横浜ローズウィーク

横浜ローズウィーク中の5月19日に、港の見える丘公園と山下公園へ行った。山下公園では、2019
ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会が開催されていた。山下公園がスタート・フィニッシュ
で、参加者の大量の自転車が置いてあり、コースのフェンスも設置されていた。丁度そんな時が
バラの祭り開催時期で、主催者も大変なようだった。
私の方は、まず港の見える丘公園へと向かった。入り口から階段を登って行くと、植え込みに色々
な花が咲いていた。振り返ると、休館中のマリンタワーが木の間に見えた。

展望台迄来ると、ベイブリッジが良く見えた。また、そこには素晴らしい植え込みもあった。
その直ぐ先が、ローズガーデンで、バラが満開でとても素晴らしかった。香りの庭・バラと
カスケードの庭・イングリッシュローズの庭と言う3個所の庭があり、それぞれ趣が違って
見飽きる事がない。バラのほかにも、様々な草花が咲き誇り、何処を見ても見事だった。
アゲハチョウも花の蜜を吸いにやって来ていた。













海の方を眺めると、バラと一緒にベイブリッジも良く見えた。当然の事ながら、あっちもこっちも
バラで、写真はバラづくしとなった。たまにはバラ以外の木の花も咲いていた。ブラシの木や
ユッカのような木、エゴノキ等。






そこから、山下公園に向かったが、途中中華街に立ち寄って昼食を摂った。そして、山下公園へ。
小高い所の世界の広場から入園したが、入って直ぐにバラの植え込みがあった。そこから水の階段を下ったが、
中央に流れがあり、タイル張りの土手があって素晴らしい。港にはクルーズ船や氷川丸が見える。
この日はトライアスロンの大会が開催されていて、夥しい数の自転車があった。競技も進行中で、
未来のバラ園へは通行規制があった。



やっとの事で未来のバラ園に到着した。ここも満開のバラづくしだ。バラも素晴らしいが、周囲の
横浜の風景も素晴らしい。氷川丸やマリンタワーが色々な角度で眺められる。バラの見せ方にも
色々な工夫がされていて、変化に富んで面白い。バラとマリンタワーや氷川丸とのコラボも
素晴らしい。水の守護神がいる噴水もあった。











トライアスロンの大会開催中で、その参加者とバラ見物の人でごった返していたが、バラは丁度良い
時で、何処を見ても素晴らしく、帰りにはシュウマイ弁当を買って帰った。

横浜みなとみらいの夜景

12月8日に、横浜みなとみらいホールでコンサートがあり、久しぶりに横浜みなとみらいに行った。
クリスマスシーズンとあって、大きなクリスマスツリーが2本飾られていた。コンサートが終了
すると、既に外は暗くなっていて、彼方此方にイルミネーションが輝いていた。店のウィンドウの
中には、可愛らしいトキの置物もあった。ギターの飾りも面白い。



 

夕食には早かったので、ランドマークの展望台に登ってみた。この日は天気も良く、周りの景色
が、手に取る様に見えて素晴らしかった。


地上に戻ると、ツリーの所で雪が降ると言うので、開始まで待つ事にした。時間になると、成る程
ツリーの上から雪が降ってきたが、泡の様な雪だった。ライトにも照らされて、ちょっとは幻想的
な雰囲気ではあった。

 

帰りは桜木町に向かった。いつもの様に、日本丸をみなとみらいの夜景と共に眺めながら、駅に
到着した。

この日はカメラを持たなかったので、スマホで撮影したが、まずまずの写真が撮れて良かった。

天王洲散歩

11月中旬の天気の良い日に、天王洲迄散歩した。天王洲からは、多くのクルーズ船が発着する。
東京湾のクルーズや桜の季節の目黑川クルーズ等がある。船の種類も様々で、中型のクルーズ船
から屋形船まである。周辺には洒落たレストランもあり、建物も新しく、モザイクの外壁もあった。
工事エリアの仮囲いがベニヤ製で、お洒落に絵や文字が書かれていたのが目を引く。周囲は運河で、
多くの水門が設置されていて、絵も描かれていて楽しい。船も結構行き来している。公園の滑り台
はクジラになっていて、子供達が楽しそうに滑っていた。

