奥越後・奥信州の紅葉秘境の旅

10月24日~26日、奥越後・奥信州の紅葉秘境を巡るツアーに参加した。東京から新幹線で越後
湯沢へ行き、そこからバスとタクシーで紅葉の秘境を巡り、上田から東京に戻るというツアーだ。
最初に向かったのは八海山で、八海山ロープウェイで展望台に行った。そこからは八海山が目の前に
見え、紅葉前線の様子が良く分かった。残念ながら、遙か遠くは霞んで大パノラマとはいかなかった
が、眼下の魚沼平野は良く見えた。麓の方では、ススキやナナカマドが見られた。



 

次に向かったのは奥只見湖で、長く狭いトンネルを沢山抜けて、奥只見ダムの駐車場に着いた。そして、
駐車場からスロープカーで湖面迄昇り、奥只見湖遊覧船乗り場に到着した。周囲の山々は紅葉の真っ盛り
で、素晴らしい景色だ。そこから遊覧船に乗り、銀山平まで40分の遊覧だ。船は外輪船ファンタジア号
で、大型の船をどうやって運んだのか心配するようだった。周囲は紅葉の最盛期で、充分堪能した。








 
 

途中、カワウの群れが船の前を横切って飛んで行った。また、白光岩という石英が露出して白く光る
岩も見られた。下船の際には、外輪の写真を撮ってみた。


 

翌日、苗場の田代ロープウェーに乗り、たしろ高原に行った。そして、観光する暇も無くドラゴンドラ
へと向かった。途中、田代湖や一面のススキの原を見ながら山を下った。ドラゴンドラは8人乗りで、
次々と出て行く。全長5,481mと日本最長で、苗場まで一直線に山の中を下って行く。途中の紅葉も
見事で、エメラルドグリーンの二居湖や渓谷も素晴らしい。

 
 

その後、苗場から飯山線替佐駅へ行き、JRのローカル線に乗って、千曲川沿いに飯山迄行った。替佐駅
では、列車が来るまでの間、周辺をうろついて、木の実や柿の木、リンゴの木の写真を撮って歩いた。

 
 
 

飯山から再びバスで松川渓谷へ行った。そこでも紅葉が進んでいて、八段に落ちる八滝や裏見の滝の
雷滝での紅葉も良かった。裏見の滝へのアクセスは、人も大勢いる上に狭く急で怖かったが、滝の
裏から見る景色はまた格別だった。

 
 

 

最終日は、米子大瀑布と高瀬渓谷へ行った。まずは米子大瀑布へと向かった。途中、バスからマイクロ
バスに乗り換えて登山口迄行き、そこから往復で1時間の道のりだ。ここは、大河ドラマ「真田丸」の
オープニング画面に出てくる所で、一躍有名ななった感がある。ただし、山上の城は実在しない合成だ。
途中の山道や滝周辺の山の紅葉はとても素晴らしかった。ただ、滝は時間的に逆光になり、写真は撮り
づらかった。米子大瀑布は、左の権現滝と右の不動滝の二条の滝の総称だ。

 
 
 
 

 
 
 
 

米子大瀑布を見た後、高瀬渓谷へと向かった。渓谷を上流へと上り、高瀬ダム手前で専用タクシーに
乗り換えて、ロックフィルダムの斜面をダム湖へと向かう。なかなか貴重な体験だ。ダム湖はミルキー
ブルーで、独特な色合いだ。周辺の山々は、見事に紅葉していて素晴らしい。ダム上の道路の先は、
作業用のトンネルで、観光用に歩道を歩かせてくれる。トンネルの向こうには吊り橋があり、そこから
見る山の紅葉も見事だ。天気が良ければ、槍ヶ岳が見えるらしいが、雲で見られなかった。

 

 

 
 
 

今回の旅では、珍しく雨に祟られず、紅葉も素晴らしく、珍しい所にも行くことが出来て良かった。
ただ、ツアーの人数が多過ぎたのと、ホテルの食事が良くなかったのが残念だった。

小石川後楽園の彼岸花

9月23日(金)に、彼岸花を見に小石川後楽園へ行った。生憎小雨が降ったり止んだりだったが、傘は
余り差さないで済んだのは良かった。お陰で訪れる人も少なく、落ち着いて写真を撮る事が出来た。
入場して直ぐに目に入ったのは、大泉水の鳥達だった。シラサギ、アオサギ、カモ、カワウ等が、
餌を探したり、岩の上で休んだり、羽を乾かしたりしていて、目を楽しませてくれた。池の周りには、
彼岸花が咲いていて、鳥とのコラボも素晴らしかった。

