皇居東御苑の八重桜と春の花

も4月18日は、皇居東御苑の八重桜と春の花を見に出掛けた。
東京駅から和田倉噴水公園を通って大手門に向かったが、公園では満開の桜(フゲンゾウ)が見られた。
大手門を入り、休憩所の傍には、トキワマンサクの生け垣が素晴らしい。

二の丸庭園の池の周囲では、山吹の黄色が眩しい。八重桜のフゲンゾウも満開になっており、その下近辺
にはシャガがびっしりと咲いていて素晴らしい眺めだ。

池の奥にある小山にはシャクナゲが沢山咲いている。遠くにはツツジの赤や桜のピンクがあって良い
眺めだ。雑木林では、ヤマツツジの赤が目立っている。また、ツツジの植え込みでは、ツツジの色々
な色の花が見られる。この日はまだ咲き揃っていなかったのが惜しまれる。諏訪の茶屋前には、一輪の
ボタンが咲き始めていた。池の方を振り返ると、ヤマブキや桜、シャガが素晴らしい。茶屋の裏手には、
素晴らしいシャクナゲも咲いていた。そこから雑木林の中に入ると、真っ赤なヤマツツジが見られた。

その後、急な汐見坂を登って本丸に出た。途中、何かの花だろうか、形が面白かったので写真を撮った。
本丸の反対側では、サトザクラが素晴らしい。天主題前にはギョイコウが満開だ。この緑の桜はいつ見て
不思議だ。 奥の方には濃いピンクのシャクナゲが咲いていて、手前のツツジやタンポポもあり素晴らし
い。 近くにはフゲンゾウが素晴らしい花をたわわに咲かせていた。

先に行くと、白いタンポポが可愛らしかった。また、いつも赤い葉のカエデが素晴らしい。そこから
戻って桜の並木を見た。そこに咲いているカンザンのぼんぼりの様な花は、何とも不思議だ。

富士見多聞前の斜面では、アカボシシャクナゲが所狭しと咲き誇っていた。つぼみの赤はとても印象
的で、お気に入りの一つだ。ヒカゲツツジの淡い黄色も素敵だ。

本丸の芝生にある丸く刈ったツツジも、花がびっしり付くととても素晴らしいが、この日はまだ
一寸早いようだった。周辺には何種類かの桜があり、花を競いあっているかのようだった。この
近辺にはウコン、フゲンゾウ、ギョイコウ、カンザン等が満開になっていて素晴らしかった。

本丸の芝生を横断して、果樹園手前には、大きなウコンが満開で素晴らしかった。遠目には花だか
葉だか分からないが、近くに行くと可愛らしい花が一杯ぶら下がっているのが分かる。果樹園では、
ワリンゴやヒメリンゴの清楚な花が咲いていた。そこから百人番所方面に下がって行くと、オトコ
ヨウゾメという花が咲いていた。

この日は天気も良く、御苑内のガイドツアーも沢山やっていた。また、場所柄外国人の姿が多く見掛
けられた。この御苑では、季節の折々に素晴らしい花が見られて、素晴らしい所だ。

 

目黒川下流附近の桜

目黒川下流附近の桜を、開花してから散るまでを追っ掛けてみた。開花が24日頃だったが、追っ掛けは
27日から4月6日の間に歩いた時の写真だ。日を追って殆ど桜ばかりを並べる。自宅が大崎の目黒川沿い
なので、大崎を起点として、五反田~天王洲の間とその周辺で撮影した。

28日は大崎から天王洲へ行き、御殿山経由で戻った。

天王洲近くの東品川海上公園や天王洲公園では、既にお花見をしていた。花を植えて描いたミッフィー
も可愛らしい。天王洲アイルでは、丁度LADY CRYSTALがクルーズから戻って来た。そして、そこから
天王洲ふれあい橋を渡って品川方面に向かった。駅近くの建物の前にはモクレンが咲いていた。その後、
御殿山ヒルズを通って家に戻った。

翌日、大崎から五反田迄目黒川沿いを歩いて、また戻った。桜テラスからはミニクルーズも出ている。

 

戻る途中のビルの外壁にくっきり写る桜が、いつもながら面白い。花見クルーズ船も頻繁に行き交って
いる。途中、毛色の違う桜が、ピンクも鮮やかに咲いていて見事だった。違う桜もあった。

 

30日は、家の近くを歩いた。大崎駅前の桜の俯瞰も綺麗だ。 駅近くには、オオシマザクラが多いが、
ソメイより少し早く咲き始め、満開になっていた。花見クルーズも相変わらず頻繁に行き交っている。

 

次のは2日にベランダから撮った写真。その次は3日で、既に花筏が流れ出していた。

4日、5日は雨模様でお出掛けは無し。そして、6日には御殿山から五反田経由で目黒川沿いを歩いた。
桜は殆ど終わりで、この日は専ら落ちた花びらを狙った。

御殿山の公園では、ツバキやツツジも咲いていた。川沿いの桜も何本かまだ綺麗だ。

家の前まで来て、落ちた花びらや赤い新芽を撮っていると、恰好の良いボートが花見の終わりを告げる
様に、下流方向に疾走して行った。また、既に八重桜が咲き始めていた。

これで、今年の大崎の桜も終わってしまった。

 

