湯島天神と上野公園

 湯島天神がそろそろ終わると言うので、湯島天神に行った。帰りがけに遠くに桜らしき
ものを見つけたので行ってみると、そこはもう上野公園の一角で、大寒桜が見事に咲いていた。
 まずは自宅マンション玄関前で、ミモザの花が満開になっていたので一枚。そして湯島天神
の門脇の梅で、まだ満開だった。社の前の梅の花は、陽を受けて光り輝いていた。


 天神様は学業の神様と言う事で、学生さんの団体がお祓いを受けていた。また、合格祈願
や念願成就のお札が幾重にも掛けられていた。

 境内には小さな庭があり、池の周りには小さな藁ぼっちとかクリスマスローズ等も綺麗に
咲いていた。


 社をぐるっと廻った裏手では、まだ満開の梅が見られた。そして、元に戻った所の梅では、
メジロが散りかかった梅の花をついばんでいた。 



 湯島天神を後にして、遠くのピンクの花を目指して歩いて行くと、上野公園の西郷さんの
下で、大寒桜が満開になっていた。この桜はボリューム感があって見栄えがする。公園内には
寒桜も咲いていた。また、植え込みには越前水仙が植えてあった。



 暫く歩いていると、公園内にスタバを見つけ、暫くコーヒーブレイク。窓から外を見て
いると、濃いピンクの寒緋桜を発見。早速近づいて写真を撮った。


 このブログを書いている時には、既に開花宣言が出たので、近々また来るかも知れない。

新宿御苑に春が来た!

 3月6日新宿御苑に行った。うららかな日和で、そこにはもう春が来ていた。桜の季節には
まだ早いせいか、人は多くはなかったが、春の花が沢山咲いていた。
 まずは、新宿門前のペーパーホワイト。門を入って直ぐのハクモクレンは、今にも咲きそう
になっていた。そこここには、ウメの花が程良く咲いている。クリスマスローズの植え込みは
一寸早い感じだが、ペーパーホワイトはまだ満開の状況だ。向こうには梅林も見える。




 ペーパーホワイトの植え込みを過ぎると、満開のピンクが目に入った。近づくと、寒桜が
満開に咲いていた。旧洋館御休所の前では、いつものようにミツマタが満開だ。


 その先には、新しくなった大温室がある。中は当たり前だがかなり蒸し暑い。熱帯植物が
沢山植えて(置いて)あるが、ちょっと変わった食虫植物の写真を撮ってみた。直ぐ先の
大木戸休憩所前の梅林もなかなか良い。脇には玉藻池があり、雰囲気を出している。そこから
下の池の方に廻り、またペーパーホワイトを眺めた。次にモミジ山のウメを見て、桜園地に
行くと、咲き残った十月桜が綺麗だった。



 さらに、中の池の畔に、サンシュユが多く植えられている。マンサクの花もこれぞ満開と
なっていた。その後、日本庭園に行くと、寒桜があちこちで満開になっていた。満開になると
必ずと言って良い程、ヒヨドリとかメジロが沢山寄ってくる。やっぱり桜の花は日本一だ。




 茶室楽羽亭のそばに、ハクモクレンの大木があり、つぼみが膨らんだ枝振りが面白い。また、
フクジュソウも咲いている。 

 楽羽亭の庭は見事な梅園になっている。まだ満開とまではいかなかったが、それでも見事に
咲いていた。上の池の向かいからの眺めも素晴らしい。


 さらに歩いて行くと、また寒桜が咲いていたので、もれなく撮影した。

 西休憩所の前にも梅林があり、下にはペーパーホワイトも咲いている。河津桜もあり、丁度
咲き出した所で、綺麗だった。


 その後、再び玉藻池に戻り、カモと池に映る梅林を撮った。そこから新宿門に戻る時に、
陽に光って美しいペーパーホワイトを撮って最後とした。


 次にここに来るのは、ソメイヨシノが満開の時になるだろうか。

葛西臨海公園のスイセン

 3月3日のひな祭りの日に、葛西臨海公園スイセンを見に行った。いつぞやに行った時は、
花が終わって刈り取られた後だったが、今回は満開に近い状態だった。


 スイセンより海側には、ウメの花が7分咲き程度に咲いていた。丁度、観覧車をバックに
ウメを撮ってみた。この観覧車も、海が見渡せてなかなか気持ちが良い。


 ウメのほかにも、何かの実?があり、アセビの花も咲いている。レストラン方向に歩くと、
ちょっとした梅園もある。幹から直に咲いているように見える花もあった。また、レストラン
前の庭では、河津桜が丁度咲き出したところだった。