 

 
 

松原の外れにある九八屋から稲田前の黄門様を見る。小学生が大事に育てた稲の穂は、赤いネットで
守られていて、黄門様達がそれを見守っている。彼岸花が更に彩りを添えている。この日は小雨で、
花に水滴が沢山付いていて、水滴が光っているのが素晴らしい。

 
 

花菖蒲田を廻った所には、円月橋がある。そして、水路脇の彼岸花が見事だ。丁度カラスアゲハも、
蜜を吸いにやって来ていた。

 
 
 

そこから、稲田方向に行くと、白い萩が咲いていて、前に咲く彼岸花とのコラボが良かった。彼岸花
も色々な角度から見ると、また面白い。斜面を見ると、彼方此方にキノコが出ている。藤棚の下の
彼岸花は良く咲いていて素晴らしい。手前にはガマの穂もあった。

 
 
 
 
 

また一周して、彼岸花の名残を惜しんだ。やはり、水滴の付いた彼岸花が素晴らしかった。雨も小康
状態で、何とか写真を撮る事が出来て良かった。歩いていると、今度は違うアゲハチョウを見つけた。
やはり、花には蝶が良く似合う。


 
 

 

大泉水の彼岸花が咲いている。そして、周囲を歩いていると、鳥達の姿が良く見える。ここでは、
常連らしい、鳥を狙うカメラマンをよく見掛ける。

 
 

 

鳥を見ていると、丁度鵜が着水した。そこから、内庭に行き、スイレンが咲いているのを見た。
その後、大泉水を西門に向かって廻ったが、またアオサギを見つけて写真を撮った。

 
 

この日は生憎の雨ではあったが、お陰で水滴の付いた彼岸花を見られて、満足して帰宅した。

夏の那須高原

旧盆に、夏の終りの那須高原近くに行った。
いつものお約束で、那須アウトレットへ買物に行ったが、いつもの通り那須どうぶつ王国から出張して
来ている動物がいた。とても愛らしくて、子供達に人気だった。

 

帰り道、青木別邸のひまわりを見に寄った。咲いて間もないので、花に勢いがあって素晴らしかった。
ただ、ひまわり畑は何故かいつもの半分で、一寸寂しい気がした。周囲にはひまわり以外の花もあり、
結構楽しめる。


 

 
 

車を走らせながら、田畑の様子を見ていて、稲の穂を垂れ始めた所や、トウモロコシの実が付いて
いる様子を写真に撮った。他所の場所では、蝶や一面のサルビアも見られた。

 
 

15日には、塩原のハンターマウンテンゆりパークに行った。ここも毎年のように行っているが、
お盆の時期は一寸遅めで、リフトで上がった所の白樺の丘が見頃だ。白樺の林の下に、一面に
咲く百合は見事だ。白樺の幹の白と百合の色が調和して、とても素晴らしい。百合の花そのものも、
様々な色や形があって、見飽きる事がない。白い百合も見事なのだが、直ぐに斑点が出てきて、一寸
汚く見えるので、見る時期がなかなか難しい。

 
 

 



 

同じ色を集めた所も素晴らしい。また、珍しい八重の百合も見られた。敢えて違う色の百合を集めて
いるのもなかなか良かった。リフトを降りた所にはレストランもあり、ゆり根のピザを食べたが、
まずまずの味だった。前はスキー場の展望も良く、ゆりタワーも造られていた。



そこからゲレンデを歩いて下りた。途中にもずっと百合が植えられているが、こちらは時期が遅かった
ようで、散ったり汚かったりする花が多かったのは残念だった。ゲレンデの脇の草むらには、ヒヨドリ
バナの蜜を吸うアサギマダラの姿があった。また、赤とんぼが沢山飛んでいて、百合の蕾の先に止まって
いるのがあちこちで見られた。




 
 

下の方に下った所のゆり平原には、地元の中学生が植えたデザインゆりがあり、とても見事だった。
どこに来ても赤とんぼがいた。花の方は終わりかけと言いながら、所々に素晴らしい花もあって、
最後まで楽しむ事ができた。



