新宿御苑の紅葉

12月9日には、新宿御苑の紅葉を見に行った。土曜日とあって、大勢の人が訪れていた。
まずは、新宿門前にイチョウの落ち葉のジュータンが綺麗だ。ペーパーホワイトも咲き始めている。
入園して、母と子の森方面に向かう。途中のモミジが色づいている。森を抜けて、ラクウショウの所
では、落ち葉の中で気根のネコが迎えてくれる。そして、外側の回遊路を行くと、サザンカの花が
満開に咲いていた。


更に進んで、日本庭園に出た。そこのモミジも紅葉していて、見事だ。丸く刈り込まれたドウダンツツジ
の赤も綺麗だ。旧御凉亭脇には大きなイチョウが真っ黄色だ。



 

そこから芝生広場に行くと。メタセコイアの大きな木が紅葉していて素晴らしい。広場を抜けると、
桜園地がある。前回もみた十月桜がまだ咲いていた。その先には、お目当てのモミジ山がある。
そこへ行くと、大勢の人がモミジにカメラの放列を向けていた。その為、写真を撮るのに、暫く待つ
必要がある程だった。モミジ山の下から見ると、モミジがまだ赤くなりきって無いのが分かる。
そこから、下の池に廻った。池にはメタセコイアが綺麗に映っていた。また、ペーパーホワイトも
咲き始めていた。池の水面や小島には、紅葉の落ち葉がびっしりとあった。




池を後にして、フランス式庭園の奥を廻った所に、素晴らしいモミジを見つけた。また、プラタナス
並木の下では、ヤツデの花が光ってとても綺麗だった。そこからイギリス式庭園の方へ行った所に、
真っ黄色に黄葉した素晴らしい木があった。



 

その後、玉藻池に行くと、夕日に透けるモミジがあり、とても素晴らしかった。池の奥の方には、
真っ赤なドウダンツツジと、真っ赤な実を沢山付けた木があり、カモの姿と共に素晴らしい。
水面に映る木の実も面白い。




 

そこからイギリス式庭園に出ると、メタセコイアが夕日を受けて光っていた。そして、新宿門へ向かう
途中には、ペーパーホワイトが既に7分咲きになっていて、モミジとコラボして素晴らしかった。


 

モミジには一寸早いかと思ったが、それなりに楽しむ事が出来て、とても良かった。

「目黒川みんなのイルミネーション」続編

「目黒川みんなのイルミネーション」が始まってから早1ヶ月。そこで、大崎の居木橋から五反田迄
全行程を歩いてみた。今年の違いは、写真の護岸を照らす青い線が増えたのと、橋を照らす照明が
増えた事か。基本的にピンク一色の冬の桜というコンセプトなので、それ程華やかさは感じられない。
また、特に周辺の店舗が盛り上げている風でもないので、訪れる人は相変わらず少ない。それでも、
五反田のさくらテラス前は、電球色でちょっとは華やいでいる。これだけのLEDを、近在の企業からの
廃油で賄っているのは、良い企画だと思う。
ゲートシティ前の球体の照明やスノーマンは、これに合わせたゲートシティの独自企画となっている。
また、川岸のビルの上からの眺めは格別だ。と言っても、見る人は他にいなかったが。余りに訪問者が
少ないので、この企画は止めてしまわないかと心配だ。目黒の青の洞門は人が多過ぎて中止となった
様だが、こちらの方は少な過ぎて中止にならない様に願う。








晩秋の浜離宮

11月26日の日曜日に、晩秋の浜離宮へ行った。日曜日とあって、紅葉狩りツアーらしき団体が、多く
訪れていた。季節的にまだ早いと思ったが、結構晩秋を楽しむ事が出来た。
今回は、大手門から入園して右回りに歩いた。まず目を引くのが、大きなケヤキ。全体が紅葉して、
青空に良く映える。先にはイチョウの黄葉。そして、見事なモミジ。その前には大勢の人だかりが
出来ていた。




潮入の池周辺には、沢山のツワブキが、黄色い花を満開に咲かせている。池の反対側に行くと、中の橋
近くにアオサギとウミウを見つけた。対岸には真新しい松の御茶屋と雪吊りが見える。手前には沢山の
カモの姿があった。