 次に、鳥類園に向かった。展望レストハウスを右手に見て歩いて行くと、途中にウメとか
サザンカが咲いている。鳥類園の上の池には、水鳥が沢山浮かんでいた。つがいだろうか、
仲良く軌跡を描いていた。そして、ここにもアオサギの姿があった。



 そこから入り口の方に向かう道の脇にも、ウメやマンサク、サンシュユ等があった。また、
脇の植え込みに、真っ黄色な新芽のヒノキの類が植わっていて、何とも見事だった。


 今回は、風も無く穏やかな日で、家族連れも沢山来ていたが、広いので混雑はなかった。

早春の昭和記念公園

 早春の昭和記念公園を訪れた。まだ寒い日が続いているが、春の花はしっかりと咲き
始めていた。色々は花を眺めながら、せっせとシャッターを切ってしまった。と言う事で、
花の写真集みたいになってしまった。
 まずはニホンズイセンにアイスチューリップ。次は花ではなく、ジャンクアート。廃材で
作った芸術作品らしい。そして、紅白のウメ。今年はかなり遅れているようだ。




 最近はどこの庭園でも見かけるのがマンサク、そしてフクジュソウ、そしてクリスマス
ローズ。ここのマンサクは花が大きくて立派だった。クリスマスローズもびっしり植わって
いて、咲き始めのピンク掛かった色が可愛らしかった。


 池の畔にはカモが日向ぼっこ。また、近くの花壇では、真っ黄色なクロッカスが、光って
いた。遊歩道から外れた所にはサンシュユが木に一杯の花を付け、道の脇のサザンカも、
まだ咲き残っていた。


 砂川口に近い池にもカモがいたが、丸まって丸石と見間違えるようだった。側には寒咲き
ナノハナが一面に咲いていた。


 池の周りには、ソシンロウバイとウメが沢山咲いていた。このロウバイの花の付き方が
何となく面白かった。近くにはセツブンソウが、愛らしい小さな花を咲かせていた。アップ
で写真を撮ると、改めてこんな素晴らしい花なんだという感じがする。


 そこから日本庭園に向かう途中で、枯れ木にワタゲを付けたものを見つけた。これは
何だろう。そして、日本庭園に入った。ここの池の風情は、いつ来ても素晴らしい。そして、
盆栽苑には良く手入れした盆栽がある。フクジュソウ、ウメ、ユキヤナギ、何れも見事
だった。池の脇にある小滝の周りには、アセビがびっしりと植わっているが、咲き始めだ。



 こどもの森には珍しいオオバナキバナセツブンソウがあった。普通のものと比べてかなり
大きい花だ。側にはペンギンの親子?が立っている。 

 西立川口に向かっていくと、セイヨウスイセンが植えてあった。清楚なニホンズイセン
と比べると、やっぱり西洋ものだ。出口近くの花壇にはスノードロップが咲いていた。

 寒くても、春が来ればこんなにも沢山の花が咲いてくれて、嬉しい限りだ。

秋の旧古河庭園と六義園

 11月15日に、駒込旧古河庭園六義園バラと紅葉を見に行った。
まず、南北線西ヶ原駅で降りて、旧古河庭園に向かった。前日の昼のテレビで、ここから中継が
あった為か、かなりの人が訪れていた。ここは洋館とバラが有名で、ユッカの白い花も咲いていた。
バラには有名人の名を冠したものが多いが、2枚目の写真は、プリンス・オブ・ウェールズ
(ダイアナ妃)となっていた。モミジも紅葉し始めていた。



 日本庭園の心字池の畔には、真っ赤に紅葉したハゼノキがあり、それは見事だった。雪見灯籠
とは、ベストマッチに思われた。また、池があれば必ず鯉はいるし、鷺も住み着いている。池に
写る紅葉も素晴らしい。



 帰り際に、名物洋館のばら入りバラ羊羹(しつこい?)を買って、歩いて六義園に向かった。
途中、昼食に駒込駅前の小松庵の蕎麦を食べるのが、いつものパターンで、やはりここで蕎麦タイム
とした。かなり高いが、しっかりとした蕎麦の感触と味は素晴らしい。
 六義園もモミジの紅葉には早いが、ハゼノキの紅葉を期待して行った。大木のハゼノキがあり、
毎年素晴らしい紅葉を見せてくれるので、一番好きな庭園だ。ハゼノキの赤さと葉の付き方
が大好きで、それを見ると、思わずシャッターを切りまくってしまう。色々な角度からの見え方
が違うのも面白く、真っ赤なハゼノキの写真だらけになっている。




