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まことちゃん(Mak)のブログです。写真をクリックすると拡大できます。

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冬の秩父

2月8日、冬の秩父へのバス旅行に参加した。ツアーの主な目的は、宝登山のロウバイと三十槌の
氷柱だ。少し前に氷柱が結氷したとのニュースがあったばかりだ。
まず最初に宝登山神社に参拝した。真っ白な鳥居を潜って神殿に行ったが、そこの彫刻はとても見事
なものだった。飾りは正面だけでなく、周囲全面に施されていて見事なものだった。参拝後、バスで
宝登山ロープウェイ乗り場に行き、ロープウェイで山頂のロウバイ園に向かった。

 

ロウバイ園の手前は梅百花園になっていて、既に梅が咲き始めていた。足下を見ると、フクジュソウ
が咲き始めていて、マンサクも咲いていた。

  

先はロウバイ園になっていて、一寸小粒なロウバイが沢山の花を付けていた。最盛期は過ぎたという
話しだったが、まだまだ見応えがあった。隣の梅園越しには長瀞方面と武甲山が眺められて素晴らし
かった。ロウバイは何種類か違った花が見られた。また、時々指す陽の光に、黄色い花びらが透けて、
とても素晴らしい。園路を戻ってくると、可愛らしいフクジュソウが目に入った。

    

ロープウェイを下りてきた所には、しだれ梅が咲き始めていた。

 

宝登山から、三十槌の氷柱へと向かった。この氷柱には、天然の部分と人工的な部分がある。
人工的な部分は、上部からホースで水を垂らして凍らせているらしい。河原に下りると、情報通り
見事な氷柱が目の前にぶら下がっていて、それは素晴らしい眺めだ。長い物で3m以上はありそうだ。
氷柱そのものは天然に凍った物なので、人工との区別は感じさせず、どちらもとても美しい。
氷柱見物の後、最後に地元の造り酒屋の見学に連れて行かれた。秩父錦という銘柄で、そこでは
日本酒だけでなく、焼酎やワインも造っているという。試飲即売もあって、色々と一口づつ飲んで
みた。中でも新聞紙に包まれた期間限定の酒は、店の人が自慢するだけあってとても美味しかった。

      

夕食前には帰り着いて、短いツアーだったが、とても面白い経験で、楽しいツアーだった。

馬頭の正月

ここ毎年、正月には西那須野で過ごすが、決まって初詣に乃木神社に出掛ける。そして、夕方には
烏ヶ森公園で夕日を見る。今年は5分遅れで、既に日が沈んでしまっていた。

翌日、昨年暮れに話題になった、新国立競技場の設計者、森のくまさん設計の建物が馬頭にある
というので、その建物を見に出掛けた。それは那珂川町馬頭広重美術館で、車で40分程の所にある。
建物は木とガラス、鉄で構成されたシンプルな物で、新国立競技場を髣髴とさせる建物だった。
特徴的なのは、八溝杉の格子が壁と屋根、天井に連続して細かく配置されている事だ。明るくて
軽いようで、落ち着きのある風格を感じさせる建物となっている。これを見て、新国立競技場の
完成が待ち遠しいような気になった。正月の飾りも素晴らしい。また、展示しているのが江戸名所
と広重展で、東京の近所の昔の姿が描かれていて、何とも楽しい展示だった。

 

この建物のすぐ裏には、乾徳寺があって、ついでに初詣に立寄った。そこは、四季折々の花が咲い
ている花の寺で、一度来てみたい所でもあった。ただ、この時期花は殆どない。参道には夜間の
お参り用のろうそくが立ててあった。境内には、いかにも禅寺らしい手書きの行灯が彼方此方に
置いてあり、何か癒されるものがあった。次は、花の時期にまた訪れたいと思っている。

        

今回、馬頭広重美術館だけはどうしても見ておこうと思っていたので、見られて良かった。

イルミネーション2015

2015年暮れに歩いた、イルミネーションを集めてみた。
最初の4枚は目黒川みんなのイルミネーション(冬の桜)。1枚目は家ベランダから、ほかは家の
すぐ近くで撮影した。

 
 

次からは丸の内イルミネーション2015で、東京駅から有楽町方面に歩いた。今回は著名人の像が
ベンチに座っているものが飾ってあった。写真にあるのは澤穂希、夏目漱石。所々にクリスマス用品
や食べ物の売店が出ていた。