横堀に廻ると、別のアオサギもいた。海の方を見ると、丁度水上バスが乗り場の方へと向かっていた。


海手お伝い橋の近くには、ウミウが数羽いて、時々潜って狩りをしたり、羽を干したりしている。
これはいつもの光景だが、これを見るのもここでの楽しみの一つだ。


さらに歩くと、黄色い実を沢山付けた木があった。その先水上バス発着場を過ぎた所には、サザンカの
花が沢山咲いていた。そこから、花木園に行くと、十月桜が満開で見事だった。花が小さくて、余り
目立たない桜だが、これは花が咲いているのが良く分かった。庭園を一周して退園したが、外の堀には
石垣の隙間から生える木の紅葉があり、面白かった。



天気が良いと、ここまで散歩に来るが、広々として気持ちが良い所で、気に入っている。

新宿御苑とサザンテラス

11月15日に、新宿御苑へ行った。この日は新宿御苑菊花壇展の最終日で、日本庭園のあちらこちらに
菊花の展示があり、芝生の庭にも菊が見事に植えられていた。
まずは最初にその日本庭園に向かった。庭の菊も、展示されていた菊も皆見事な物で、丹精して育てた
苦労が手に取る様に分かる。途中に見た桜の紅葉やススキも良かった。





池に浮かんだ紅葉した葉っぱも面白い。植え込みには奇妙な形の実もあって、タグに名前があったが、
薄くて良く分からなかった。その先にも菊花の展示や寄せ植えがあって、とても見事だった。
サザンカの花も彼方此方に綺麗に咲いていた。



その後、桜園地へ行った。多くのソメイヨシノの中に、何本かの十月桜があり、満開になっていた。
小さな花が沢山咲いていて、遠目には良く分からないが、近寄るととても愛らしい花だ。


池の畔に行くと、紅葉した木の下をカモ達が沢山泳いでいた。そこから、下の池にに行くと、サザンカが
沢山のピンクの花を付けていた。池の周りの木々は、紅葉が始まっている。


バラ花壇では、沢山の花が咲いていて、素晴らしい。どの花も見事なもので、写真を撮ると、どうしても
バラ図鑑の様になってしまう。



管理事務所前では、コウテイダリアが見事に咲いていた。また、脇にはヒマラヤザクラが咲き始いていて、
とても素晴らしかった。その手前には、ジャノメエリカの小さな花が咲いていて、一寸不思議な眺めだ。
その先には、十月桜もあった。



芝生広場の反対側には、ツワブキが群生して咲いており、その向こうの木々の間から見える太陽の
光があって面白かった。新宿門の前には、菊花展に誘う展示の菊があり、見事だった。


その後、サザンテラスに向かった。その手前のバスタ下の屋上庭園にも、イルミネーションがあり、
訪れた人を楽しませていた。スイカペンギンもイルミネーションに囲まれて華やかに見えた。
パナソニックの照明のオブジェも面白かった。そして、サザンテラスに出ると、例年の様に、
イルミネーションがあり、多くの人が写真を撮っていた。


「目黒川みんなのイルミネーション」

今年も「目黒川みんなのイルミネーション」”冬の桜”が10日から始まった。このイベントも毎年
パワーアップしていて、今年はブルーのラインが増えている。写真はベランダから手持ちで撮影した
もので、何とか様子は分かると思う。

秋の皇居東御苑

11月4日に皇居東御苑を久しぶりに訪れた。秋の佇まいの東御苑も結構見所がある。
入場して直ぐには、十月桜が可愛らしい。雑木林には、紅葉した木やススキが見られた。
二の丸池の縁には、ツワブキが黄色い花を沢山付けていて素晴らしい。この日もいつものように
沢山の外国人が訪れていて、女性が一人でツワブキと滝の写真を撮っていた。

 
 

そこから、天守台の方に登って行った。ツワブキは彼方此方に咲いていたし、ハギも咲いていた。
そして、一際素晴らしく見えたのが、大きなサザンカの木。真っ白い花を、一杯に付けて見事だった。

 

その先には、クコの実が沢山なっていた。更に松の廊下方向に進むと、タイワンホトトギスがある。
そして、ツワブキの大群落がとても見事だ。

 

