桜と春の花2018(5)

桜と春の花2018(5)

■3月29日、大崎の目黒川

4月を待たずに桜が散り始め、川面には花筏が出現している。それをかき分ける様に、花見クルーズ
の船が行き交っている。写真の船には、タクシーの文字が見えた。マンションの前庭には、ハナニラ
が満開になっている。

 

■3月30日、目黒川下流方面

目黑川を大崎から天王洲まで歩いた。まずは川を離れて、御殿山庭園に行った。ここでも、桜は散り
始めているが、桜祭りはまだ始まっていないという状態だ。人も殆どいずに、水鳥が遊んでいる。
桜の花びらが、沢山落ちて、美しい光景だ。そこから、権現山公園を通って、目黑川に出た。公園
では、桜の最後を惜しむかの様に、花見の宴が開かれていた。




荏原神社前に来ると、ソメイヨシノが満開だ。そこから川沿いに、東品川海上公園まで行った。
ここでは、沢山の親子連れが花見をしていた。桜は満開で、ソメイヨシノ、ヤエベニシダレが
咲いている。ハナモモやチューリップも咲いている。この公園は、何故かミッフィーがキャラ
クターになっている様だ。



向かいは天王洲公園で、ここにも沢山の親子連れがいた。目黑川はここが終点で、運河には大量の
桜の花びらが集まっていて、驚く様な光景を成していた。近くからは花見クルーズ船が出ていて、
丁度目黑川を遡るところだった。この花びらの運命がどうなるのかは、解明できなかった。



そこから、天王洲アイルに向かった。途中にある八重桜が、咲き始めていて、とても綺麗だった。
運河沿いにも、桜が咲いていて、良い雰囲気だった。近辺には、色々な花が咲いていて、とても
良い散歩だった。その後、東品川海上公園の脇を通り、大崎まで戻ると、花筏が来ていた。




■4月7日、皇居東御苑

ソメイヨシノが終わり、八重桜の時節になったので、皇居東御苑に行った。大手門前の濠には、
お約束のカワウがいて、羽を乾かしていた。二の丸庭園方面に向かうと、ヤマツツジが赤く
咲いているのが見えた。モウソウチクの林には、太いタケノコが沢山出ている。二の丸池周辺では、
ヤエザクラ、ヤマブキ、シャガ等が綺麗だ。カンザンやフゲンゾウの花は、ボリュームがあって
素晴らしい。




池の向こうには、クルメツツジが咲き始めている。反対側にはシャクナゲの花が見える。
そこから、シャクナゲの花が咲く小山に行った。アカボシシャクナゲの、上品なピンクの色が
とても良い。白の花も素晴らしい。クルメツツジはまだ咲き揃っていないが、それでも良い
景色だ。シャクナゲとのコラボも素晴らしい。松の花も面白い。





そこから天守台に向かう。向かいの桃華楽堂前のハナモモが綺麗だ。天守台脇のウコンは、
満開だが、緑の花が、緑の葉に紛れて、見栄えが良くない。その先には、ツツジやシャクナゲが
咲いている。桜の島では、フゲンゾウが見事だ。そこの竹林にもタケノコが。桜の島にはカンザン
が多くあり、満開になっている様はとても見事だ。下には、ドウダンツツジも咲いている。






富士見多聞前の斜面では、アカボシシャクナゲが見事に咲いている。その一角に、ヒカゲツツジが
素晴らしい。



松の芝生の縁にも多くの桜があり、種類も多い。フゲンゾウ、ギョイコウ、カンザン、センリコウ
等。



 

果樹古品種園では、古品種のリンゴの花が満開だ。その後、富士見櫓にも寄ってみた。そして、
出口近くの、トキワマンサクを見て、家路についた。


桜と春の花2018 完

桜と春の花2018(4)

桜と春の花2018(4)

■3月28日、新宿御苑

午後から新宿御苑へ出掛けたが、大崎駅へ行く途中に、目黒川沿いの道路街路樹の桜と大崎駅前の
桜を撮影した。

新宿御苑に到着したが、入場の手荷物検査があり、入場まで暫く掛かった。桜が満開と言う事で、
平日にも拘わらず凄い数の人、人、人。とは言え、苑内は広いので、芝生周辺以外は案外と楽に
歩く事が出来た。入苑して右手正面には、立派なハチジョウキブシの花がぶら下がる。桜の花に
負けていない。苑内は当然ながら桜づくしで、桜の木の下では多くの人が花見を楽しんでいた。






今年の桜はかなり早い為、春が一遍にやって来たみたいに、色々な桜が同時に咲いていて、いつにない
賑やかさだった。ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラ、ヨウコウ、ヤエベニシダレ、タカトオ
コヒガン等々。どの花も見応えがある花ばかりだ。













 

右側は、弁殿という名前の桜。ヤエベニシダレは勢いがあって美しい。隣には、咲き残った
しだれ桜があり、ベニシダレとの競演も素晴らしい。




近くのドコモ代々木ビルを囲む桜を摂ってみた。池の周囲には、色々な桜があって素晴らしい。
桜園地では、ソメイヨシノが満開だ。中に、一段と美しいピンクの桜があったが、松前早咲という
桜だった。





隣の芝生広場には、大きなオオシマザクラとコヒガンが見事だった。また、その間には、桜の中に
一段と鮮やかなハナモモが咲いている。その左先には、ミツバツツジが桜とコラボで素晴らしい。

 

池の橋を渡り左に行くと、清楚なシロタエが咲いていた。いつ見ても美しいと感じる花だ。
ソメイヨシノを裏から透かして見ると、日本画の様で面白い。近くには、濃いピンクの
ヨウコウが咲いていて、ソメイヨシノとの対比が面白い。



日本庭園では、ソメイヨシノとヤエベニシダレの競演が見事だった。ハナカイドウは殆どが蕾で、
見頃はまだ先だった。新宿門の方に戻り、コブシとヤマブキの白と黄の対比を楽しんで、苑を出た。



桜と春の花2018(5)に続く。