 
 
 
 

帰りは向かいの東品川海上公園に寄った。寒いのに色々な花が咲いていた。樹木も紅葉したり
実を付けたりと秋の風情だ。ススキも穂が伸びていた。

 

 

そこから、目黑川沿いに遡った。桜並木は紅葉が綺麗だ。途中の神社の大イチョウも珍しい。
また、道路脇の手入れされた花壇でも、沢山の花が咲いていた。


 
 
 

大崎から天王洲の往復で、途中食事をして2時間位の散歩も、たまには良いものだ。

アイスランド紀行(5)

アイスランド紀行(7日目)
この日はレイキャビック市内観光を行った。最初に行ったのが、イマジンピースタワーが見える
港。一年の決まった日に、写真左端の円形の建物から、直上に光が発せられる。これをタワーと呼び、
一大イベントになっている。これは、オノ・ヨーコが世界平和を願って行っていると言う。
この港には、市内観光のバスも来ている。次に、ホフディハウスで、レーガンとゴルビーが会談し、
玄関で握手をした場所だ。市内を廻っていると、壁にペインティングがされているのをよく見る。
また、市街を見渡す丘に行くと、可愛らしい街の様子が良く見えた。そして、ペルトラン展望台に
行った。屋上からは、レイキャビックの市街が一望できる。中のトイレは溶岩色で真っ黒。屋外には
風変わりな人の彫像があった。

 
 
 
 

その後、ハトルグリムスキルキャ教会に行った。アークレイリ教会と同じく、サムエルソン
という建築家の設計だ。パイプオルガンをイメージしているらしい。教会内部にも、立派な
パイプオルガンがある。デザインは白が基調ですっきりとしている。そこから街を歩いたが、
通りから振り返ると、教会の威容が良く見える。通りには、建物アートが彼方此方に見られる。
また、歩行者天国の通りの入り口には、自転車型のゲートが設置してあって面白い。路面の
ハートマークの意味は、聞きそびれた。次に、国会議事堂に行った。こぢんまりとして、
飾らない建物だ。周囲や裏庭の花壇の植え込みも素晴らしい。


 
 
 
 

自由時間になり、買物後、アイスランドフィルの本拠地ハルパに行った。ガラス張りの斬新な
デザインで、とても気に入った。ホール内部には入れなかった。アイスランドフィルは、この秋
アシュケナージの指揮で、日本公演を行う。街を歩いていると、レンタル自転車を見掛けた。

 
 

市街観光後、その日のメインイベント、ブルーラグーン温泉に行った。この広大な温泉は、地熱
発電所の副産物を利用している。天然ではないが、のんびりできて良い。水着の着用が必要だ。
隣の発電所も良く見える。ここでは、石灰泥のパックが無料だ。また、中に飲み物のスタンドが
あり、私も写真を撮りながら、生ビールを飲んだ。



この施設に隣接して、溶岩の間にたまった池がある。石灰分が沈着して、面白い景色になって
いる。この日は、これでホテルに戻った。夜中にオーロラチャレンジも、出現がなかった。

 

(8日目)
いよいよ最後の日だ。オプションでレイキャネス半島観光に行った。バスからの景色は、何処迄も
溶岩だ。この景色も見納めだと思うと、一寸寂しい気もした。そんな事で、クリスヴィークという
地熱地帯に行った。ここも地獄のような所だ。そこの観光後、バスからの景色は苔むした溶岩。
こんな所にも休憩する店があり、人気のアイスクリームを売っていた。



 
 