百合の花を堪能して、西那須野の家に帰った。

豊島園のあじさい

6月17日、豊島園のあじさいを見に出掛けた。あじさい祭りを開催中という事で、期待して
行った。入園して真っ直ぐ進んだ所に、あじさい園はあった。鬱蒼と繁った木々の下に、あじさい
は咲いていた。小道を上がって行くと、両脇にあじさいの花が沢山咲いていた。木々の間から
漏れる光が、所々あじさいの花を照らし、あじさいの花が光っていて美しい。ここには、各所から
集められた、様々なあじさいがあった。色も形も様々で、見ていて飽きる事がない。種類毎に
写真を撮っているときりがない。という事で、写真はあじさいの花ばかりとなってしまった。

 
 

 
 
 
 
 
 

園の中頃の一帯には、山あじさいが植わっていて、変わった形のあじさいが沢山見られて面白い。

 

 
 
 
 
 

更に先へ行くと、あじさいトンネルがあって、つる性あじさいが咲いていた。初めて見るもの
だったが、何とも奇妙な形をしている。トンネルを抜けて行くと、模型列車の線路の所で、
何故かピカチュウが番をしている。

 
 

あじさい園を抜けても、あじさいはまだまだあった。脇の運動場の周囲には、あじさいの品評会
のように、様々なあじさいがあって、あじさい園より楽しい位だった。特に、パステルカラーの
あじさいは、初めて見るものだった。ここが何故あじさい園でないのか、とても不思議だった。

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

戻る際も、あじさい園の周囲を眺めながら、再びあじさい園の入り口まで行ってみると。始め
素通り所も何か違うように見えるのが不思議だ。あじさいを堪能して、昼食にあじさい弁当を
食べてから、入場ゲートへと戻った。途中、アンパンマンの寂しげな乗り物を横目で見て、
あじさいも見ながら行った。ゲートを出た所の植込みにも、綺麗な花が咲いていた。

 
 
 
 
 

 

平日でもあったが、余りの人の少なさに驚いて、成り立っているのか心配しながら家路についた。

尾瀬・日光ハイキング(2)

6月14日は、千手ヶ浜にクリンソウの大群落を見るハイキングに行った。ホテルからバスで赤沼
に行き、そこから、低公害バスに乗り換えて千手ヶ浜迄行った。バスは乗り合いで、70人乗れる
バスが超満員だった。到着する前に、クリンソウが彼方此方にちらほら見えた。千手ヶ浜に到着して
から、クリンソウの大群落地迄歩いた。中善寺湖畔手前にも、クリンソウの小さな群落がある。
湖岸には遊覧船の桟橋があった。湖岸に沿って、森の中を暫く歩いて、程なくクリンソウの大群落
に到着した。事前情報では、花は終わりかけだという事だったが、行ってみると何と満開に咲いて
いた。今回このツアーに参加した目的の一つが、ここのクリンソウを見る事だったので、予期しない
状況が大変嬉しかった。群落地は良く管理されていて、周回路が整備されている。一帯は沼地に
なっており、水に映るクリンソウが何とも素晴らしい。そこを一周しながら、シャッターを押し
まくってしまった。自然の花だが、色とりどりに群落で咲いていて、昨日とは違って雨もなく、
ゆっくりと花を観賞できて、クリンソウを充分に堪能できた。

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そこから、バス停迄戻る道の脇にも、クリンソウが咲いていた。そして、バス停の近くの小川脇
にもクリンソウの群落があった。そこの花は、殆どが濃いピンクの花だった。

 
 

帰りのバスを待つ間、周辺を見ると、白樺林や、森の木の実や花が観察できて、退屈しなかった。

 

赤沼迄戻ってから、バスで日光市内に向かった。そして、日光千姫物語で、懐石湯波料理の昼食
をいただいた。帰りの電車の時間には暫く間があったので、自由行動となり、日光東照宮界隈を
散策した。何十年ぶりかで、東照宮を観光したが、肝心の陽明門は工事中だった。それでも、三猿
や眠り猫、鳴竜などはしっかり観光して歩いた。有名所には、沢山の外国人観光客が訪れていた。

 
 
 
 
 
 
 

東照宮から二荒山神社へ行く道脇の擁壁には、ユキノシタの花が沢山咲いていた。この花の形は、
良く見るととても素晴らしい。そして、二荒山神社に来たが、鳥居に続く石の階段が、良い雰囲気
だ。バスはここに駐車していて、ここからバスで電車の駅へと向かった。途中、神橋の脇を通り、
ショッピングセンター経由で、下今市に行き、新宿行き特急電車に乗り込んだ。


