11月26日の日曜日に、晩秋の浜離宮へ行った。日曜日とあって、紅葉狩りツアーらしき団体が、多く
訪れていた。季節的にまだ早いと思ったが、結構晩秋を楽しむ事が出来た。
今回は、大手門から入園して右回りに歩いた。まず目を引くのが、大きなケヤキ。全体が紅葉して、
青空に良く映える。先にはイチョウの黄葉。そして、見事なモミジ。その前には大勢の人だかりが
出来ていた。
潮入の池周辺には、沢山のツワブキが、黄色い花を満開に咲かせている。池の反対側に行くと、中の橋
近くにアオサギとウミウを見つけた。対岸には真新しい松の御茶屋と雪吊りが見える。手前には沢山の
カモの姿があった。
横堀に廻ると、別のアオサギもいた。海の方を見ると、丁度水上バスが乗り場の方へと向かっていた。
海手お伝い橋の近くには、ウミウが数羽いて、時々潜って狩りをしたり、羽を干したりしている。
これはいつもの光景だが、これを見るのもここでの楽しみの一つだ。
さらに歩くと、黄色い実を沢山付けた木があった。その先水上バス発着場を過ぎた所には、サザンカの
花が沢山咲いていた。そこから、花木園に行くと、十月桜が満開で見事だった。花が小さくて、余り
目立たない桜だが、これは花が咲いているのが良く分かった。庭園を一周して退園したが、外の堀には
石垣の隙間から生える木の紅葉があり、面白かった。
天気が良いと、ここまで散歩に来るが、広々として気持ちが良い所で、気に入っている。