タスマニア紀行(1)

タスマニア紀行(1)

12月10日~17日の日程で、阪急交通社の『ベストシーズンに行くタスマニア8日間』というツアーに
参加した。夜出発の早朝帰国で、実質5日のツアーだった。タスマニアにはホバートに降り立ち、即
ホテルに入った。そんなツアーを4回に分けて報告する。最初の写真はメルボルン南部の飛行機からの
眺め。そして、ホバートのホテル前の港。波止場には動物の銅像があった。ホテルの建物前には、地元
の灌木が植わっていて、季節柄綺麗な花が沢山咲いていた。ロビーからは港も良く見える。その晩の
夕食後、スーパーまで歩いて行ったが、各信号機の脇の信号制御ボックスには、地元の小学生が描いた
という可愛らしい絵が描いてある。ホテルに戻ると、港の夕景が美しかったが、時刻は既に9時過ぎだ。




翌日は既に12日で、タスマン半島を観光してから、リッチモンド市内観光、ホバート市内観光をして
再びホテルへと戻った。下の写真は、ホテル前の花と船。

ホテルを出発して、タスマンブリッジを渡り、タスマン半島へと向かう。途中の道路脇には、
タスマニアンデビルの絵柄の注意看板があり、デビルが棲む感があって面白い。最初の観光は
デビルズキッチンと言う海食崖。三陸のリアス式海岸のようだ。ミニハイキングで見られた
ワイルドフラワーが素晴らしい。木に咲く花が多いようだ。




 


そして、世界遺産ポートアーサー流刑場跡に来た。オーストラリアはイギリスの流刑地だったが、
ここタスマニアは中でも悪い人が送られて来たらしい。広大な敷地の入口には港があり、ウミウや
他の海鳥の姿も見られた。敷地には遙かイギリスから持ってきた花が沢山咲いていて、初夏の庭を
彩っている。また、庭園も造られていて、故郷に思いを走らせる様子が見て取れる。








観光後、ホバート近郊のワイナリーで昼食。3種のワインの試飲付きだ。観光できた、他所の子供
達も楽しそうだ。ワインヤードからの海の眺めも素晴らしい。



食後、リッチモンドのセントジョン・カトリック教会とリッチモンド橋へ行った。橋は石像で、
囚人達の手で造られた物だ。タスマニアの彼方此方にこの種の橋がある。この季節、どこへ行って
も花が咲き乱れている。飛べない鳥の親子連れも可愛らしい。カモの姿もあった。





バスはそこから再びホバートに戻ったが、ホテルへ行く前に旧市街のバッテリーポイントに立ち
寄った。そこは、昔の建物が保存されていて、今はショッピングを楽しめる。マリリンを撮影して
いる風の彫像もあって面白い。そして、ホテルに戻り、夕食のシーフードレストランへと歩いた。
港の景色は、いつ見ても魅力的だ。カヌーの団体も見られた。レストランの周囲の夜景も良かった。





次に続く。