に入ってくる。この日は、空の青と雲の白の対比が
素晴らしかった。
反対側を見ると、東京タワーが視界に入る。また、潮入の池には、いつも鵜と鷺がやって
来て日向ぼっこをしている。
池の反対側から東京湾の方を見ると、晴海のビル群が借景として見渡せる。いかにも、
都会のオアシスという感じだ。丁度全国都市緑化フェア期間で、江戸時代、将軍が連れて
こさせたというゾウの実物大像飾りが置かれていた。
秋の花の萩や女郎花、そして芙蓉も咲いていた。そして、入口脇の庭園や花木園にも
彼岸花が咲き誇っていた。ぽつぽつと、離ればなれに咲いているのも面白い。
浜離宮は、のんびりと散歩するには絶好の所だ。帰りにカレッタ汐留で昼食を取ってから、
家路についた。