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五反田のひまわりと東京ダックツアー
JR五反田駅前にひまわり畑が出現した。駅前ロータリー外れの花壇で、毎年夏になると出来る
ようだ。早速写真を撮りに出掛けたが、ひまわり畑で良く見るチョウやトンボは、さすがに見掛け
なかった。それでも背景を除けば、郊外のひまわりと変わりは無い。ミツバチも来ていたし。山手線
バックのひまわりも良いかも知れない。最後はついでにアロエの葉。
次は、大崎にダックツアーが来た!ダックツアーとは水陸両用車で道路を走り、水上を航行する
ミニツアーで、夏休み限定で、品川水族館から大崎経由でレインボーブリッジ付近まで行って戻って
くる。東京ダックツアーと銘打って、試験的に運行している。面白そうなので参加してみた。
車両は一寸無骨で、トラックベースのバスで、船の仕様を付加したという物だ。背が高く、長さも
かなり長く、曲がる時はかなり苦労していた。乗り心地は良くは無いが、高いので眺めは良い。
スロープを下って、車両が突然船舶になるのが面白い。
船舶で航行中は、水上バスと変わりは無い。お台場とレインボーブリッジの風景を楽しんだ。
あちこちの水門が、お洒落になっているのが見られた。ゆりかもめも走っているのが見られた。
再上陸時、動力の切り替えのタイミングが難しいとの事だ。上陸すると車体をウォッシャーで
洗うのが新鮮だった。最後はスロープとレインボーブリッジの写真。
五反田のひまわりも、東京ダックツアーも都会ではなかなか体験できないもので、家の側ながら
良い経験をした。
上野不忍池の蓮
27日の朝、上野不忍池の蓮の花を見に出掛けた。不忍池に着いたのはまだ8時前だったが、
既に多くのカメラマンが花を狙っていた。中には長い棒で花を引き寄せて写真を撮っている輩も
いて、花を大切にしない、風上に置けない写真家だと思った。
弁天堂付近から左回りにほぼ一周したが、池は蓮でほぼ埋め尽くされていた。蓮の花は広い所に
万遍なく沢山咲いていたが、何せ広いので、花はパラパラ咲いている感じだった。とは言え見所は
蓮の花のみで、花ばかりひたすら写真を撮って廻った。状況により蓮の花は様々な表情を見せて、
蓮ばかりでも見飽きる事は無い。そんな蓮の花ばかりの写真を掲載する。
蓮の花ばかり見ていたら、池の廻りのロープに、まだ若い蝉がぶら下がっているのが見られた。
横からの陽を受けて透き通った花が、殊更美しく感じられた。少し行くとボート池もあり、
そこの池中の杭には、カモメが止まって隊列をなしていて面白かった。また、客待ちの白鳥?が
沢山係留してあった。ボート池沿いに行くと、小さなザクロの木が実をつけていた。
池を半周して野外ステージ付近に出ると、蓮の花が近くで見られた。水面は細かな水草でびっしり
と埋め尽くされ、蓮の花や葉との対比が面白かった。
大きな葉の陰で、これから開こうとする花があった。向こうの透き通った葉に守られているよう
だった。近くには綺麗に開いた花も沢山あり、カモも遊んでいた。ミツバチは彼方此方で花粉を
運んでいた。
蓮の花と共に、蓮池の向こうには不忍弁天堂が見えている。
締めも蓮の花ばかりだが、花の色合いや全体の姿形が、何とも言えず優雅で美しい。下から
見上げた花の姿も美しい。最後のミツバチも愛らしい。
上野の不忍池は近くて遠い所で、何時でも行けると思って、なかなか蓮の花を見に来なかった所だ。
今回来て、本当に良かったと思った。
府中市郷土の森
7月10日に府中市郷土の森博物館へ行った。あじさい祭りが終わって、あじさいは刈り込みが
始まっていると知っていたが、ネムノキも見られるだろうと思い訪ねた。
バスを降りると、蓮池が目に入った。11時頃だったので、まだ花は開いていた。池の廻りには
大勢の人がカメラを構えていた。どうやら人気スポットらしかった。池には噴水があり、水滴を
バックに蓮の花の写真を撮った。
ピンクの蓮の花も素晴らしいが、真っ白な花も清楚で素晴らしかった。
博物館の入り口で花の状況を聞くと、あじさいは刈り取られていて、残っている花も干涸らびて
いるとの事だった。ネムノキと聞くと、親切にわざわざ係の人に電話で問い合わせてくれた。結果、
咲いていると言うので、期待をして中に入った。公園の中に入っていくと、ヘメロカリスが沢山
生えている所があり、写真おばあさんが三脚を立てて狙っていた。写真おじいさんも負けじと手持
