鴻巣ポピーまつり

芍薬を見た後、熊谷経由で鴻巣ポピーまつりに行った。鴻巣駅からバスで2停留所目の馬室まで行き、会場に
向かった。立て看板があったので、間違いなく到着した。会場は日本一川幅が広いという河川敷で、ヒナゲシ
と花菱草が一面に植えてある。ヒナゲシはまだつぼみが多かったが、そこそこ咲いていた。橋の下に生えて
いた雑草の種らしき物が、風に揺られて面白かった。

真っ赤なポピーが一面に咲いていたが、ちょっとどぎついが素晴らしい。また、つぼみが垂れ下がっている
様も大好きな絵柄だ。そのつぼみの産毛が光っているのも素晴らしい。ポピーの花も色々な色が楽しめて
良かったが、風に花びらがあおられて変な形になるのも面白かった。ただ、写真写りはいまいちかも知れない。




メイン会場らしき所のそばには、花菱草が一面に咲いていて素晴らしかった。別名カリフォルニアポピーで、
その昔カリフォルニアの草原に自然の花を見に行った事を思い出した。遠くにはイベントの飾りだろうか、
鯉のぼりがまだ泳いでいた。




そこから戻る間も、ポピーを楽しみながら歩いた。会場の外の畑では、葱坊主や茄子の花が見られた。
都会の人間にとっては、こんな物も見ていて楽しい。



鴻巣駅に戻って、反対側にある鴻神社に立ち寄った。なんじゃもんじゃの花がまだ咲いているのを期待したが、
残念ながら殆ど咲き終わっていた。ここは名前からしてコウノトリに関係するらしく、安産祈願の幟が建っていた。
また、途中の歩道には、コウノトリのタイルも埋め込んであった。

郊外に出掛けると、交通の便が悪く、殆ど歩く事になるので結構疲れたが、帰りは湘南新宿ライン一本なので、
時間は掛かるが楽に帰れたのは良かった。

花園芍薬園

先日、NHKのニュースで芍薬が咲いているというのを視て、早速調べると、花園芍薬園という事が分かった
ので、5月19日に行ってきた。秩父鉄道の永田駅から徒歩で向かったが、お仲間は一人もいなかった。30分
弱で到着すると、駐車場には車が一杯来ていた。芍薬園といっても、畑の一角を仕切って芍薬植えた所だ。
入園すると、芍薬が一面に咲いていた。これだけ沢山咲いていると見事だ。残念なのは雰囲気が無い事。
とは言え、芍薬の花そのものはとても素晴らしい。これ程の種類と色が見られるのは嬉しい。そんな訳で、花の
アップの写真が多くなってしまったが、『立てば芍薬、・・・』と言われる美しさを楽しみたい。







敷地の周辺や中央にはバラやアイリスが植わっていて、違う花も楽しむ事が出来た。


また、一角にはルピナスやスイトピー、ヒナゲシも咲いていたが、ヒナゲシは直径20㎝以上はある花で、
とてもヒナゲシという感じではなかった。そして、アイリスも沢山咲いていて、大きいジギタリスもあった。



芍薬はまだまだ沢山見所があった。その美しさに、思わずシャッターを切ってしまっていた。






芍薬を堪能して、駅に向かったが、出口を出て直ぐの所に、花がきらめいているマツバギクがあり、とても素晴
らしかった。途中の麦畑では、青々とした麦の穂が目を引いた。踏切に来ると、丁度電車が来たので、写真を
撮ってみた。よく見ると、最近話題の羽生行きだった。

永田駅に着くと、さっきの電車に乗れなかったので、30分待つ事が分かってがっかり。気を取り直して、次の
目的地の鴻巣へと向かった。

那須フラワーワールドのチューリップほか

5月5日子供の日に那須フラワーワールドへ行った。この時期は、殆どがチューリップになっている。間には
ひなげしも咲いている。ここでは色々な色や種類のチューリップが楽しめる。








フラワーワールドを後にして、白河のイタリアンで昼食を摂った。そこから西那須野に戻ろうとしたが、高速は
渋滞で4号線も混んでいたので、伊王野経由で行く事にした。途中、農家に立派な鯉のぼりが建っているのを
見つけ、写真を撮った。

先へ車を走らせると、堂の下の岩観音があったので、立ち寄った。桜の季節に一度来たが、素晴らしい
景色だったのを記憶していた。今回は桜は無かったが、菜の花は残っていて、やはり素晴らしかった。
お堂に登る途中には、黄色や紫の野草が沢山見られ、これも素晴らしい。下の田の脇にも可愛らしい
花が咲いている。


帰り道、道の駅与一の里に立ち寄った。なんでも、とうがらしの郷と言う事で、宣伝に努めていた。

市貝町芝ざくら公園と富士ぼたん園

5月4日に足利フラワーパークへ行った後、益子の花の山に向かったが、丁度益子の陶器市の最中で、
益子の道路は渋滞していた。やむなく花の山はスキップして、市貝町芝ざくら公園に向かった。到着して
直ぐに芝桜を見ると、既に終わりかけで緑の葉が一面に出ていた。今年は随分と早いようだ。花も少なく
なっていて、花で描かれた模様は殆ど分からない。こどもの日の鯉のぼりも心なしか寂しげだ。