 つつじ茶屋の前に続く池の所は、モミジの紅葉の時期は、それは素晴らしい景色になるが、
この時期、ハゼノキの紅葉が素晴らしい。モミジとは、一寸時期がずれるのが残念だ。

 最後、正門に戻り際に、振り返ってハゼノキの遠景を撮った。門の近くには、素晴らしい
菊の展示があった。黄色の菊には、嵯峨菊-田毎の月という短冊が付いていた。

 12月の良い時期に、六義園のモミジの紅葉を見に来ようと思っている。

秋の皇居東御苑

 11月10日に、久しぶりに皇居東御苑を訪れた。東京駅から和田倉門の方へ歩くと、駅が正面に
見えるイチョウ並木は、既に黄葉していた。

 和田倉噴水公園に来ると、家族連れが大勢いて、子供は駆けずり回っていた。ここのユニークな
噴水(?)は、いつ見ても楽しい。ふと見上げると、大きな木が既に紅葉していた。

 皇居東御苑は、相変わらずツアーや外人が大勢訪れていた。

 二の丸庭園の池の廻りには、四季折々に楽しめる花木が植わっている。サルスベリは真っ黄色
に黄葉して、とても素晴らしかった。池の畔には、多くのツワブキがこれも真っ黄色に咲き誇って
いた。池の中には、いつも可愛らしい花を付けるヒツジグサが、今は葉っぱだけ陽の光に不気味
に光っている。カエデも陽の光に透けて綺麗だ。


 諏訪の茶室の前には菊の懸崖があり、奥には大輪の菊が見えていた。天守台がある本丸広場
の廻りには、紅葉した桜やドウダンがあり、十月桜は満開だった。また、松の廊下跡の脇には、
ツワブキが林の下一面に植えてあり、やはり真っ黄色な花が咲き誇っていた。


 植え込みの中に、これぞ真っ赤という葉っぱを見つけたが、名前は不明。そして、松の廊下の
外れには、紅葉したハゼが大木に隠れてひっそりと陽に輝いていた。また、広場の端には、丸い
形の大きな木が紅葉して、秋の青空を背に存在感を示していた。

 入り口の近くの休憩所前には、大輪の菊の鉢が置いてあり、向かいの植え込みには、可愛らしい
菊が陽を浴びて咲いていた。

 皇居東御苑はいつ来ても期待を裏切らない所だ。

新宿御苑の秋

 10/26は秋晴れで、新宿御苑に秋を探しに行ってきた。ススキも穂が伸びてきて、陽にかざして
見ると光って美しい。

池の向こう岸には白鷺が。歩いて行くと、遊歩道脇にタイワンホトトギスが咲いている。先には、
サルスベリが花を付けながら黄葉しているのが、不思議だった。そして、秋の日に輝く紫の花、
池に姿を写す木の葉、陽の光に透かして見た檜の葉を、写してみた。


 11月に始まる菊花壇展の準備が、苑内のそこここで行われていた。写真は、準備が終わった
ばかりの菊の植え込みで、まだつぼみだ。また、葉がまだ緑のカエデが、光に輝いていた。

 ここの名物にプラタナス並木があるが、大きな木が黄葉していて、西日に映えていた。

 並木の間はバラ園になっていて、色々なバラの花が咲き誇っていた。優雅な名前が付いている
ものも多くあり、花一つ一つに個性があって、美しく見飽きない。以下、写真はバラづくしだ。




 バラに満足した所で、出口に向かいながら、面白そうなものを探して写真に収めた。
最初は、プラタナスの葉のアップ。次は、染井吉野に絡まる蔦のような植物。

そして、下草が西日に輝いている所。次のツワブキは地味な花だが、一面満開になっているのを
見ると、華やかに感じて、ちょっと見直した。そして、サルビアレウカンサも面白い花だ。


 いよいよ出口に近づくと、松の落ち葉が西日に光っていた。一見、なにか長い虫のようだ。
最後は十月桜で、この時期に桜が見られるというのは、とても嬉しく感じる。花がとても
小さいので、なかなか写真写りは良くないが、可愛らしい花だ。