最後の観光が、プレートの境界に架けられた橋。北米プレートとユーラシアンプレートをまたいで
架けられている。間の溝に下りて、橋を持ち上げるポーズの写真がインスタ映えだとか。当然
やってみた。そして、先の休憩地で、小さな教会をと馬の牧場を見た。馬の先の幽霊船が見える
だろうか。そこから少し先のレストランで、アイスランド最後の食事となった。外壁の絵が
とても可愛らしい。側には何かのオブジェもあった。

 
 
 

ここからケフラヴィーク空港迄は直ぐ近くで、そこから空路成田へ飛んで、ツアーは終わった。

(完)

アイスランド紀行(4)

アイスランド紀行(6日目)
この日は、早朝から朝焼けを見に出掛けた。場所は前日の夕日と同じ所で、方角は反対側だ。
羊達はもう朝食の最中だ。明るくなるに連れて、水面が光り輝いてくる。しかし、朝日の方向には
雲が多く、太陽が顔を出す事は無かった。それでも、日が昇るに連れて水面が赤くはなった。
景色を眺めていると、2羽の白鳥が丁度飛び立つところだった。そして、光芒が見えたところで
ホテルに戻った。




この日の最初の観光は、ゴーザフォスの滝だ。とても迫力があり素晴らしい。ここも水飛沫が
凄く、近くでは合羽が必須だ。ゴーザフォスとは”神々の滝”と言う意味で、伝承がある所だ。
岸壁は、ライチョウが棲み処としており、その姿を見る事が出来た。また、岸壁には面白い
造形が見られたが、理由は不明。水飛沫のせいで、水苔も沢山見られた。この滝は2段になって
おり、下流からは両方が見渡せる。



 

その後、第2の都市アークレイリへ向かう。海と山に挟まれて、とても美しい街だ。ここで昼食
を摂った後、ホエールウォッチングに向かった。途中、アークレイリ教会の前を通り、町並みを
見ながら港へと出た。


 

港にはホエールウォッチングの船が既に停泊していた。早速乗り込み出航した。最初の内はクジラ
の姿は無く、周りの景色を眺めるばかりだった。その内に船のガイドがクジラを発見し、やっと
ホエールウォッチングが始まった。潮吹きを見つけると、船は大急ぎでそちらの方向に向かう。
そして、目の前でクジラの姿を見る事になる。この日のクジラはザトウクジラで、何頭かいた
ようで、ガイドが尾を見て名前を呼んでいるには感心した。








ホエールウォッチング後、夕食までには時間があるとの事で、小高い丘の上から街を眺めたり、
街中を散策したりした。紅葉も綺麗だったし、丸い形のキノコも面白かった。


夕食後、アークレイリの飛行場からレイキャビックに飛び、レイキャビックのホテルに宿泊した。

アイスランド紀行(5)に続く

アイスランド紀行(3)

アイスランド紀行(5日目)
この日は、北部のミーヴァトン湖へと向かった。出発前、近くの湖の朝焼けを見に行った。ふと
空を見上げると、下弦の月がシルエットで素晴らしい。途中の牧場では、馬達が草を食んでいる。
湖に着くと、丁度日が出始める時で、うっすらと朝焼けになった。周辺のハゼノキは、赤い実を
沢山付けていて、一部紅葉もしていた。ホテルの脇には、冬期用のバギーが、ずらっと並んで
いた。そして、ミーヴァトン湖へと出発。車窓から、素晴らしい滝や氷河を頂いた美しい山を
見ながらバスは進み、途中の小さな村で休憩した。そこでは、小さな教会や伝統的な造りの建物
(ターフハウス)、農機具等を見る事ができた。建物の周りでは、野生のキツネ達が飼犬や仲間
と遊んでいた。







