ハウステンボス

2日目は、長崎市内からハウステンボスに向かった。途中、新旧西海橋を見学した。橋の下には
小さな渦潮が見られ、イルカの泳ぐ姿もあった。また、駐車場には、ふるさと創生の1億円トイレ
なんて言うのもあったが、既に陳腐化してその価値は感じられなかった。

ハウステンボスには11時頃到着し、隣接するホテルに荷物を預け、夜の9時過ぎまで目一杯歩き回る
事となった。ハウステンボスでは、大チューリップ祭・光の王国が開催中だった。
入場すると直ぐにフラワーロードのチューリップ畑が広がっていて、素晴らしい眺めだ。風車やオラ
ンダ風の建物とも調和している。そこから、アンブレラストリートやチューリップピラミッドを見て、
カナルクルーザーに乗り、ホテルヨーロッパに向かう。



 
 

そして、ホテルヨーロッパに行き、和食レストランで昼食を摂る。そこのテーブルに飾ってあった
一輪挿しが気に入って、陶器ショップで見つけて買って帰った。ホテルのロビーにはチューリップの
飾りがあり、なかなか見事だった。そこから、ハーバータウンのポーセレインミュージアムに行った。
そこには、陶器のシャンデリアや有田焼で飾られた陶器の間があり、素晴らしかった。



 

再び、クルーズが着いたタワーシティにあるドムトールンへ行き、展望室に上りハウステンボス
をうえから俯瞰したが、全貌が手に取る様に見え、とても面白かった。

 

その後、アムステルダムシティのチューリップを見に行った。広場一面にあるチューリップはとても
見応えがあった。広場のステージでは、マスクを付けたダンスを踊っていた。その日は天気も良く、
陽を浴びて光るチューリップが、とても素晴らしかった。

 

広場の周囲にはレストランや土産物店が沢山あり、少しは中を覗いてみた。また、ギヤマンミュー
ジアムにも立ち寄って、ガラスの食器等を見た。広場に戻ると、ウクライナから来たロックーが
演奏していたので、暫く聴いていた。広場の入り口には、チューリップで作ったハートがあった。


 

時間が有り余っているので、カフェでコーヒーを飲んだが、洒落たゴミ箱が目に入ったので、
シャッターを押した。まだ暗くなるには時間があるので、ひとまずホテルに戻って休憩する事に
して、出口に向かった。途中のアドベンチャーパークの所にでは、恐竜が水を吐いていた。また、
売店の脇には、巨大なテディベアが立っている。
そして、休息後再びチューリップピラミッドに来ると、運河の遊歩道にあるチューリップが、西日を
受けて、光り輝いていて素晴らしかった。

 
 
 

なかなか暗くならないので、早めの夕飯を摂った。食べ終わって暫くすると、やっとの事で薄暗く
なってきた。西国は暮れるのが遅い事を忘れていた様だ。昼間も行ったアンブレラストリートは、
暗くなって俄然雰囲気が違って、まさに光のアンブレラストリートで、素晴らしい。
アトラクションタウンの噴水広場には、ハート型のオブジェが彼方此方にあり、光の天空ツリーも
見事だ。そんな所なので、若いカップルが多く見られた。




7時から光の王国パレードがあるので、会場へと向かった。運河を見ると、昼間とはがらりと変わり、
イルミネーションでとても輝いている。パレードの時間に合わせ、光と噴水の運河も始まった。
パレードと光の運河がコラボして、素晴らしい眺めだ。アートガーデンの光の滝もバックに見える。



パレードが続いている時に、観覧車に乗り、上から光の王国を眺めた。上からは、光の滝・ブルー
ウェーブやドムトールン、光の王国パレード、光の運河等が一望できてそれは素晴らしい。一周
して戻ってきても、パレードは延々と続いていた。



その後、パレスハウステンボスへ行き、パレス3Dプロジェクションマッピングと光のオーケストラ
ジュエルイルミネーションショーを楽しんだ。プロジェクションマッピングの演目は白雪姫だった。


