花見前の新宿御苑

3月15日に、花見前の新宿御苑へ行った。目的は、この時期に咲くハンモクレンだ。新宿門を入ると、
直ぐ左に大きなハクモクレンが目に入る。今年も真っ白な大きな花を、見事に咲かせていた。日差しも
あって、白い花びらが透けて光り輝いていた。

日本庭園に出ると、上の池の向こうにカンザクラが見える。橋を渡った所には、アセビの花が、撓わ
に咲いていて、素晴らしい。近くにはツバキの花も咲いていて、メジロも来ていた。


そこから、カンザクラの方に向かうと、フキの花とカンザクラのコラボが見られた。カンザクラの
向かいには、咲き出したボケの花が綺麗だった。


カンザクラの下には、人が大勢いて、写真を撮ったりしていたが、大方は外国の方だった。花の
方は終わりに近く、花びらが落ちて、赤いおしべが目立つ所も多かった。とは言え、まだまだ見応
えがあって素晴らしかった。近くにはカンヒザクラも咲いていた。


その先の、旧御凉亭の向かいにも、大きなカンザクラが、時期は遅いが見事に咲いていた。
中の池に出ると、また違う桜が綺麗だった。銘板がなかったので、名前は判らず。そこからは、
シュゼンジカンザクラが、見事に咲き誇っているのが目に入った。バックが工事中だったのが
残念だった。また、近くにはサンシュユが見事に咲いていた。




次に、桜園地に行った。まだ時期が早く、多くは咲いていなかったが、可愛らしい桜が咲いていた。
これも残念ながら、正確な名前は不明。そして、タカトオコヒガンも咲き始めていた。



そこからモミジ山に入ると、カエデの若葉が素晴らしかった。沢山の蕾もぶら下がっていた。
そして、中の池の畔に出ると、そこでもサンシュユが見事に咲いていた。


下の池に出ると、シダレザクラが咲き始めていた。そして、木の新芽が素晴らしい。また、近くに
カンヒザクラの大きな木があり、見事に咲いていて素晴らしかった。



そこから、シュゼンジカンザクラを見に戻った。遠くで見ても、近くで見てもとても素晴らしい。
当然のことながら、木の下は大勢の人で溢れていた。この桜はどこから見ても素晴らしい。





桜を堪能した後、旧洋館御休所に向かう。途中、何本かの桜を見たが、銘板なし。一つはヨウコウ
だろうか。洋館前では、いつもの様にミツマタが満開だ。



近くの花壇には、クリスマスローズが沢山咲いていた。また、ツバキカンザクラも咲いていた。
これには銘板が付いていた。


最後に、エコハウス前で咲き残りのウメを見た。シダレウメも咲き始めていた。

帰り際に、再びハクモクレンを見た。来た時にスルーした、ハチジョウキブシにも挨拶した。
そして、ハクモクレンは何度見ても素晴らしかった。




目的通り、ハクモクレンに出会えて良かった。

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