 新宿という大都会の真ん中にある、まさにオアシスで、何時でも気楽に来られるのが良い。

昭和記念公園のコスモス

 10/17に昭和記念公園コスモスを見に出掛けた。花の丘が見頃始めだというので、期待して
行ったが、咲き具合はまずまずだった。この公園では、いつもオブジェを庭に飾っているが、結構
楽しく眺めている。中に進んで行くと、いつもながらシオンの花が日の光で輝いていた。

端の方のトレインロードには、道の両脇にキバナコスモスを植えてあり、蝶も来ていた。

公園中央のみんなの原っぱに『この木何の木』風な木があり、その下に学校の遠足で来た生徒の
荷物が一列に並べてあった。また、この先の遊歩道の脇では、キンモクセイが満開になっていた。

 東花畑には黄色のコスモスが植わっている。黄色と言っても、ほんのり黄色で上品な色だ。

 そして、目指すは花の丘で、確かに見頃始めという感じだった。いつもより花が大きい感じで、
満開ではないが見応えがあった。いつもながら素晴らしい眺めで、期待を裏切らない。しばらく
ここのコスモスの写真が続く。

 花の丘の脇には、こもれびの里があり、農村風景を再現している。写真は蓮の実、茶の花
そばの花で、いずれも愛らしい。

そこの奥には、タイワンホトトギス、シュウメイギクが咲いていた。

 次に向かったのは西花畑で、ここにはまた違った種類のコスモスが植えられていた。
色々な色や形のコスモスが、来園者に感嘆の声をあげさせていた。私も感嘆のあまり
シャッターを切りまくってしまった。と言う事で、以降はコスモスだらけになった。

 コスモスに満足して、出口に向かう途中に、パンパグラスが空に突き刺さっていた。

 そのそばの花壇には、マドンナの宝石というペチュニアが植えてあった。出口のそばと、
外の花壇の花も逃さず写真に収めた。

 昭和記念公園は、いつ来ても色々な花で楽しませてくれる所だ。

小石川後楽園の彼岸花

 今年の彼岸花の見納めに、10/8に小石川後楽園へ行った。平年では、とっくに終わっている
時期だが、幸いまだ咲き残っていた。地元の小学校生が田植えをした田んぼがあり、稲刈が
終わって、はざ掛けされていた。

 田んぼの近くには藤棚があり、下にはまだ満開の彼岸花が密集して植わっており、なかなか
雰囲気もあって、素晴らしかった。藤の葉の陰になって、幸い咲くのが遅れたようだ。

 庭園のあちこちに彼岸花が咲いていて、終わりかけも多く、満開の時期にまた来たいと思う。

 庭園の一番奥に内庭があり、そこの池には睡蓮が咲くが、時期的に咲き残っている程度だった。

 光圀が各所の風物を取り入れて造らせたと言う事で、この池から流れ出るのは木曽川だ。
そして、入口からちょっと入った左に大堰川があり、鷺が餌を狙っていた。

 入口には、小学生が作ったと思われる案山子と、刈り取った稲のはざ掛けがあった。帰りは、
庭園脇の遊歩道を通って、JR水道橋の駅に向かった。遊歩道脇には、が咲いていた。
馬券売り場の脇を通っていた時、ふと空を見ると、駅の向こうに面白い看板が目に入ったので、
シャッターを押してみた。いかにも、馬券売り場の近くという感じが面白かった。

 これで、今年の彼岸花も終わりだ。

秋の浜離宮

 10月4日、秋空の浜離宮に行った。天気は快晴で、まさに秋空の青さだった。
キバナコスモスは終わりかけで、彼岸花は満開に近かった。日陰には、ヤブミョウガ
実が黒光りして、なかなか面白い。


 浜離宮は水上バスの発着所になっていて、時折汽笛を鳴らしながら、水上バスが行き来する。
また、程近くには、レインボーブリッジが視界に入ってくる。この日は、空の青と雲の白の対比が
素晴らしかった。

 反対側を見ると、東京タワーが視界に入る。また、潮入の池には、いつも鵜と鷺がやって
来て日向ぼっこをしている。

 池の反対側から東京湾の方を見ると、晴海のビル群が借景として見渡せる。いかにも、
都会のオアシスという感じだ。丁度全国都市緑化フェア期間で、江戸時代、将軍が連れて
こさせたというゾウの実物大飾りが置かれていた。

 秋の花の女郎花、そして芙蓉も咲いていた。そして、入口脇の庭園や花木園にも
彼岸花が咲き誇っていた。ぽつぽつと、離ればなれに咲いているのも面白い。



 浜離宮は、のんびりと散歩するには絶好の所だ。帰りにカレッタ汐留で昼食を取ってから、
家路についた。