ちで撮影した。この花の茎には、必ず言って良いほどアブラムシが沢山付いていて、花は綺麗だが、
アブラムシがと言う写真になる。
そこから一寸行った所にネムノキがある。この花は大好きな花で、彼方此方見に行ったが、なかなか
良い状態には巡り会わない。花は可愛いらしいのだが、枯れた花がぶら下がって見栄えが良くない。
咲き始めを狙うのが良いのだろうが、遠いのでそうはタイミングを合わせられない。
そばの田んぼの畦にもヘメロカリスがあり、虫が留まっていて可愛らしかった。あじさいも多少
咲き残っていた。ヘメロカリスも色々な種類があるようで、何れも素晴らしかった。
そこから刈り取られたあじさいを見ながら歩くと、ひまわりを見つけた。近くにはヘメロカリス
もあった。そこからヤマユリがある所まで戻り、やすらぎの池迄行ってから、入り口に戻った。
歩く途中にも花を見つけては撮影した。残念ながらヤマユリ以外の名前は分からない。
梅雨が明けて、日差しもきつく、お昼は冷房の効いた所で食べ、冷えた所で帰途についた。
アナベルの雪山
アナベルの雪山という名前に惹かれて、東京サマーランドのあじさい園に行ってきた。
目指すは雪山だが、ほかのアジサイも色々な種類植えられていて、楽しむ事が出来た。
入り口にアジサイの名前を書いた看板があったが、写真と一致しないので花だけで楽しむ事にする。
白いぼんぼりがお目当てのアナベル。斜面一面を真っ白に埋め尽くす様は、まさに雪山だ。
看板がなくても、一見してこれがアナベルの雪山と分かる。
アナベル以外にも、綺麗に咲いたアジサイが沢山あった。このガクアジサイは一段と素晴らしく
感じた。また、アジサイの咲き始めから、時間の経過と共に色が移ろう様は、何とも言えず微妙な
色があり素晴らしい。なかでも、これから赤紫になろうとする若いピンクが気に入った。
入り口付近には、八重のカシワバ、細かい花のアジサイ、アナベルや可愛らしい八重のアジサイ
等も見られた。池の廻りには、ガマノホも見られた。
サマーランドの中には入らなかったが、駐車場には何台かのスクールバスが留まっていて、週日は
その手の客が利用するのが伺われた。
皇居東御苑と明治神宮の花菖蒲
6月に入って、そろそろ花菖蒲の季節と思い、皇居東御苑と明治神宮に行った。
1日には皇居東御苑に行ってきた。サツキには遅く、花菖蒲には早いタイミングだったが、
サツキは咲き残っている所もあり、花菖蒲は咲き始めだったが、勢いがあり美しかった。
二の丸池では、アサザが黄色い花を沢山咲かせていた。年によっては、サツキと花菖蒲が
両方満開と言う事もあり、そうなると本当に素晴らしい景色となるが、それは滅多に見られない。
苑内にはほかにも様々な花が咲いていた。タイサンボクは白い大きな花を沢山咲かせていたし、
アジサイも咲き始めていた。シモツケのような花も可愛らしく咲いていた。そして天守台を見る
松の芝生では、まだサツキが真っ赤に咲いていた。近くの植え込みの中には、ドクダミが一面に
白い花を咲かせていた。いつもはドクダミを見ても素通りだが、これ程になるとちょっとは気を
引く。帰りがけに見たカシワバアジサイも素晴らしかった。
10日には、明治神宮の花菖蒲を見に行った。一寸早いと思ったが、空いている内と思って、
出掛けた。皇居東御苑の花菖蒲はここのものを移植したようだ。平日にも拘わらず、結構多くの
人が来ていた。外国の方もちらほら見掛けた。
花菖蒲と一口に言っても、様々な色や形の花があって、あちこち眺めて歩いていると、時の経つ
のを忘れてしまう。花菖蒲を見に来ると、花の写真ばかりになって、つい花菖蒲図鑑になってしまう。
写真好きは日本人の特許ではなく、外国の人も好きなようで、どちらさんも花にレンズを向けて
いた。因みに後ろの立て札には『八つ橋での撮影はご遠慮下さい』と書いてあった。外人の親子連れは、
しゃがんで記念撮影をしていた。こんなに綺麗な花の前で、写真を撮るなと言うのは酷かも知れない。
菖蒲田を一周して、再び花菖蒲図鑑の撮影をした。今度は望遠で花のアップを狙ってみた。
花の表情がよく分かって面白いと思う。それにしても色々な花があるものだ。帰りがけに、
池の畔でタヌキに出合った。みんなが騒いでいるので近づくと、太ったタヌキが、人があげた
食べ物を食べに来ていた。都会の真ん中にも、タヌキが住む所があるようだ。
花菖蒲の季節になると、花を見に出掛けたくなるのは、私だけでもなさそうだ。