早々に引き揚げて西那須野に向かったが、途中で富士ぼたん園の看板が目に入り、急遽立ち寄る事にした。
何度か来た事がある所だが、今回は幸いにもツツジ、ボタン、芝桜、シャクナゲの競演を見る事が出来た。
ボタン、ツツジ、シャクナゲの真っ赤な花の競演は、ことに見事だった。



植え込みにはオキナグサが植わっていて、白い綿毛を沢山付けている様は、なかなか素晴らしい。花が頭を
垂れて咲いている姿は、何か寂しげだ。

ボタンも見事だが、園の端には花壇があり、色々な花が植わっていて楽しい。最後にもう一度園内を見渡して
から、西那須野に戻った。



富士ボタン園は、思いも掛けず素晴らしく、芝桜で残念だった分を取り返せて、大変良かった。

大藤の足利フラワーパーク

5月4日に、大藤の咲く足利フラワーパークに行った。連休とあって、朝早くから多くの車と人が来ていた。
西ゲートから入場し、池の廻りをぐるっと一周した。入場して直ぐに紫と白の藤が目に入った。その脇には
大長藤の棚がある。先の方に行くと、ツツジとシャクナゲのエリアがあり、色とりどりのツツジとシャクナゲ
が植わっている。結構どぎつい色の花もあるが、それはそれで新鮮で良い。その中にハンカチの木があり、
木全体に白いハンカチがぶら下がっていた。この白いのは花びらではなくて、苞葉という葉だという事だ。
陽に透き通っている葉は、本当にハンカチのようだ。




まだまだ、ツツジ・シャクナゲが続くが、天気が良くて陽に透き通った花びらは本当に美しい。また、花の色や
形が色々あって、見ていて飽きる事がない。




その先は、池に沿ってクルメツツジと藤の路となっていて、その名の通りクルメツツジと藤が続いている。池の
方を見ると、ツツジ越しに大長藤や白藤の滝が遠くに見える。池の中の築山も面白い。クルメツツジも藤も色々
あって、本当に見事に咲いている。






途中に、ケマンソウの白とピンクの花が同じように咲いていて、面白かった。そして、ツツジ、シャクナゲ、藤は
園内至る所で咲き誇っている。また、池の中の築山は、池の廻りの色々な角度から見られて面白い。



いよいよ目指す大藤に来た。今年の大藤は、前回より少し花が少なく短いように感じるが、それでも見事
である事に変わりはない。周囲に色々な花が咲いているのも楽しい。上からの陽の光で、光っている部分と
陰になっている部分が入り混じっているのが、全体の花の雰囲気を醸し出している。脇にあるツツジの植込
も実に見事だ。



大藤から白藤のトンネルに行った。真っ白い藤が満開になって垂れ下がって、長いトンネルを成している。
これも大変見事だ。そこの先には八重黒龍という八重咲きの藤が、これも見事にぶら下がっている。見るからに
重そうだ。そこからうすべに橋に向かった。名の通りうすべに色の藤で棚を造っている。この色の藤は、何とも
上品で優雅な感じで素晴らしい。下の池はモネの池という名が付けられているが、睡蓮の雰囲気がモネなんだ
ろうと、後で写真を見て納得した。



その池の畔のハナミズキは、赤みが強く花も大きくて綺麗だった。そこからきばな藤のトンネルを抜けた。前回
は殆ど咲いていなかったが、今回は結構咲いていて、きばなの雰囲気を味わう事が出来た。


その後、池に沿って大長藤に向かって歩いたが、池の畔の藤や色々な花々が咲き誇っていた。白藤の滝も
見えたが、花数が少なく、滝とまでは言い難い。最後に大長藤を見上げてから、フラワーパークを出た。



時間も早かったので、ここから花の山に向かった。

西那須野の春~初夏

5月の連休後半に西那須野へ出掛けた。西那須野は春~初夏という感じで、そんな季節の花が見られた。
最初の3枚は庭に咲く花を撮った。次の5枚は近くの烏ヶ森公園。八重桜が咲き残っていたが、公園の山では
ヤマツツジが満開になっていて、素晴らしい眺めだった。オオデマリも白い花をたわわに付けていた。その次
からは那須野が原公園での写真。トチノキはこれから花を開こうというところ。サンサンタワーに登ると、遠くに
那須の山々や高原山等を望み、足下には公園の眺めがあり、なかなか素晴らしい。フラワーアートで、ヒカチュー
も見られて楽しい。高さは33.3mで、東京タワーの十分の一の高さになる。一時、『那須野が原に国会を!』
という運動があり、ここでかなりな宣伝をしていたのを覚えている。余談はさておき、公園の中の方へ行くと、
シャクナゲが今を盛りと咲いていた。また、ヤマツツジがそこここに咲いていた。





今回も、西那須野起点で何ヵ所か見て歩いたので、この後に報告する。