 
 

今回のツアーは、新宿発の電車に乗り、下今市からはバス移動で、大変楽な旅だった。

尾瀬・日光ハイキング(1)

6月12日~14日、尾瀬・日光ハイキングツアーに参加した。
第1日は、戦場ヶ原を湯滝から赤沼迄歩いた。中禅寺湖に到着して、早いお昼の後、竜頭の滝を
見物してから湯滝迄行った。滝の脇の遊歩道や駐車場近くでは、季節の花が見られた。

 
 
 
 

湯滝は水量も豊富で、迫力があった。滝の下には、フライフィッシングをする人の姿があった。

そして、湯滝から戦場ヶ原への遊歩道に入った。湯川の流れには、つがいのカモの姿があって、可愛らし
かった。また、彼方此方に山野草が咲いていて、楽しませてくれる。レンゲツツジやヒオウギアヤメ
も咲き始めていた。

 
 
 
 
 
 

戦場ヶ原の木道を歩いて行くと、白い物がちらほら見えてきた。ワタスゲだ。そして、白樺の幹には、
エゾハルゼミの姿を見ることができた。更に行くと、川辺にレンゲツツジが見事に咲いている。

 
 

戦場ヶ原を広く見渡せる所に来ると、男体山の山頂が見えてきた。そして、ワタスゲの綿毛が一帯を
白く染めていて、素晴らしい景色だ。木道の右手には、ずっと湯川が流れている。川辺の所々には、
レンゲツツジが咲いていて、水辺に映えている。暫く行くと、赤沼の終点だ。この日のハイキングは
ここまでで、中禅寺湖畔のホテルに行った。

 
 

 

翌日、生憎の雨の中、バスで尾瀬ヶ原へと向かった。テレビの放送で、水芭蕉の花は既に終わって
いるという情報もあって、何とも気が重いが、仕方がないので、レインウェアにポンチョ姿で、
鳩待峠から尾瀬ヶ原行きの列に加わった。雨は降っているものの、山道の脇には、色々な山野草の
可愛らしい花が咲いていて、列の最後方で忙しくシャッターを切った。白い透き通った花は、ユウ
レイソウという名だとガイドの説明があった。下りきって尾瀬ヶ原に出たが、水芭蕉の大きな群落は
見当たらない。僅かに何カ所か、花が咲き残っているのを見つけた。

 
 
 
 
 
 

尾瀬と言えば池塘だ。雨でもその素晴らしさは変わらない。池にはヒツジグサやオゼコウホネ等が
咲いている。また、ヒオウギアヤメ、モウセンゴケ、ワタスゲ、ヒメシャクナゲ、コバイケイソウ、
タテヤマリンドウ、リュウキンカ等が咲いていた。

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

引き返す山道では、ノリウツギが咲いていた。また、新緑も綺麗だ。最後の花は、ガイドによると
桜の一種だと言うが、定かではない。

 

そして、やっとの事で鳩待峠に戻り、ほっとして、バスに揺られてホテルへと戻った。
(次回に続く)

皇居東御苑の花菖蒲

6月4日、皇居東御苑の花菖蒲を見に出掛けた。二の丸池に行く前に、ドクダミが一面に咲いている。
余り人気のある花ではないが、一面に咲くと見栄えがする。七草の植え込みの中に、可愛らしい花を
見つけたが、名前はわからない。

 

そして、目的の二の丸池に着くと、花菖蒲の艶やかな姿が直ぐ目に入った。まだ蕾も多いが、楽しむ
には十分な数が咲いていた。ここの花の数は多くはないが、花の種類と配置が素晴らしい。今年は、
バックになるサツキが終わりかけで、花が少ないのが一寸残念だった。花菖蒲そのものは咲き始め
で、勢いがあって素晴らしかった。池に目を移すと、コウホネ、アサザ、ヒメコウホネ、ヒツジグサ
が咲いている。

 
 

 
 
 

 
 
 
 

隣の雑木林に入ると、ホタルブクロ等が咲いていた。そこから、梅林坂に行くと、梅の木が沢山の
実を付けていた。これから収穫するのだろうか。坂を登り切った所には、ザクロの赤い花が咲いて
いる。そしてその先には、サンゴジュの白い花が満開に咲いていた。その隣では、キョウチクトウ
が咲き始めていて、大きな綺麗な赤い花を付けていた。天守台手前のアジサイの植え込みは、花が
咲き始めたところで、花の数が少なかった。また、脇の植え込みにもザクロが咲いていた。