その後、ミーヴァトン湖周辺のダイヤモンドサークルと呼ばれる所に来た。始めに行ったのが、
ナウマフィアトラ山麓のクヴェリルと言う地熱地帯。日本で言う地獄だ。地中から熱水がぐつ
ぐつと湧き出ている所だ。湖面からは上がった所で、湖が良く見える。

 



次に行ったのが、グリョータギャウと言って、これもプレートの境界の所で、地球の割れ目だ。
周辺には花が咲いおり、ブルーベリーの実もなっていた。ここの岩の下にある洞窟は温泉になって
いるが、今は高温になってしまって入浴禁止だ。湖面には白鳥の姿もあった。

 

そこから、昼食のレレストランに行ったが、そこで面白い廃材利用のベンチオブジェを見た。
次に向かったのが、ディムボルギルで、溶岩が造った自然の造形だ。駐車場からのミーヴァトン湖
の眺めが良い。溶岩地帯の周回路を歩くと、穴の開いた大岩が目に入る。付近は紅葉した草木で
綺麗だ。一番の見所の岩には登る事が出来、穴でポーズを取るのが流儀の様だ。溶岩の間には、
日本のワタスゲやツガザクラのような花が咲いている。周囲は見渡す限り溶岩で、鬼押し出しを
思い起こす。





ダイヤモンドサークルを観光した後、ホテルにチェックインしてから、向かいのスクートゥ
スタージルを歩いた。ここには、偽クレーターと呼んでいるクレーター群があり、ミーヴァトン
湖の島々と相俟って素晴らしい眺めだ。このクレーター状の小山は、地下からの水蒸気に持ち上げ
られた後、陥没して生成されたと言う。なかなか珍しい風景だ。


その後、夕日を見にもう一度同じ所に出掛けた。すると、先程は見過ごした、水鳥や花、ヒツジ
が目に入った。少し先のクレーターに登って夕日を待っていると、だんだんと空が赤くなって、
素晴らしい景色を見る事ができた。






その夜、同じ所にオーロラを見に出掛けたが、生憎雲が多く、遠くの光を見ただけだった。

アイスランド紀行(4)に続く

アイスランド紀行(2)

アイスランド紀行(4日目)
ホプンから少し戻った所に、ヴァトナヨークトル氷河のヨークルサルロン氷河湖がある。この日は、
水陸両用車で氷河湖のクルーズをした。乗船前に、岸から氷河湖を眺めていると、アザラシが目の
前を泳いでいった。実は、氷河湖は海と直結しているので、海水の流入と共にやってくるらしい。
氷河や流氷の様子もじっくり見る事が出来た。また、流氷の間を進むクルーズ船の様子も分かった。

 

 
 

いよいよクルーズ船に乗り込んだ。ツアーのガイドは何とドイツ人で、アルバイトで来ているとの
事だった。氷河はとてつもなく大きく、何と国土の8%を占めている。見えているのはほんの少し
だ。夏の間、その氷河が溶けて海に流れ出る。既に秋なので、流氷の数も少ない。

 
 
 

 

クルーズ後、海側の河口に移動した。そこは、ダイアモンド海岸と呼ばれ、波に打ち上げられた
氷河のかけらが、陽にキラキラと輝くのが見られるらしい。その名残は見られたが、氷の塊は
パラパラとしか見られなかった。海辺では、水鳥が遊んでいた。


 

前日、スケジュールを前倒ししたお陰で、もう一つの氷河を見る事が出来た。スヴィナフェットル
ヨークトル氷河で、ヨークルサルロン氷河湖の直ぐ側にある。そこにも小さな氷河湖があり、人も
少なく落ち着いた雰囲気で良かった。この氷河も、ヴァトナヨークトル氷河の枝の一つで、流氷も
変わった形が多く素晴らしい眺めだった。

 

 

観光後、エイイルススタジールのホテルへと向かった。途中、バスの車窓から、この地方独特の
風景を写真に撮った。また、休憩に立ち寄った、小さな漁港の風景もあったし、そこの野草も
綺麗だった。海には、養殖の生け簀も見られた。その後、バスは山間部に入ったが、山からは
幾筋もの滝が落ちていた。そして、紅葉した野生のブルーベリーが沢山見られた。

