初春の新宿御苑

2月10日に、初春の新宿御苑を訪れた。まだ春と言うより冬に近いが、早咲きの桜や梅が咲き始めて
いた。新宿門を入ると、直ぐにソシンロウバイが見える。薄黄色の花が陽に透けてとても美しい。
日本庭園に廻ると、楽羽亭の梅が結構咲いていた。脇には、フクジュソウも綺麗に咲いていた。また、
上の池脇に何本かある寒桜も咲き始めていた。


池の奥には、沢山のオシドリの姿があった。この時期に良く見られる鳥だが、こんなに多く見られ
たのは初めてだ。全部で20羽程はいただろうか。池の畔には、多くの鳥写真マニアがいるので、
何かがいるのが直ぐ分かる。島の松の木の上には、アオサギの姿もあった。池をぐるっと廻って、
寒桜を再び鑑賞した。



中の池には、沢山のカモが泳いでいた。何種類かのカモがいる様だが、なかなか名前を覚えられ
ない。名前はとにかく、泳ぐ姿は愛くるしい。下の池まで行くと、ペーパーホワイトがまだ多く
咲いていたが、今年は大分早くピークを過ぎた様だ。


玉藻池脇の梅園へ行くと、そこの梅はまだ殆ど咲いていなかった。紅梅がちらほらと言った所だ。
そこから、管理事務所付近に行くと、寒桜、ソシンロウバイ、ジュウガツザクラ、ジャノメエリカ
等が咲き競っていて、とても素晴らしい。直ぐ脇では、ペーパーホワイトが綺麗に咲いている。
その一角には、フクジュソウが沢山咲いていた。最後は、レストランゆりのき前の梅林を見て、
コーヒーを飲んだ。そこの河津桜には、一寸早くてまだ殆ど咲いておらず、残念ではあった。


 
 

この日は、梅にも桜にも一寸早かったのは残念であったが、次回は桜の最盛期に行きたいと思っている。