6月26日には、府中市博物館で開催されている、郷土の森あじさいまつりへ行った。
京王線分倍河原から、バスで10分程で博物館前に着いた。博物館に入る前に、向かいの郷土の森
公園に立ち寄った。そこの池では、蓮の花が既に開花していた。銘板には大賀蓮とあった。つぼみ
か膨らんで、今にも咲きそうなのは、美中心とあった。噴水が写り込んで面白い。また、池の側に
咲くクリヌムも華やかだ。
いよいよ博物館に入場して、アジサイを見て回った。園内彼方此方にアジサイが咲いていて、様々な
色や形があり、アジサイ図鑑を見るようだ。その一頁一頁を見ながら写真を撮って歩くのも、とても
面白い。中でも、咲いて間もない花の淡い色は、何ともいえず素晴らしい。この日は残念ながら(?)
良い天気で、陽に輝くアジサイも、滴滴るアジサイと変わらずに素晴らしいと思った。何と言っても、
雨を気にせずに写真を撮れるのが嬉しい。図鑑と言っても、持ち合わせがないので、花の名前は、
相変わらず不明だ。
この時期は、園内に3本あるネムノキが満開になる。大きな木に、びっしりと花が咲いている景色は、
とても見事だ。また、花の可愛らしい事。ずっと眺めてしまう。
更に、園内のアジサイが咲く所を、ぐるぐると廻った。木の下には、ヘメロカリスも咲いていた。
芝生広場に出ると、花壇に季節の花々が綺麗に咲いていた。また、その一角には珪化木があり、
恐竜が見守っていた。そこの周辺にもアジサイは咲いていた。
そして、そこからアジサイの小径へ向かった。
アジサイの小径は、まさにその名の通りだった。小径の両側には、アジサイの花がびっしりと咲いて
いて、見応えがあった。
小径を離れて、流れの方に歩いて行くと、小さな滝があり、一寸した清涼スポットになっていた。
また、流れの近くには水車小屋もあり、アジサイとマッチしている。そして、ヘメロカリスが
沢山咲いている所もあった。そこから、流れに沿ってアジサイを見て歩いた。水車小屋と竹林と
アジサイのコラボが素晴らしかった。
ハケの茶屋下の階段付近に戻り、その周辺を歩いた。そして、ネムノキに再び出会ってから、
博物館方向に向かった。植え込みには、カワラナデシコも咲いていた。また、アジサイの向こう
には、復元の建物も見える。帰り際に、博物館に寄ると、府中の大国魂神社くらやみ祭の展示が
あり、ビデオにあった万灯が展示されていた。
この博物館のサイトで、秋の彼岸花が良いという事を知ったので、その時期にまた来たいと思う。