 
 
 
 

 

桃華楽堂前には、奇妙な花の実を見つけた。サンショウバラらしい。直ぐ脇では、タイサンボクの
大きな白い花が咲いていた。石室近くにはナンテンの花が、室の上にはホタルブクロが咲いていた。

 
 

富士見多聞の前のアジサイには、既に沢山の花が咲いていた。そこから、松の芝生に向かったが、
途中の植え込みのシモツケが素晴らしかった。また、バラ園のハマナスの実も面白い。芝生の
サツキ越しの天守台も良かったが、花が終わりかけなのが残念だった。

 
 


 

本丸休憩所前まで行くと、タイサンボクが沢山咲いていて、白い蕾のふっくらとした様が面白い。
そして、その先に行くと、カシワバアジサイとドクダミの白い花の競演が見られた。そこから、
大手門に向かったが、生け垣のサンゴジュが面白い。

 
 

花菖蒲には一寸早いかと思われたが、結構花が咲いていて、楽しむことができて良かった。

横浜イングリッシュガーデンのバラ

5月18日(水)に、横浜イングリッシュガーデンのバラを見に出掛けた。横浜駅前から、無料送迎
バスで会場迄行った。ここは、tvkハウジングプラザ横浜の一角にあり、住宅展示場を通り抜けて
会場に行く。バラの時期は、入園料千円とかなり高めだが、大勢の人で混雑していた。大方は年配
のご婦人で、男性はちょっと気後れする位だ。とは言え、バラを見に来たので、負けじとバラの
写真を撮って歩いた。時折バラ以外の写真もあるが、殆どがバラ、バラ、バラだ。しかし、色々な
種類があって楽しかった。余りに多すぎて、名前もわからないので、バラそのものを楽しむのが
良いだろうと思う。


 
 
 
 
 
 
 


天気は快晴で、花が一際綺麗に見えた。水盤に浮かせたバラも素晴らしい。ローズトンネルは、丁度
見頃でこれも素晴らしい。木の葉の新芽も、黄色い花のようで綺麗だ。


 
 


 

 
 
 

5月の誕生花はピンクバラだそうだが、バラ色という名に相応しい色はこんな色合いか。何でも、
バラの花言葉は色によって違うらしい。何色であっても、バラが美しいのには変わりがない。



 
 

 




 

 
 
 

真っ赤なバラも素晴らしいが、純白のバラも何かホッとする感じで素晴らしい。また、オレンジの
バラや濃いピンクのバラも好きだ。早い話、何色でも素晴らしいという事だ。


 

 
 
 

 

 

出口の通路に、本のオブジェの寄せ植えがあり、面白かった。また、最後にハウジングプラザの
風船ゾウを記念に撮った。

 

横浜イングリッシュガーデンには初めて来たが、ここのバラは密度が高く、種類も豊富で、大変見応
えがあった。帰りには、横浜駅の地下街に初めて立ち寄って、横浜のお上りさんをしてから帰宅した。

賑わいの横浜港

連休最後の日曜日、9日に賑わいの横浜港見物に出掛けた。
最初に訪れたのは大桟橋。この日は、大型客船が2隻停泊していて、大賑わいだった。朝方到着して
これから帰宅するのか観光に出掛けるのか、続々と下船した客が、タクシーやバス、或いは歩いて
大桟橋を離れていった。停泊中の船は、コスタ・ビクトリアと飛鳥Ⅱで、どちらも日本中心に航海を
しているようだ。ここからのベイブリッジやみなとみらいの眺めも素晴らしい。

 

 

その後、横浜港シンボルタワーへと向かった。バスの時間が合わないので、タクシーを捕まえて
向かったが、何と運転手はそこを知らないと言う事で、ナビ頼りに手前の海づり桟橋迄行った。
そこから約1キロ歩いて、やっと到着した。タワーからは横浜港が一望できるが、近くはコンテナ
ヤードで、殺風景な所だった。敢えて言えば、貝殻のオブジェと芝桜の斜面が良かった。ただ、
芝桜はまだ咲き始めだった。公園内には、幾つかの花も見られた。

 
 

