皇居東御苑の花菖蒲

6月4日、皇居東御苑の花菖蒲を見に出掛けた。二の丸池に行く前に、ドクダミが一面に咲いている。
余り人気のある花ではないが、一面に咲くと見栄えがする。七草の植え込みの中に、可愛らしい花を
見つけたが、名前はわからない。

 

そして、目的の二の丸池に着くと、花菖蒲の艶やかな姿が直ぐ目に入った。まだ蕾も多いが、楽しむ
には十分な数が咲いていた。ここの花の数は多くはないが、花の種類と配置が素晴らしい。今年は、
バックになるサツキが終わりかけで、花が少ないのが一寸残念だった。花菖蒲そのものは咲き始め
で、勢いがあって素晴らしかった。池に目を移すと、コウホネ、アサザ、ヒメコウホネ、ヒツジグサ
が咲いている。

 
 

 
 
 

 
 
 
 

隣の雑木林に入ると、ホタルブクロ等が咲いていた。そこから、梅林坂に行くと、梅の木が沢山の
実を付けていた。これから収穫するのだろうか。坂を登り切った所には、ザクロの赤い花が咲いて
いる。そしてその先には、サンゴジュの白い花が満開に咲いていた。その隣では、キョウチクトウ
が咲き始めていて、大きな綺麗な赤い花を付けていた。天守台手前のアジサイの植え込みは、花が
咲き始めたところで、花の数が少なかった。また、脇の植え込みにもザクロが咲いていた。

 
 
 
 

 

桃華楽堂前には、奇妙な花の実を見つけた。サンショウバラらしい。直ぐ脇では、タイサンボクの
大きな白い花が咲いていた。石室近くにはナンテンの花が、室の上にはホタルブクロが咲いていた。

 
 

富士見多聞の前のアジサイには、既に沢山の花が咲いていた。そこから、松の芝生に向かったが、
途中の植え込みのシモツケが素晴らしかった。また、バラ園のハマナスの実も面白い。芝生の
サツキ越しの天守台も良かったが、花が終わりかけなのが残念だった。

 
 


 

本丸休憩所前まで行くと、タイサンボクが沢山咲いていて、白い蕾のふっくらとした様が面白い。
そして、その先に行くと、カシワバアジサイとドクダミの白い花の競演が見られた。そこから、
大手門に向かったが、生け垣のサンゴジュが面白い。

 
 

花菖蒲には一寸早いかと思われたが、結構花が咲いていて、楽しむことができて良かった。