 
 
 

丸ビルでは中にスケートリンクが設置され、羽生選手の像があってツーショット写真が撮れる。

 
 

しばらく歩いてからお濠端に出た。お濠の水面にはビルの明かりが反射して素晴らしい景色だった。

 

そこから、日比谷公園に向かった。公園の噴水広場では、東京クリスマスマーケット2015が開催
されていて、大勢の人で賑わっていた。ステージテントでは、ドイツから来たバンドが演奏していた。
会場には沢山のブースがあり、クリスマス用品やドイツ料理、ビールが売られていた。折角なので、
私もソーセージとビールでドイツのクリスマスの雰囲気を味わった。噴水の反対側には、クリスマス
ピラミッドがシンボルとして建てられ、光り輝いていた。また、各ブースの屋根には色々なキャラ
クターが乗せてあって、楽しい雰囲気を醸し出している。

 
 

 

 

ひとしきり楽しんだ後、汐留のイルミネーションに向かった。途中、帝国ホテルや銀座のイルミも
見ながら汐留に着いた。汐留駅の今回の飾りは、汽車ではなくメリーゴーランドだった。そして、
カレッタ汐留イルミネーション2015の会場に到着。今回は、『カノン・ダジュール Canyon d’Azur
~青い星の谷~』と銘打ったものだ。青一色ではあるが、点滅したり色が変わったりして幻想的だ。
最後は日テレ前のサッカーボールのイルミで、イベントもあるようだった。

 
 


 

今回は余り歩かなかったので、一寸物足りない気分だった。

六義園の紅葉2015

12月5日に今年の六義園の紅葉を見に出掛けた。この時期は相変わらずの混雑で、写真を撮るのも
ままならない。幾分早いような感じだったが、まずまずだと感じた。紅葉の写真をいやと言う程撮った
のを掲載する。ここ六義園は毎年のように紅葉を見に来るが、何時来ても素晴らしい。

         

ムラサキシキブも紫の実が沢山ついていた。また、その辺に成っていたウリや木の実を飾っている
のも面白い。池には水鳥が沢山泳いでいた。木に巻くこもの締め飾りも面白い。そして、この時期の
風物詩である雪吊りも風情がある。

     

池をぐるり廻るた所で、大道芸人が紅葉をバックに芸をしていた。口上で、帰る際の木戸銭をお願い
しているのが、微笑えましかった。

  

幅の狭い橋が、一方通行で渡れないので回り道をしたら、橋を渡る人の列がシルエットになって
面白かった。何か蟻の行列のようだった。

 

次の2枚は、部屋の前からけやきとメタセコイアの紅葉を撮ったもの。朝日を浴びて綺麗だった。

今年は余り出歩かないので、唯一の紅葉写真になった。

 

イエローストーン紀行(4)

イエローストーン紀行(4)

6日目
ウエストイエローストーンから再び国立公園に戻って、予定外のノリスガイザーに行った。途中、
川面から水蒸気が出るのが見られた。川沿いの草原では、バッファローが朝食中だった。また、
草原や川沿いの彼方此方から、温泉の水蒸気が噴き出ていた。

 
 

ノリスガイザーに着いて散策を始めたが、入り口付近では、一面の水蒸気で付近一帯何も見えな
かった。先に進むとやっと視界が開け、素晴らしい景色が目に入ってきた。陽が昇ってきて、
真っ青な空と勢い良く立ち昇る水蒸気、光る水面が素晴らしい光景を演出していた。その水蒸気が
草について、水滴が光って素晴らしかった。帰り際のビジターセンターには成り立ちの解説があった。

 

 

 

次に、ウエストサムガイザーに向かった。途中の草原にも多くの水蒸気が立ち昇っていた。また、
立ち枯れた木も見られたが、これも山火事の名残だろうか。

 

ウエストサムガイザーは、イエローストーンレイクに面した唯一のガイザーだ。色々な色の池が
見られ、トレイルを楽しみながら歩いた。バクテリアの影響で赤くなっている所もある。また、
湖水に噴気孔が出ているのもあり、一つの穴は熱水が煮えたぎっていた。イエローストーンとも
ここでお別れとなった。

 
  