 

 
 

その夜は、ホテルの庭からオーロラを眺めた。大規模な物は見られなかったが、そこそこ満足
して、ベッドに入った。


 
 

アイスランド紀行(3)に続く

萩・秋吉台・青海島・角島ほか

6月3日~6日にかけて、山口県方面の観光地を巡った。
1日目、山口・宇部空港に降り立ち、まず萩城下町に向かった。空港では、ふぐの大きな飾りが
迎えてくれた。そして、萩城下町を散策したが、幕末の志士に関わる所が多く、幕末のドラマを
見ている様だ。晋作ひろばには、高杉晋作の像が建っている。ガイドの話を聞きながら歩いたが、
夏みかんが名産になった理由が、下級武士の生活の為だったというのが、なるほどと面白かった。
萩と言えばなまこ壁で、これを見に来たようなものだが、それ程多くはなかった。何軒か藩士の
家も見て歩いた。




城下町を歩いた後、松下村塾と松陰神社に行った。大河ドラマで記憶にある光景だった。神社の
お札らしい小さな傘を、木にくくってあるのが面白かった。
その後、宿泊先の長門湯本温泉に向かった。夕食までの時間で、街を散策した。道路脇には、大きな
栗の花が沢山咲いていた。また、足湯があるというので、そこまで足をのばした。恋人の聖地の碑
の側に咲く花が綺麗だった。近くにはJR美祢線が走っていて、丁度列車の走るのを見られた。



2日目、青海島遊覧に向かった。クジラ型の遊覧船で、夫婦洞迄行って戻るコースだ。島の周囲は
断崖で、海蝕洞が沢山見られた。夫婦洞の前の海は、青く透明でとても綺麗だった。この日は波が
殆ど無いので、洞の中迄船の首を突っ込んでくれて、スリル満点だった。洞内には沢山のイワツバメが
生息していて、甲高い声で鳴くのが、洞内に響いていた。港に戻ると、クジラ船が潮を吹いた。




その後、島々を見渡せる千畳敷に行き、上からの眺めを楽しんだ。周辺には風力発電の風車が、
沢山設置されていた。また、黄色い花が辺り一面に咲いていた。

そこから、元乃隅稲荷神社に行った。近年人気の鳥居が並ぶ所だ。これが出来たのはつい最近の
ようで、歴史がある所ではないが、鳥居と周辺の景色が、絶妙にバランスして素晴らしい。


その後、秋吉台・秋芳洞に向かう。途中の民家の屋根が殆ど茶色の瓦なのは、近くの石見の瓦が、
良質で積雪対策にも適していたからと言う。また、棟瓦として、しゃちほこの形を使うのが、
ステイタスだったらしい。山口県には、この種の屋根が多い。そして、秋吉台。一見岩がごろごろ
しているだけに見えるが、これが典型的カルスト地形だ。


この付近の地底にあるのが、秋芳洞で、石灰岩が長い間に溶け出して出来た洞窟だ。中には、多数
の鍾乳石、石筍、石柱があり、石灰棚も生成されている。なかなか見事な物ではあるが、洞窟内は
薄暗く、スポット照明がもう少し多い方がより楽しめるのではと思った。

 


秋芳洞見学の後、角島大橋に行った。エメラルドの海の上に架かるこの橋は、何の変哲もないのに、
何故か素晴らしく見える。やはり、海の色のせいだろうか。その後、下関に行き、ふくの関で、
ふぐの会席の夕食となった。食後、八幡のスペースワールド前のホテルへと向かった。


 

