「目黒川みんなのイルミネーション」が始まってから早1ヶ月。そこで、大崎の居木橋から五反田迄
全行程を歩いてみた。今年の違いは、写真の護岸を照らす青い線が増えたのと、橋を照らす照明が
増えた事か。基本的にピンク一色の冬の桜というコンセプトなので、それ程華やかさは感じられない。
また、特に周辺の店舗が盛り上げている風でもないので、訪れる人は相変わらず少ない。それでも、
五反田のさくらテラス前は、電球色でちょっとは華やいでいる。これだけのLEDを、近在の企業からの
廃油で賄っているのは、良い企画だと思う。
ゲートシティ前の球体の照明やスノーマンは、これに合わせたゲートシティの独自企画となっている。
また、川岸のビルの上からの眺めは格別だ。と言っても、見る人は他にいなかったが。余りに訪問者が
少ないので、この企画は止めてしまわないかと心配だ。目黒の青の洞門は人が多過ぎて中止となった
様だが、こちらの方は少な過ぎて中止にならない様に願う。
2017年12月7日のアーカイブ
晩秋の浜離宮
11月26日の日曜日に、晩秋の浜離宮へ行った。日曜日とあって、紅葉狩りツアーらしき団体が、多く
訪れていた。季節的にまだ早いと思ったが、結構晩秋を楽しむ事が出来た。
今回は、大手門から入園して右回りに歩いた。まず目を引くのが、大きなケヤキ。全体が紅葉して、
青空に良く映える。先にはイチョウの黄葉。そして、見事なモミジ。その前には大勢の人だかりが
出来ていた。
潮入の池周辺には、沢山のツワブキが、黄色い花を満開に咲かせている。池の反対側に行くと、中の橋
近くにアオサギとウミウを見つけた。対岸には真新しい松の御茶屋と雪吊りが見える。手前には沢山の
カモの姿があった。
横堀に廻ると、別のアオサギもいた。海の方を見ると、丁度水上バスが乗り場の方へと向かっていた。
海手お伝い橋の近くには、ウミウが数羽いて、時々潜って狩りをしたり、羽を干したりしている。
これはいつもの光景だが、これを見るのもここでの楽しみの一つだ。
さらに歩くと、黄色い実を沢山付けた木があった。その先水上バス発着場を過ぎた所には、サザンカの
花が沢山咲いていた。そこから、花木園に行くと、十月桜が満開で見事だった。花が小さくて、余り
目立たない桜だが、これは花が咲いているのが良く分かった。庭園を一周して退園したが、外の堀には
石垣の隙間から生える木の紅葉があり、面白かった。
天気が良いと、ここまで散歩に来るが、広々として気持ちが良い所で、気に入っている。