ショーの終了後、ホテルに戻ったが、途中、彼方此方のイルミネーションを楽しみながら、ゆっくり
歩いて戻った。



翌日は、九十九島で遊覧船に乗船した。生憎の曇り空で、時折雨も落ちる天気で、デッキに出て
写真を撮る様な温度ではなかった。乗り場のパールシーリゾートには、水族館もあったが、残念
ながら見学する時間はなかった。その後、佐賀空港から羽田に戻った。


今回は、ランタンフェスと光の王国がメインで、光の祭典を存分に楽しむ事が出来た。

長崎ランタンフェスティバル

2月26日~28日に、長崎ランタンフェスティバルとハウステンボスのツアーに参加した。
初日、羽田空港から佐賀空港に行き、そこから祐徳稲荷神社経由で、長崎の眼鏡橋に向かった。
祐徳稲荷神社は、最近外国からの観光客が沢山来るそうだ。そして、日本三大稲荷の一つにも
数えられ、格子状の櫓の上に建つ本殿や楼門はとても立派だ。参道には土産物屋や食堂もあり、
その内の一軒でうどんといなり寿司の昼食を摂った。


長崎の眼鏡橋に来ると、川の中や上、橋の上、両岸はランタンフェスティバルの飾りが一杯だ。
普段の眼鏡橋とは違った景色で、とても楽しかった。まだ明るくて、ランタンの明かりが見えな
かったのが、一寸物足りなかった。


 

その後、ホテルに荷物を預けてから、いよいよランタンフェスティバルの会場へと向かった。
最初に、中央公園会場へ行ったが、時間が早く催し物はまだ始まっていなかった。そこから、
浜んまち会場の入り口前に行くと、西遊記のキャラの巨大なランタンがあった。会場のアーケード
に入ると、夥しい数のランタンが延々とぶら下がっていた。ランタンの像も所々に飾られている。


 

そこから、思案橋を通り、新地中華街会場に向かう。途中の川の上にもランタンが飾られており、
橋の上には巨大なランタン像があった。中華街の路地まで来ると、夥しい数のランタンと人。


何とか通り抜けて、会場に到着した。ここでは、沢山のランタン像が見られた。まだ多少明る
かったが、何とかランタンの灯りを楽しむ事が出来た。


面白かったのは、食器やレンゲで作ったランタンで、ぱっと見には立派な工芸品に見えて、
とても素晴らしかった。会場両脇にある屋台の上は、ランタン像のお立ち台になっていて、
様々な格好の武将らが飾られていた。ステージでは、二胡の演奏が行われていた。ひとしきり
眺めてから、夕飯の場所へと向かった。

 

夕飯はチャンポンと決めていたので、ネットで調べた地元の人が一番に推す店に向かった。
ところが、生憎とお休みで、2軒先の次善の店に入った。何故かよこはまという名前で、何でも
福山雅治のお気に入りの店らしい。そこのチャンポンもとても美味しかった。食後、長崎と言えば
カステラで、福砂屋本店で買い物をしてから、唐人屋敷会場へと向かった。


唐人屋敷会場は、古いお堂の会場が殆どで、人影も少なく、一寸寂しい所だった。

そこを後にして、当日の最終目的地、孔子廟に着いた。この時間は旅行社の貸切で、催し物が
行われると言うので、それを楽しみに来た。門を入る前から、巨大なランタン像が見え、門の中
では、孔子像が迎えてくれた。建物も威厳があって立派な物だった。

 

中では、見学したり、小籠包を食べてビールを飲んだり楽しんだ。暫くして、二胡の演奏や
蛇踊り、変面ショウ等が始まり、満足してホテルへと戻った。特に変面ショウは中国の国技
と言う事で、珍しくて面白い物だった。最後は、ホテルから見た長崎の夜景だ。


 

次回のハウステンボスに続く