スペースワールドは既に解体中で、何となく寂しい気がした。
3日目に続く。

ハウステンボス

2日目は、長崎市内からハウステンボスに向かった。途中、新旧西海橋を見学した。橋の下には
小さな渦潮が見られ、イルカの泳ぐ姿もあった。また、駐車場には、ふるさと創生の1億円トイレ
なんて言うのもあったが、既に陳腐化してその価値は感じられなかった。

ハウステンボスには11時頃到着し、隣接するホテルに荷物を預け、夜の9時過ぎまで目一杯歩き回る
事となった。ハウステンボスでは、大チューリップ祭・光の王国が開催中だった。
入場すると直ぐにフラワーロードのチューリップ畑が広がっていて、素晴らしい眺めだ。風車やオラ
ンダ風の建物とも調和している。そこから、アンブレラストリートやチューリップピラミッドを見て、
カナルクルーザーに乗り、ホテルヨーロッパに向かう。



 
 

そして、ホテルヨーロッパに行き、和食レストランで昼食を摂る。そこのテーブルに飾ってあった
一輪挿しが気に入って、陶器ショップで見つけて買って帰った。ホテルのロビーにはチューリップの
飾りがあり、なかなか見事だった。そこから、ハーバータウンのポーセレインミュージアムに行った。
そこには、陶器のシャンデリアや有田焼で飾られた陶器の間があり、素晴らしかった。



 

再び、クルーズが着いたタワーシティにあるドムトールンへ行き、展望室に上りハウステンボス
をうえから俯瞰したが、全貌が手に取る様に見え、とても面白かった。

 

その後、アムステルダムシティのチューリップを見に行った。広場一面にあるチューリップはとても
見応えがあった。広場のステージでは、マスクを付けたダンスを踊っていた。その日は天気も良く、
陽を浴びて光るチューリップが、とても素晴らしかった。

 

広場の周囲にはレストランや土産物店が沢山あり、少しは中を覗いてみた。また、ギヤマンミュー
ジアムにも立ち寄って、ガラスの食器等を見た。広場に戻ると、ウクライナから来たロックーが
演奏していたので、暫く聴いていた。広場の入り口には、チューリップで作ったハートがあった。


 

時間が有り余っているので、カフェでコーヒーを飲んだが、洒落たゴミ箱が目に入ったので、
シャッターを押した。まだ暗くなるには時間があるので、ひとまずホテルに戻って休憩する事に
して、出口に向かった。途中のアドベンチャーパークの所にでは、恐竜が水を吐いていた。また、
売店の脇には、巨大なテディベアが立っている。
そして、休息後再びチューリップピラミッドに来ると、運河の遊歩道にあるチューリップが、西日を
受けて、光り輝いていて素晴らしかった。

 
 
 

なかなか暗くならないので、早めの夕飯を摂った。食べ終わって暫くすると、やっとの事で薄暗く
なってきた。西国は暮れるのが遅い事を忘れていた様だ。昼間も行ったアンブレラストリートは、
暗くなって俄然雰囲気が違って、まさに光のアンブレラストリートで、素晴らしい。
アトラクションタウンの噴水広場には、ハート型のオブジェが彼方此方にあり、光の天空ツリーも
見事だ。そんな所なので、若いカップルが多く見られた。




7時から光の王国パレードがあるので、会場へと向かった。運河を見ると、昼間とはがらりと変わり、
イルミネーションでとても輝いている。パレードの時間に合わせ、光と噴水の運河も始まった。
パレードと光の運河がコラボして、素晴らしい眺めだ。アートガーデンの光の滝もバックに見える。



パレードが続いている時に、観覧車に乗り、上から光の王国を眺めた。上からは、光の滝・ブルー
ウェーブやドムトールン、光の王国パレード、光の運河等が一望できてそれは素晴らしい。一周
して戻ってきても、パレードは延々と続いていた。



その後、パレスハウステンボスへ行き、パレス3Dプロジェクションマッピングと光のオーケストラ
ジュエルイルミネーションショーを楽しんだ。プロジェクションマッピングの演目は白雪姫だった。