ケヤキの芝生の反対側では、桜の紅葉が素晴らしい。バラ園にはバラが咲いている。ゴンズイの
実も面白い。ケヤキの芝生のシンボルの大ケヤキも紅葉が始まっている。

 
 

果樹古品種園には色々な実がなっていたが、中でもヒメリンゴの実のなり様には驚いた。そこから
大手門方面に下りたが、途中ハゼの実や、タイワンホトトギス、ドウダンツツジの紅葉が素晴らし
かった。

 
 

皇居東御苑をあとにして、日比谷公園に向かった。ここでは、菊の品評会があり、素晴らしい菊が
展示されていた。また、この日は巨大ビジョンによるラグビーの中継があり、相手オーストラリアの
可愛い動物が触ることが出来るイベントも行われていた。

 

那須町簑沢の彼岸花

9月23日に、墓参りで西那須野に行った。翌日、折角なので那須町簑沢の彼岸花を見に行った。
最初の3枚は、家の庭で撮った物。ツマグロヒョウモンが美しい。また、白いホトトギスも余り
見掛けない。


24日、朝から那須町簑沢のみのざわ彼岸花の里へ行った。天気も良く、土手の彼岸花は一層素晴らしく
見えた。例年9月30日頃に咲く物が、今年は既に満開になっていた。ただ、一部は盛りを過ぎていて、
余程早く咲いたのが分かる。稲も穂を付けていたが、長雨のため寝てしまっていた。例年は稲を刈り取
って、棚に干している風景が見られるのだが、今年は時期が早過ぎたようだ。とは言え、丁度満開の
良い時に来られて、ラッキーではあった。空も青空で、適度に雲も出て、大変素晴らしい風景だった。
以前は、特に名も無い所だったが、今年はパンフレットもあり、みのざわ彼岸花の里という名前まで
付いていて、一寸驚いた。














道の脇には、綺麗な野草も見つけられて嬉しかった。帰り際に振り返って、遠くからの風景も楽しんで
から、大田原で買物をして、西那須野に戻った。


戻ってから、近くを歩いて写真を撮った。空き地には彼岸花も綺麗に咲いていたし、近所の庭には
ハギやコスモス、シュウメイギク等が綺麗に咲いていた。また、彼岸花にはツマグロヒョウモンも
止まっていたが、こちらは雄のようだ。



今回は、丁度彼岸花の咲いている時と重なってラッキーで、今年最後の彼岸花を堪能できた。

昭和記念公園の彼岸花

高幡不動からモノレールに乗り、立川で乗り換えて昭和記念公園に来た。彼岸花が咲いているのかどうか
分からなかったが、ここに来れば何らかの花々が咲いているのを期待してきた。入り口で花のMAPを入手
して、それを頼りに歩いた。
入り口からボートハウスに向かうと、カクトラノオのピンクの花が目に入った。一つの花は小さいが、茎に
沢山付いているのが密集していて、一面ピンクで見事だ。その先、もみじ橋迄来ると、パンパグラスが、穂
を付け始めて、遠目にも良く見える。


更に進んで、こどもの森の先に、目的の彼岸花が咲いていた。ここではまだつぼみのものも多く見られた。
その先のこもれびの丘へ行く道の脇にも、沢山咲いていたが、ここも少し早いようだった。カリガネソウ
も面白い。



こもれびの丘から花の丘へ行くと、そこのコスモスはまだ咲き始めで、コスモスまつりはまだで、
一寸寂しい感じだった。


花の丘の脇のこもれびの里にも立ち寄った。そこでは、瓢箪や栗、柿、稲、蕎麦と言った物が見られた。
また、そこにも彼岸花が咲いていて、白も多く見られた。池では蓮の実が面白い。





そこから、日本庭園に向かった。その道の脇には、萩やオミナエシが咲いている。そして、道路の脇の
原っぱには、白い彼岸花が固まって咲いていて素晴らしかった。


日本庭園に入ると、まだ紅葉には早かった。一番奥に行くと、シュウメイギクや白い彼岸花が素晴らし
かった。池の脇では、黄色いリコリスが咲いていて、池では、スイレンの葉が陽に照らされていた。



