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目黑川の桜2019(1)
2019年の目黑川の桜を総括してみた。
【目黑川の桜2019(1)】
(3月25日)
目黑川の桜が開花して数日後に、大崎駅周辺を歩いてみた。早く咲いているのはオオシマザクラで、
満開に近かった。ソメイヨシノはちらほらと咲いている程度だ。近くのビルの前では、ヨウコウが
素晴らしい。毎年、この濃いピンクの桜が、ソメイヨシノより早く一際目立っている。また、近くの
マンションの前庭では、ハナニラやスノーフレーク、ハナモモが綺麗に咲いている。
(3月28日)
夕方の帰宅途中に、五反田付近でスマホで撮影してみた。
(3月31日)
バスで中目黒の少し先まで行き、そこから大崎まで下った。今や桜の名所となった目黑川なので、
平日にも拘わらず、人が溢れていた。中目黒の桜は7分咲き位で、まだ茶色の枝が目立っていた。
とは言え、満開に近い所もあり、十分に素晴らしかった。
途中の建物の脇には、ハナモモが綺麗に咲いていた。その少し先には、中目黒公園があり、沢山の
人が、花見の宴を催していた。その公園には、桜のほかにも、ハナカイドウやアリウム等、色々な花
が咲いていた。桜も何種類か咲いていた。
再び下って、目黑付近に来ると、桜はまだ4分咲き程度で、一寸華やかさに欠けていた。
その後、寄り道して不動前のかむろ坂の桜並木を見た。そして、また戻り五反田のサクラテラス
迄来たが、ここの広場でも、花見の宴がたけなわであった。更に下って、大崎方面へと進んだ。
途中にあるビルの、ステンレス外壁に写る桜は毎年の楽しみだ。御成橋公園では、子供がブランコ
で花見をしているのが面白かった。この日は天気も良く、多くのクルーズ船が行き交っていた。
この日の最後は、駅近くのマンションの公園にあるクジラの頭。尻尾はどうしたかというと、
しながわ水族館の庭にあるのだ。目黑川脇を走る道路の桜並木も素晴らしい。
(4月1日)
大崎駅近くの目黑川の桜。駅前の桜並木の俯瞰も素晴らしいが、今年はまだ満開になっていなかった。
最後は、大崎の目黑川沿いに咲く桜並木の俯瞰(4月3日)。
続きは【目黑川の桜2019(2)】で。
焼森山ミツマタ群生地とみかも山公園かたくりの園
3月22日に、栃木県の焼森山ミツマタ群生地とみかも山公園かたくりの園に行った。最初に焼森山
ミツマタ群生地に行った。田舎道をかなり走った先の駐車場から、歩いて登る事30分、やっと群生地
に到着。ここは妖精の森と銘打って保全している。パンフレットによると、森の木漏れ日に照らされ
るのが素晴らしいようだ。しかし、残念ながら到着が昼近くで、そのような状況にはならなかった。
とは言え、ミツマタは満開で、森中が黄色で染まっている様は、見事としか言いようがない。
山道に沿って小川が流れ、畔には面白い花が咲いていた。群生地の中には巡回路があり、見所を
一周するようになっている。森は鬱蒼としてはいるが、所々陽が入って光っている。ミツマタは
山の斜面なりにあるので、森が黄色くうねっているようで素晴らしい。今迄このような群生は
見た事がなく、わざわざ行った甲斐はあった。
ミツマタを堪能した後、高速を走って、とみかも山公園かたくりの園に行った。ここでは山の斜面に
カタクリの群生を見る事が出来る。山を尾根伝いに歩くと、彼方此方にカタクリの群生地があるが、
今回は行かなかった。山道を歩く途中には、コブシやサンシュユも咲いていた。カタクリの群生地
付近では、ニリンソウやアズマイチゲもカタクリと一緒に咲いている。群生地に来ると、カタクリが
斜面にびっしりと咲いていて、それは見事だ。木の間から差す陽が、木の陰を作ってカタクリを
照らしていて、なかなか面白い。
その日差しが当たったカタクリは、光り輝いて素晴らしい。行った日辺りが、丁度満開のようで、
