タスマニア紀行(2) ※リンク動画は開くのに時間がかかり、MP4用のソフトも必要です。
翌13日は、マウントフィールド国立公園へ。ここの見所はラッセルフォールズで、ラッセル
フォールズウォークを滝まで歩いた。途中、様々な花を楽しみながら歩いた。そして、ラッセル
フォールズに到着したが、その変わった形と周囲の景色に圧倒された。途中にもあったが、巨大な
シダの原生林はとても見事だ。ビジターセンター前で見掛けた青い鳥も可愛らしかった。
その後、昼食にサーモン・ポンズに寄った。ここは、鱒の養殖場で、沢山の色々な鱒が池におり、
餌をあげると、重なるように取り合うのが面白い。主にはレインボウトラウトだ。池の周りに
咲く花も愛らしい。昼食は当然ながら鱒料理だ。デザートの果物も良かった。
※参考までに動画のリンクを記載する。
http://bellmak.net/mak/images/3.Bird&Fish.mp4
昼食後、ビチェノへ向かったが、途中ケイト・ベリー・ファームに立ち寄った。その道すがら、
囚人の更なる隔離場所のマライア島を眺めたり、売られていくらしい羊の姿を目撃したりした。
ケイト・ベリー・ファームでは、ジャムを買った。売店の前にはイチゴ畑もあり、周囲には花が
あふれていた。
ビチェノに到着すると、ホテルへ行く前に海岸の潮吹き岩を見に行った。この日は波も穏やかで、
なかなか飛沫が上がらなかったが、何とか写真に出来て良かった。岩が赤いのは、ボタングラス
という草のタンニンが付着したものという事だ。岸辺には海草もあり、岩場にはカニも見られた。
ホテルに到着してから、夕食迄の間、海岸迄散歩した。途中、色々な花を楽しむ事が出来た。
海岸の岩場は、先刻の岩場と同じようだった。ホテル近くの家に赤と黄色の大きな木を見つけた。
近くで良く見ると、どちらも木の新芽だったが、まるで花が咲いているようだった。
夕食後、ペンギンパレードを見に行った。専用のバスで向かったが、残念ながらペンギンの為に
撮影禁止で、掲載した写真と動画は、ペンギンツアーの会社から提供された物を転載した。
現地で見た物は、これらの写真と動画の通りで、実に可愛らしかった。因みに体長は40cm以下。
※参考までに動画のリンクを記載する。
http://bellmak.net/mak/images/4.Penguin_Tour.mp4
http://bellmak.net/mak/images/5.Penguin_Tour2.mp4
翌14日、フレシネ国立公園へ行った。ワイングラスベイの展望台まで、往復2時間の山道だ。
途中には木の花が沢山見られ、周囲の景色も晴天だった事もあり素晴らしかった。そして、
ワイングラスベイは絵に描いたような素晴らしさで、登ってきた疲れも吹き飛ぶようだった。
ここの見事なアークと白い砂浜・青い海の対比は本当に素晴らしかった。
その後、ロスという街に行った。とても小さな街で、人口300人との事だった。ここには、羊毛
博物館があり、羊毛に関する歴史が展示されている。また、ここにも囚人が造った砂岩製の石橋が
あった。そして、日本人に人気があるのが、『キキのパン屋』を彷彿とさせるパン屋だ。あまりの
問い合わせに、ここの店はキキの飾りを付けた程だ。そこへ行く途中には、昔の郵便受けや、
バラのアーチの門構えがあり、とても楽しい街だ。
街を散策後、ウールマーズエステートへ行き、昼食とバラ園の見学をした。この建物はかっての
豪農屋敷で、女囚をメイドとして雇っていたという。建物の脇に広いバラ園を持っていて、
丁度バラが満開の季節で素晴らしかった。
その後、世界遺産クレイドルマウンテンへ向かった。途中、チーズショップに立ち寄ったが、店の
前では花が沢山咲いていた。また、牛のオブジェが小学生によってペイントされて面白かった。
いよいよクレイドルマウンテンに到着。早速ホテルの周辺で写真を撮った。枝の先の花のような
物は、どうやら木の新芽らしい。また、赤い花は、タスマニアの州花のワラタという花。池の
向かいに見えるのが、泊まったコテージで、池の夕景も素晴らしかった。
ホテルでの夕食後、野生動物を探して歩いた。ホテルの直ぐ近くに、ワラビーやウォンバットの
姿を見る事が出来て楽しかった。
次に続く。