早春の池上梅園

2月18日に、大田区立の池上梅園に行ってきた。今年は梅の花は、かなり早くに咲いたと言うので、
例年より早くに出掛けた。今年は東急池上線で池上迄行って、梅園に向かった。途中、池上本門寺
の本堂脇を通って、下の通りに出た。梅園へ行く途中の寺の庭には、梅が綺麗に咲いていた。また、
キンカンも撓わに実っていた。梅園入園料は、シニア無料が嬉しい。梅の花は結構咲いていて、
土曜日とあって大勢の人が梅園を訪れていた。

 

梅を見て歩いていると、梅の木の根元にサクラソウの様な、可愛らしい花を見つけた。そこから、
見晴台に登って、梅林を上から眺めたが、とても素晴らしい眺めだった。梅の花は勢いがあって、
綺麗だった。そして、下の遊歩道に戻り、茶室周りを見て歩いた。因みに、ここは昔日本画家伊東
深水が自宅兼アトリエにしていた所で、今は池上梅園となっている。


  

薬医門辺りでは、甘酒が振る舞われていた。それを横目で見て、和室前の池に出た。池には錦鯉
が泳いでいた。一通り見て歩いたので、出入口の方へと戻ったが、途中にはロウバイも咲き残って
いた。戻りながら、もう一度見返すと、斜面の梅の花が素晴らしい。特に紅梅が綺麗だった。

 
 

帰りは都営地下鉄の西馬込から五反田へと戻り、歩いて我が家に戻った。

2月の那須温泉

2月の初旬、那須温泉に泊まって、美味しい料理と温泉を楽しんだ。中でも露天風呂はとても広くて
爽快だった。折しも小雪がちらついて、その中を裸で雪を踏みながら行く露天風呂は格別だった。
翌早朝、朝日が綺麗だという旅館の一角に行き、朝日を写真に収めたが、10分程着くのが遅れた
ようで、陽は既に昇っていて一寸残念だった。


前々日の晩に雪が降って、庭は一面の雪景色だった。藤棚には、藤の実が寒い中沢山ぶら下がって
いた。玄関脇の軒には、長い氷柱がぶら下がっていて、寒さを物語っていた。また、玄関脇の池の
上には、細い木の枝が凍り付いて、氷の芸術を見るようで素晴らしかった。この日はとても寒く、
どこも行かずに帰る事になった。途中、橋の上から那須連峰が良く見えた。



 

今回は法事のついでと言う事で、この寒い季節にわざわざ那須温泉に行ったので、観光する所は多く
有るにも拘わらず、何処にも立ち寄らず、土産だけを買って帰る事となったのは一寸残念ではあった
が、仕方の無い事ではあった。