ショーの終了後、ホテルに戻ったが、途中、彼方此方のイルミネーションを楽しみながら、ゆっくり
歩いて戻った。



翌日は、九十九島で遊覧船に乗船した。生憎の曇り空で、時折雨も落ちる天気で、デッキに出て
写真を撮る様な温度ではなかった。乗り場のパールシーリゾートには、水族館もあったが、残念
ながら見学する時間はなかった。その後、佐賀空港から羽田に戻った。


今回は、ランタンフェスと光の王国がメインで、光の祭典を存分に楽しむ事が出来た。

長崎ランタンフェスティバル

2月26日~28日に、長崎ランタンフェスティバルとハウステンボスのツアーに参加した。
初日、羽田空港から佐賀空港に行き、そこから祐徳稲荷神社経由で、長崎の眼鏡橋に向かった。
祐徳稲荷神社は、最近外国からの観光客が沢山来るそうだ。そして、日本三大稲荷の一つにも
数えられ、格子状の櫓の上に建つ本殿や楼門はとても立派だ。参道には土産物屋や食堂もあり、
その内の一軒でうどんといなり寿司の昼食を摂った。


長崎の眼鏡橋に来ると、川の中や上、橋の上、両岸はランタンフェスティバルの飾りが一杯だ。
普段の眼鏡橋とは違った景色で、とても楽しかった。まだ明るくて、ランタンの明かりが見えな
かったのが、一寸物足りなかった。


 

その後、ホテルに荷物を預けてから、いよいよランタンフェスティバルの会場へと向かった。
最初に、中央公園会場へ行ったが、時間が早く催し物はまだ始まっていなかった。そこから、
浜んまち会場の入り口前に行くと、西遊記のキャラの巨大なランタンがあった。会場のアーケード
に入ると、夥しい数のランタンが延々とぶら下がっていた。ランタンの像も所々に飾られている。


 

そこから、思案橋を通り、新地中華街会場に向かう。途中の川の上にもランタンが飾られており、
橋の上には巨大なランタン像があった。中華街の路地まで来ると、夥しい数のランタンと人。


何とか通り抜けて、会場に到着した。ここでは、沢山のランタン像が見られた。まだ多少明る
かったが、何とかランタンの灯りを楽しむ事が出来た。


面白かったのは、食器やレンゲで作ったランタンで、ぱっと見には立派な工芸品に見えて、
とても素晴らしかった。会場両脇にある屋台の上は、ランタン像のお立ち台になっていて、
様々な格好の武将らが飾られていた。ステージでは、二胡の演奏が行われていた。ひとしきり
眺めてから、夕飯の場所へと向かった。

 

夕飯はチャンポンと決めていたので、ネットで調べた地元の人が一番に推す店に向かった。
ところが、生憎とお休みで、2軒先の次善の店に入った。何故かよこはまという名前で、何でも
福山雅治のお気に入りの店らしい。そこのチャンポンもとても美味しかった。食後、長崎と言えば
カステラで、福砂屋本店で買い物をしてから、唐人屋敷会場へと向かった。


唐人屋敷会場は、古いお堂の会場が殆どで、人影も少なく、一寸寂しい所だった。

そこを後にして、当日の最終目的地、孔子廟に着いた。この時間は旅行社の貸切で、催し物が
行われると言うので、それを楽しみに来た。門を入る前から、巨大なランタン像が見え、門の中
では、孔子像が迎えてくれた。建物も威厳があって立派な物だった。

 

中では、見学したり、小籠包を食べてビールを飲んだり楽しんだ。暫くして、二胡の演奏や
蛇踊り、変面ショウ等が始まり、満足してホテルへと戻った。特に変面ショウは中国の国技
と言う事で、珍しくて面白い物だった。最後は、ホテルから見た長崎の夜景だ。


 

次回のハウステンボスに続く