まだまだ桜

 今回は、4/25~27に南東北に花見に行った様子です。残念ながら雨の日が多く、
レンズの水滴が映り込んでいるのは、雨のせいか、横着の証拠か?

まず、関東の最北部、那須町は堂の下の岩観音に行った。地元の人気スポットらしい。
岩壁が観音に見えるらしいが、それはともかく、なかなか見事だった。

そこから北に向かい、戸津辺の桜棚倉城跡の桜に行った。
前者の半分は既に葉が伸びていた。眼下には、水郡線のうねった線路に、可愛い電車が走っていた。
後者は丁度良い時期で、堀に囲まれた城内と周囲の桜が綺麗だった。

  

そこから一寸北に行くと、花園のしだれ桜がある。池に映る桜で有名で、なかなか見事だった。
池の土手には、多くのカメラマンが陣取って、撮影のタイミングを見計らっていた。手前には花びらが溜まっていた。

 

翌日は、朝一番に宮城県の白石川堤一目千本桜に行った。川の両岸が見事な桜並木になっていて、
一目では数え切れない。早朝だったので、屋形船は始業運転中だし、駐車係も不在で、
出る時に料金の申告をしても無料で出られた。

   

そこから直ぐの所に、船岡城址公園がある。ここの桜は正に満開で、全山桜色だった。駐車場から頂上近くに
行くスロープカーという乗物があり、その窓からの景色も見事だった。頂上からは眼下の桜と白石川堤防の桜が
遙か遠くまで見渡せ、白石川堤一目千本桜が実感できた。

 

白石川と桜並木に沿って、東北本線が走っている。線路脇にも、もう一列の桜並木があり、頂上には、
ブルートレインを狙っているらしい撮り鉄が列を成していた。勿論、線路脇にも多くが陣取っていた。
もう一枚は、桜の中を行くスロープカー撮り鉄(?)してみた。

 

曲りくねった川に沿った桜並木の様は、見事と言うほかはない。竹の葉と桜の花も見事に調和していた。

 

頂上には真っ白な平和観音像が建っていて、桜の上に立つ様は何か神々しく見える。レンギョウも綺麗だ。

 

その後南下して、福島県伊達市のやながわ希望の森公園に行った。人影も少なく、地元のグループが
桜の下でお昼をしていた。水性植物園には水芭蕉リュウキンカも咲いていた。

  

満開の桜林の中を歩くのは、何とも気分が良い。右の写真は松前桜で、松前から贈られたという事だ。
白・淡いピンク・濃いピンクと混ざったパステル調で、はなもものようで、すごく可愛らしい。

  

そこから更に南下して、花見山に行った。前回は桜が終わった頃に行ったので、楽しみにしていたが、今年は
立ち入りができないので、やはり少し物足りなかった。それでも、相変わらずカラフルな山は素晴らしかった。

 

 

もう夕方で雨も降っていたので、写真を撮るには悪い条件だったが、代わりにの姿に慰められた。

 

翌日、雨にもめげず、早朝に三春滝桜に向かった。早朝にも拘わらず、駐車場には既に係員と多くの車の
姿があった。日本人の勤勉さを思い知らされたが、知ってか知らずか滝桜は見事な姿を見せてくれた。
ここも前回は散り残りだったので、ピンク色の桜はまた格別だった。それにしても千年超も咲くなんて!

 

そこから少し下って、紅枝垂地蔵桜不動桜を見に行った。地蔵桜は見事だったが、不動桜は未開花だった。

 

その後、三春市内に向かい、福聚寺桜を見た。寺の山内は花で一杯だった。二本の紅枝垂桜はどちらも
見事だった。桜で満たされた後、お腹を満たしに立ち寄った店で、そばと名物油揚ほうろく焼を食べた。
名物に旨い物ありで、たかが油揚だが、分厚い油揚と具のネギとふきのとう味噌が絶妙にマッチしていた。

 

  

食事後、小沢の桜に行ったが、まだ未開花だった。右は、二本松に向かう途中にあった小浜城跡
人っ子一人見当たらず、桜祭りのぼんぼりが留守番をしていた。

 

小沢の桜から更に北上して、合戦場のしだれ桜に行った。思ったより大きく、素晴らしい桜だった。その昔、
八幡太郎義家が合戦した地に咲く、滝桜の孫桜との事だ。向かいの公園脇のハクモクレンも綺麗だった。

  

その後二本松に向かい、途中小浜城跡に立ち寄ってから、二本松の霞ヶ城公園に行った。池に映る桜は見事だ。
また、城郭と桜は何処へ行っても絵になるものだ。結局、この日も雨が止む事はなかった。
雨男の本領発揮という所か。ここは晴れの日に遠くから見たいものだ。

 

今回は、雨に祟られた日もあって、天気には恵まれなかったが、美しい桜には恵まれて満足だった。
ここの所、桜づくしだったが、桜の花に見飽きる事はない。また、来年が楽しみだ。

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