4月21日には、皇居東御苑のつつじと春の花を見に行った。先週ヤエザクラとシャクナゲを見た
ばかりだが、もう先の季節がやって来ていた。先週見たモウソウチクのタケノコは、既に立派な
竹に成長していた。新雑木林では、キンランが見られた。二の丸池周辺では、アヤメ、ヤマボウシ、
シナノキンバイ、フジ、シャガ、シラン等が咲いていた。池の中では、コウホネ、ヒメコウホネ
が、諏訪の茶屋では、ボタンが終わろうとしていた。
諏訪の茶屋前にあるクルメツツジは、先週と違い、満開になっていてとても見事だ。先週咲いて
いた分は、終わりかけているのは仕方ないか。
そこから、二の丸雑木林に入ると、色々な山野草が咲いていた。中でも、キンラン、ギンランは
彼方此方に咲いていたが、小さな花を良く見ると、しっかりランの顔をしていた。また、木漏れ陽
に透き通るヤマツツジが素晴らしかった。
二の丸から、バラ園へ行った。底では、コウシンバラやモッコウバラ、サクラバラが綺麗に咲いて
いたが、これらも先週は咲いていなかった。
富士見多聞前のシャクナゲは、先週見事に咲いていたが、今週は僅かに残るのみだった。先へ進むと、
真っ白はヒメウツギが華やかに咲いている。更に先の野草の島には、色々な山野草が可愛らしく
咲いている。果樹園の端では、シランやアイリスが綺麗だ。
休憩所の側では、木の花が陽に輝いていてまぶしい。その後、大手門に向かったが、百人番所脇
のツツジが、綺麗に咲いていて、外国人に好みの被写体のようだった。
天気が良いと、気軽に来られるので、好みの場所はいつも期待を裏切らない。