イエローストーン観光後、グランドティトン国立公園に向かった。バスはジャクソンレイクの脇を、
ティトン山脈を眺めながら走る。紅葉も始まっており、湖面の青に映える。また、湖面には山並みが
綺麗に映し出されていて素晴らしい。途中立ち寄ったビューポイントからのティトン山脈も素晴ら
しい眺めだ。最高峰のグランドティトンは標高4,197mで、富士山よりはるかに高い。

 
 

 
 
 
 

バスは山脈に沿って走り、次の目的地トランスフィギュレーション教会に来た。バックにはティトン
の山並みが間近に見られて素晴らしい。教会の中から、木の十字架を通してガラス窓に見える山脈
を撮るのが定番だ。外に回ってガラス窓に映る山並みも撮ってみた。アスペンの黄葉も素晴らしい。
教会の裏手には川が流れていて、渡し船も見られた。


 
 
 

そこから程近い所に、開拓時代の小屋を髣髴とさせる小屋や家がある。ティトン山脈をバックに
描いた、往年の名画『シェーン』の舞台に似ている事で、人気を博している所だ。

 

その後、今夜のホテルがあるジャクソンの街に行って、市内を散策した。田舎街ではあるが、雰囲気
がある街で、ストリートに野生動物の銅像を飾ったり、歩道には賢人の洒落た銅像があったりして
いる。因みに写真はアインシュタイン。また、広場の入り口には、鹿の角で出来たエントランス
アーチがある。何でも鹿の角は毎年生え変わるので、幾らでもあるらしい。黄葉も美しかった。
店も飾りを工夫して、楽しそうな雰囲気を出していた。

 

 

散策後、夕食のステーキを食べに、チャックワゴンサパーズという店に行った。ここでは、カントリー
ウエスタンの実演があるというので、楽しみにしていた。駐車場には、沢山のクラシックカーが
停まっていて、愛好家の団体が来ているようだった。そして、ステーキで満腹になった後、その
ショーが始まった。ここのオーナー兄弟が演奏しているのだが、全米でも人気のグループだと聞く。
トークを交えながら歌を聴かせたが、確かになかなかのものだった。

 

7日目
この日はソルトレイクシティへの移動が殆どで、着いてからは市内観光があっただけだ。途中
の山の紅葉や雲の様子が、長時間の暇を幾らか潰してくれた。因みに走行距離は455kmだ。
市内に入ると、巨大な消防自動車を目にした。さすがアメリカという感じだ。観光はユタ州議事堂
にまず行った。中に入ると、床壁総大理石貼で、豪華ホテルと見まごうばかりに贅沢だ。議場の
天井はガラス貼りで何とも豪華だ。前庭には、州の異名(ビーハイブステイト)になっている
ビーハイブ(ミツバチの巣)のオブジェが据えられている。向かいのショップの庭には、穂を
付けた草が陽の光に光っていて綺麗だった。

 
 

 

 

その後、テンプルスクエアに行った。そこはモルモン教の総本山で、中には入れないが、庭園や
パイプオルガン、展示場は見る事が出来る。前の道路の街路樹には、沢山のドングリがなっていた。

 
 
 

観光後、ベニ花風鉄板焼の店で、パフォーマンスを見ながらの夕食となった。最後の写真は、
肉片をヘラで客の口に飛ばしているところ。食後、ホテルに向かった。チェックイン後時間が
有ったので、近所を散歩したが、近くのシティクリークセンターと言うショッピングセンターに
寄ってみた。夜なので、閉まっている店もあったが、ロッキーマウンテンチョコレートファクトリー
と言う店が開いていたので、お土産にチョコレートを買った。

 

8日目
翌日は出発が早かったので、5時頃後にはホテルの前を歩いたが、向かいのコンベンションセンター
前に、開催中のSalt Lake Comic Con 2015の展示物があった。見た事はあるが、何のコミックの
キャラクターかは思い出せない。これが3体と宣伝のスポーツカーが展示してあった。これのサイト
を見たら、125,000人の入場者が有ったようだ。その後、ハスで空港へ行き、そこからサンフラン
シスコへ飛んだが、下にはグレイトソルトレイクが良く見えた。そして、成田行きの飛行機に乗った
が、色々トラブル続きで、成田に着いたのは予定から9時間後で、深夜になってしまった。


 

最後は大変な事になったが、イエローストーンはこれまでの最高の経験だった。

(イエローストーン紀行完)