斜面には所狭しとカタクリが咲いていて、訪れていた多くの人を楽しませていた。また、天気も良く、
もってこいの日差しが、カタクリをより引き立たせていた。
山を下りた所には、野草の園があり、キクザキアズマイチゲやエビネが咲いていた。そして、
池の周りでは、河津桜が満開になっていて、素晴らしかった。
駆け足で2個所歩いたが、満開の春の花を満喫した。
上野公園のオオカンザクラ
花見前の新宿御苑
3月15日に、花見前の新宿御苑へ行った。目的は、この時期に咲くハンモクレンだ。新宿門を入ると、
直ぐ左に大きなハクモクレンが目に入る。今年も真っ白な大きな花を、見事に咲かせていた。日差しも
あって、白い花びらが透けて光り輝いていた。
日本庭園に出ると、上の池の向こうにカンザクラが見える。橋を渡った所には、アセビの花が、撓わ
に咲いていて、素晴らしい。近くにはツバキの花も咲いていて、メジロも来ていた。
そこから、カンザクラの方に向かうと、フキの花とカンザクラのコラボが見られた。カンザクラの
向かいには、咲き出したボケの花が綺麗だった。
カンザクラの下には、人が大勢いて、写真を撮ったりしていたが、大方は外国の方だった。花の
方は終わりに近く、花びらが落ちて、赤いおしべが目立つ所も多かった。とは言え、まだまだ見応
えがあって素晴らしかった。近くにはカンヒザクラも咲いていた。
その先の、旧御凉亭の向かいにも、大きなカンザクラが、時期は遅いが見事に咲いていた。
中の池に出ると、また違う桜が綺麗だった。銘板がなかったので、名前は判らず。そこからは、
シュゼンジカンザクラが、見事に咲き誇っているのが目に入った。バックが工事中だったのが
残念だった。また、近くにはサンシュユが見事に咲いていた。
次に、桜園地に行った。まだ時期が早く、多くは咲いていなかったが、可愛らしい桜が咲いていた。
これも残念ながら、正確な名前は不明。そして、タカトオコヒガンも咲き始めていた。
そこからモミジ山に入ると、カエデの若葉が素晴らしかった。沢山の蕾もぶら下がっていた。
そして、中の池の畔に出ると、そこでもサンシュユが見事に咲いていた。
下の池に出ると、シダレザクラが咲き始めていた。そして、木の新芽が素晴らしい。また、近くに
カンヒザクラの大きな木があり、見事に咲いていて素晴らしかった。
そこから、シュゼンジカンザクラを見に戻った。遠くで見ても、近くで見てもとても素晴らしい。
当然のことながら、木の下は大勢の人で溢れていた。この桜はどこから見ても素晴らしい。
桜を堪能した後、旧洋館御休所に向かう。途中、何本かの桜を見たが、銘板なし。一つはヨウコウ
だろうか。洋館前では、いつもの様にミツマタが満開だ。
近くの花壇には、クリスマスローズが沢山咲いていた。また、ツバキカンザクラも咲いていた。
これには銘板が付いていた。
最後に、エコハウス前で咲き残りのウメを見た。シダレウメも咲き始めていた。
帰り際に、再びハクモクレンを見た。来た時にスルーした、ハチジョウキブシにも挨拶した。
そして、ハクモクレンは何度見ても素晴らしかった。
目的通り、ハクモクレンに出会えて良かった。
早春の浜離宮
早春の浜離宮を、3月2日に訪れた。この時期は、梅と菜の花のコラボがあって素晴らしい。
園内は工事中の個所が多く、残念な所もあったが、綺麗な花はそんな事も忘れさせてくれる。
天気も良く、花は光り輝いていた。
大泉水へ廻ると、多くの鳥が、松の御茶屋の前に見られた。その近くには、復元されて間もない
鷹の御茶屋がある。まだ出来たばかりで、ピッカピカと言う感じだった。
最後に、花木園に行った。そこにも梅が素晴らしく咲いていた。汐留のビル群をバックに咲く
見事な梅の木もあった。その中に、何本かの緋寒桜も見られた。この時期、ハクモクレンには
少し早かったようで、残念であった。
浜離宮は、いつ来ても何かしら楽しめて、好きな所だ。外国からの観光客も沢山訪れていた。