 
 
 
 

タワーからの戻りは、またバスの時間と合わず、海づり桟橋まで歩いて戻った。途中、堤防の上で、
昼寝をしている人を見掛けた。また、ソテツのつぼみらしきものが、怪物のようで面白かった。
海づり桟橋はと言うと、家族連れも沢山来ていて、超満員だった。


 

海づり桟橋から、バスで横浜赤レンガ倉庫に行った。横浜税関前で下車して、歩いて行く途中、
歩道のレンガタイルが素晴らしかった。港の方を眺めると、この日は何と言っても2隻の大型客船が
目を引く。

 

レンガ倉庫に着くと、丁度フューリングスフェスト開催中で、そこでビールとソーセージ
の昼食を摂った。昼食後は、日もまだ高いので、そこのフェリー乗り場から、横浜港内クルーズに
初めて乗船した。クルーズで目を引くのは、やはり2隻の大型客船で、つい目が行ってしまう。
赤レンガ倉庫とみなとみらいの眺めも素晴らしい。また、大型船に給油の様子も見られた。

 

 

桟橋に戻る途中には、氷川丸や横浜タワー、ベイブリッジ、みなとみらい等が良く見る事ができて、
横浜港内クルーズを満喫した。このクルーズは、連休中の特別周遊クルーズと言う事だった。

 
 

クルーズ後、みなとみらい駅に向かった。歩きながら、クルーズ船や大型客船の名残を惜しんだ。
海を見ると、クラゲが沢山浮かんでいた。何でも、14日にはトライアスロンの大会がここであると
いう。インターコンチの先端上部を見上げると、クルーズ中に説明があった女神像を、はっきりと
見る事ができた。

 
 

この日は天気も良く、初めてのクルーズも経験して、楽しい一日だった。

昭和記念公園

5月5日の子供の日に、昭和記念公園に行った。この日は、子供が無料という事で、沢山の家族連れ
が訪れていた。その喧噪とは離れて、ひたすら花を見て歩いた。まずは、西立川口から入場して、
右回りに歩くと、可憐なドイツスズランがある。ここに寄る人は殆どか写真を撮る人だ。

 
 

そこから立川口方面に行き、カナール周辺を見て歩いた。藤棚の藤は殆ど終わりで、少しが咲き残って
いる状態だった。植え込みには、花が綺麗に植えられていた。灌木の新芽も綺麗だ。公園が広いので、
続々と押し寄せる人並みも大した事なく思える。

 
 

その後、ひれあい広場を抜け、梅園を抜けて花木園へ行った。途中のクリスマスローズはまだまだ
盛んだった。脇の池では、スイレンが素晴らしい。そして、その先のハーブ園でも、綺麗な花が沢山
咲いていた。

 



 

展示棟奥には、ベニバナトチノキやシャクナゲ、カルミア等が咲いていた。売店前には、アイリスや
八重のクリスマスローズ等が咲いていた。

 


その先、野草のこみちに入った。そこの木陰では、シランが素晴らしかった。大葉のキボシも
面白い。そして、みんなの原っぱ脇の売店で、ジャンクの昼食を摂ってから、こもれびの里へ
出た。裏にはキンセンカ、畑には麦があり、里の農家には、鯉のぼりや兜の飾りがあった。

 
 
 

こもれびの池の周りでは、コデマリが真っ白で綺麗だった。そして、花の丘に戻り、ヒナゲシを
鑑賞した。真っ赤な花の中に、オレンジやピンクの花が混じって、素晴らしい眺めだ。ただ、一寸
時期が早かったようで、蕾の緑が目立っていた。中には、ヤグルマソウの青も混ざって綺麗だ。

 
 
 
 

 
 
 

そこから、隣の日本庭園に入った。この日は裏口が開いていて、都合が良かった。そこでは、アヤメ
やシャクナゲ、スイレン、シラン等が素晴らしかった。


 
 
 

その後、渓流広場に出た。チューリップを期待してきたが、ここでも季節が早く来たようで、
チューリップは殆ど茎だけになっていて、僅かに咲いていたものを、申し訳に撮影した。その
代わり、脇の丘では、カリフォルニアポピーが素晴らしかった。ポピーのオレンジも素晴らしい
が、ネモフィラの紫やピンク、白の花も混ざって、なおいっそう素晴らしい。

 
 


 

この日は、最後のポピーに満足して家路についた。