そこから、みんなの原っぱに向かった。丁度真っ黄色なコスモス(レモンブライト)が満開になって
いて、素晴らしい眺めだった。この淡い黄色は、何かホッとする色だ。





最後に、花木園近くに咲く彼岸花を見た。ここの花も、つぼみが結構見られた。場所的に日が当たら
ないので、落ち着いて見える。また、黒いアゲハチョウが沢山舞っていた。



この公園はとても広いので、歩き回るととても疲れる。特に、この日は二ヶ所目なので、殊更疲れて
家路についた。

高幡不動の彼岸花

9月15日に、高幡不動の彼岸花を見に出掛けた。今年は既に見頃だと言うことで、ここの彼岸花は
初めてでもあり、一寸遠いが見に行く事にした。
重文の仁王門をくぐると、土方歳三の立像と五重塔が目に入る。間にあるサルスベリが見事だ。脇の
弁天堂周辺の彼岸花も綺麗に咲いていた。彼岸花には時折蝶もやってくる。



その後、山内八十八ヶ所巡拝路に入った。高幡不動尊の裏山にある八十八の地蔵尊を拝んで廻る道だ。
一から順に八十八の地蔵を巡ったが、道の脇や地蔵の前には、沢山の彼岸花が咲いていて素晴らしかった。
そして、彼岸花が沢山咲いているという馬場跡に来ると、彼岸花が一面に咲いていて、白い花も混じって
いる。ここにも沢山の蝶が舞ってきていた。良く見ると同じ黒でも、何種類かの蝶がいるようだ。場所に
よっては、花が既に終わりかけていて、随分と早く咲いたものだと感じた。この場所には、写真の同好の
方が集まっていて、写真よりも話しに夢中な様子だった。





山を一周して下りてきた所が、第八十八番だった。そこには可愛らしい小坊主の像があり、周辺には
彼岸花が咲いている。ほかにも色々な花が咲いていたが、ミズヒキの前で、どこかのおじさんが、
若いカップルを捕まえて、ミズヒキについての講釈を始めたのが面白かった。その頃にはお腹も空いて
きたので、お昼ご飯を食べようと思っていた矢先に、門前にいた女将にドリンク無料券を渡され、
向かいの小料理店で食事をしたが、店の中には何故か立派な甲冑が飾ってあった。何でも、店主の
親から引き継いで、信州から持ってきた物だと言う。




食後、時間も早かったので、もう一ヶ所彼岸花を見に行く事にして、高幡不動の駅からモノレールに
乗って、昭和記念公園に向かった。(次に続く)

小石川後楽園の彼岸花

9月13日は久しぶりの秋晴れで、小石川後楽園の彼岸花を見に出掛けた。
今年は彼岸花の開花がやたら早くて、彼岸花ではなくなったが、花は既にかなりな数が咲いていた。
稲田の黄門様も相変わらずで、稲の穂も垂れ下がってきていた。水路にはあめんぼうが大量に浮いて
いて、とても珍しく感じた。


藤棚の裏手には、既に沢山の彼岸花が咲いていて、既に終わっているのも見られた。蕾も多く見られた
ので、見頃は2、3日後と思われた。彼岸花の時期になると、どうしてもどこかに彼岸花を見に行きたく
なるのは、私だけではなさそうで、カメラをぶら下げた方を多く見掛けた。今更だが、この花の異様な
迄の華やかさと、毒々しいほどの赤さがたまらなく好きだ。




彼岸花にはアゲハチョウも付き物で、赤い花に寄って来るチョウは絵になる。神田上水跡の水門も
お約束の構図のアイテムだ。藤棚の下の彼岸花は、まだ数が少なくて一寸寂しかった。渡月橋脇の
彼岸花も、砂利をバックに面白い。




大泉水の反対側から、蓮池の橋を見ると、外国の方が唐傘を持って立っていた。一寸面白いと思った
が、この傘は貸し出し用の物らしい。龍田川の流れの脇には、黒くなり始めのヤブミョウガがあった。
帰り際に、暑かったので、涵徳亭で抹茶白玉を食べて、少し涼んでから帰宅した。