新宿御苑の桜

3月30日月曜日に、新宿御苑を見に出掛けた。通常は休苑だが、花見時は開苑している。入苑時には アルコールチェックの為手荷物検査があり、入苑前に長蛇の列が出来ていた。ここは禁酒なので、そこで 没収される人もいるようだ。やっと入苑園すると、ソメイヨシノはほぼ満開で素晴らしい眺めだった。 桜の下には、沢山の花見客が車座になっていた。春休みとあって、子供や学生も多く見られたし、外国人の 姿も大変多く見られた。天気も快晴で、桜の花が青空に映えて美しい。また、濃いピンクのヨウコウも 咲いていて、淡い色のソメイヨシノに交じって一際目立っていた。

 

日本庭園の上の池付近では、桜の遠景が素晴らしい。そして、橋を渡った所にはヤエベニシダレやハナ
カイドウがあるが、まだ一寸早かった。その近くの満開のツバキが素晴らしかった。

   

池沿いを進んだ先には、満開のボケがあり、花をびっしり付けていて素晴らしい。前回もちらほらと 咲いてはいたが、これだけ固まると感動する。 その先のシロタエはまだ咲始めだが、咲いている花 は気品を感じる。

 

そこから旧御凉亭方面には多くのソメイヨシノが満開に咲いている。 旧御凉亭からの桜の眺めも 素晴らしかった。そして、中の池を見て芝生広場に出た。広場では、家族連やどこかの会社の団体等が、 花見弁当を食べている姿が多く見られた。また、外国人も多く花見を楽しんでいる様子だった。周囲にはソメイヨシノのほか、コヒガンザクラ、オオシマザクラ、ヤマザクラ、ハナモモ源平等が咲き競っていて素晴らしい眺めだ。

       

桜園地に来ると、まさに桜の園という感じだ。ここには多くの種類の桜があり、色や季節の違いが
良く分かって楽しい。

  

下の池の近くでは、 ヤエベニシダレとソメイヨシノの競演だ。池に映った桜も素晴らしい。シダレザクラ
も多少咲き残っていた。

  

そこから中の池沿いに桜を楽しみながら歩いた。自分としては、裏側から見る桜の花が大好きだ。この
濃いピンクの桜はヨウコウだろうか、何とも華やかで良い。

   

中央のイギリス風景式庭園に出ると、それは沢山の人の花見を楽しむ姿があった。周辺にはソメイヨシノ
の大木が多くあり、花見にはうってつけの場所だ。アルコールが無いので、落ち着いた雰囲気なのが良い。

 

毎年のように新宿御苑の花見に来るが、桜を見るならここが東京では一番ではないだろうか。

しだれ桜咲く六義園と小石川後楽園

3月27日、しだれ桜が咲く六義園小石川後楽園に行った。天気も快晴で、両方とも大勢の花見客が
訪れていた。最初に南北線駒込駅から六義園に向かった。染井門が開いていたので、すぐに入園出来た。
しだれ桜まで来ると、大変な人出だった。桜は7分咲き位で素晴らしく、陽の光に光っていて綺麗だった。
色々な角度から眺めると、表情・形が変化して面白い。ただ、ここの難点は角度によってバックに建物が
見えてしまう事だ。花はまだ瑞々しく美しい。

しだれ桜を見た後、大泉水の周りを一周した。周囲にはコブシの花が多く見られる。モミジの若葉も
とても綺麗だ。池の石の上は、びっしりと甲羅干しをしているカメで埋まっていた。

 

池を一周してまたしだれ桜まで来ると、一段と人の数が増えていた。そして、また桜の写真を撮った。
桜のそばにある竹林も若芽が綺麗だった。

 

六義園を見た後、南北線で後楽園駅まで行き、そこから小石川後楽園に行った。入園してすぐに枝垂桜
が目に入る。桜の上には月の姿もあって素晴らしい。左手にも数本の枝垂桜があり、緑のバックに映える
枝垂れの様子が私のお気に入りになっている。ここでも角度による見え方の変化が面白く、裏の小山から
見る桜も面白い。

大泉水の反対側から見る桜も素晴らしい。内庭に行くと、そこのソメイヨシノは既に満開だった。
池に映る桜も良かったが、バックの建物が邪魔をしていた。そこから入口に戻る途中の木曽川脇の
モミジの新芽が光って綺麗だった。

再び枝垂桜に戻った。近くのソメイヨシノには知らない鳥が来ていた。そして、枝垂桜を色々な角度から
撮影してみた。ここは後楽園なので、当然の事ながらバックは東京ドームがある。

帰りはJR水道橋駅から東京駅経由で帰宅した。