大内宿ほか

5月5日には、会津の大内宿ほかへ行った。
朝一番の混雑前に、大内宿に向かった。到着した時は、既に近くの駐車場は満車になっていて、
さすが連休だと認識した。大内宿に入ると、沢山の観光客がいたが、通りは広いので、苦になる程
ではない。家々には鯉のぼりが泳いでいて、なかなか良い雰囲気だ。桜やボケ、ツバキ等がまだ咲いて
いた。見晴台から見る家並みの俯瞰はとても素晴らしい。茅葺きのメンテが大変なのか、一部金属板
葺きになっているのは、やむを得ない事だろう。


 

ここは、ねぎ蕎麦で有名な所で、是非とも食べてみたいと思っていた。ねぎ蕎麦とは、箸の代わりに
ねぎ1本で食べる蕎麦で、温かい物と冷たい物がある。まだ朝の10時過ぎだったが、話の種に食べた。
蕎麦を食べながら、箸代わりのねぎも食べられるので、ねぎ好きとしてはありがたい。味の方は、
蕎麦もねぎも美味しく、食べてみて良かった。通りの脇の水路うえには、芝桜もあり、近くの家では、
サトザクラが綺麗だった。また、路傍には、かえるの置物があり、可愛らしい。そして、近くの店
では、柿ソフトという珍しいソフトクリームを販売しているというので、食べてみたが、柿の味が
良いのと凍ったシャキシャキ感が良かったが、一寸甘すぎたかも。




その後、大内宿を後にして、来た道を戻り那須に行った。この時期は、ゴヨウツツジには早いが、
もしかしてと期待して、マウントジーンズに行き、那須ゴンドラに乗った。しかし、山はまだ寒い
様で、山の上のゴヨウツツジは咲いていなかった。しかし、下の方に下りてくると、何本か花が
咲いている木を見つけた。また、何の木か蕾を沢山付けた木が見られた。下のゴンドラ乗り場には、
がっかりしない様にか、鉢植えのゴヨウツツジが置いてあった。



ゴンドラ乗り場近くのゲレンデには、一面のスイセンが植えられていて、素晴らしい眺めだった。
これだけびっしりと植わっていると、まるで絨毯の様だ。時期が良かったのか、一つ一つの花が
生き生きとしていて、初めて見る景色だ。スイセンにも何種類かの花があり、花の違いも面白い。
ゲレンデからエスカレーターで下に降りた所も、シャクナゲやヤマツツジが見事に咲いていた。





那須ゴンドラから、那須フラワーワールドに行った。今年は花が早いせいで、目指すチューリップは
半分程終わっていた。それでも、素晴らしい花も沢山見る事が出来た。周囲にはツツジも多く植え
られていて、満開で素晴らしい。中には珍しいチューリップも咲いていて、アイスクリームという
名の花もあった。チューリップのエリアのほかには、デイジーやポピー等のエリアがあった。
遠くには、那須連峰も見えていて、良い背景となっていた。













六義園・旧古河庭園・日本民家園

4月28日に、六義園と旧古河庭園に行った。六義園のツツジと旧古河庭園のバラが目当てだったが、
ツツジは殆ど終わっていたし、バラはこれからという所だった。
六義園に着いて庭園内を歩き始めると、新緑がとても綺麗だった。一方、ツツジは殆ど終わりかけで、
咲いているものを探す状態だった。それ以外には、シャクヤク、アジサイの新芽、シダの若葉等が
綺麗だった。ツツジの落花も面白い。余り見る所がないので、茶店で休んだところ、隣に年配の
オーストラリアから来たご婦人がいて、お庭そっちのけで話し込んでしまった。






早々にそこを離れ、旧古河庭園に向かった。バラまつりは次の週からだったが、結構な数のバラが
咲いていて、楽しませてくれた。洋館の前では、ジャーマンアイリスが、立派な大きな花を咲かせて
いた。洋館前の斜面では、クルメツツジがまばらに咲いていて、却って面白かった。







日本庭園に下りると、見事なシャクヤクが見られた。ツツジやアヤメも咲いていた。また、モミジの
若葉も陽に透けて素晴らしい。そこから上に戻り、東屋から洋風庭園を眺めると、咲き残ったツツジが
見え、脇のカエデの赤いヘリコプターが沢山見えて面白かった。




4月30日には、向ヶ丘遊園にある日本民家園へ行った。たまたま他の用があったので、ついでに
訪れた。ここは、日本各地の民家を移築した所で、昔の雰囲気を再現している。
丘陵に建てられているので、坂を登っていく。途中、道祖神があり、水車小屋も再現されている。
この日は”草バッタをつくろう”というイベントがあり、希望者が参加していた。眺めていると、
指導員に草バッタを頂いた。折角なので、持ち帰って飾ってある。子供の日でもあり、兜と甲冑
の立派な物が飾られていた。その先の民家の棟には、アヤメが咲いていて面白かった。帰り道には、
モッコウバラのトンネルがあった。





昭和の日の昭和記念公園

昭和の日に昭和記念公園へ行った。昭和天皇の誕生日で、入場無料なのだ。駅から出た入り口のそば
には、いつもより多くの人がいた。入場すると、広い公園の事、それ程混んでいる感じはない。と言う
のも、多くはファミリーで、行き先は決まっているから、それを避ければそれ程混んではいない。
そもそも花を見て歩く人は、ごく僅かだ。
入園してすぐに”みどころMAP”を手に入れて、見頃の花情報に従って歩いた。まず目に入ったのが、
ハクサンボク。この花は今迄一度も気にした事は無かった。そして、眺めのテラス手前のドイツスズラン
の群生。その先には、多くの種類のクリスマスローズの群生がある。





花木園の周辺には、色々な花が咲いていて、素晴らしい。中でもベニバナトチノキは、赤い花が沢山
咲いていて見事だ。白い普通のトチノキも花が咲いていた。




ハーブ園に行くと、クレマチス、モッコウバラやシラン、菖蒲田ではスイレンや白いアヤメが咲いていた。



そこからネモフィラが咲くもみじ橋の先に向かったが、途中に咲くシャクナゲや新芽が美しい。
白い花を付けた木も綺麗だった。ネモフィラが咲く丘はそう広くないので、人が溢れていた。
花はとても愛らしくて素晴らしい。すぐ脇には、ホオノキが大きな白い花を沢山付けていた。




 

その隣は、チューリップのエリアだが、今年は殆ど終わりかけで、見る影もない。代わりに新緑に
囲まれた池とツツジがあった。そこから、原っぱ西花畑に出た。そこは、ブーケガーデンと称した
ミックス花畑になっていて、ネモフィラやハナビシソウ、ヤグルマギク、ポピー等が素晴らしい。


 

みんなの原っぱを横断して、野草のこみちに行くと、そこにはドイツスズランやシランが咲いていた。
遊歩道の脇には、コデマリ、オオデマリの白い花が見事だ。下を向いて咲くエゴノキも花を一杯付けて
板。原っぱ東花畑ではナノハナがまだ咲いていた。こもれびの里に来ると、アヤメが咲いていた。
また、ヒメジョオンに、アオスジアゲハが来た。こもれびの丘はシャーレーポピーが咲き始めで、
一面の花とは行かなかったが、まずまずだった。向かいのこもれびの里には、満開のナンジャモンジャ
があった。鯉のぼりも風に泳いでいた。

 




 


 
 

人が多い割には、花を見る人が少ないのは、何故か寂しい。